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「いずっぱこジオトレイン」沼津商業高生 ヘッドマーク制作、伊豆の魅力PR

 伊豆箱根鉄道と美しい伊豆創造センターは、沼津商業高(清水町)の生徒の協力を得て、特別列車「いずっぱこGEO TRAIN(ジオトレイン)」を駿豆線(三島―修善寺)で運行している。生徒はジオスポットの見どころや説明を記載したシールとオリジナルのヘッドマークを制作した。このほど修善寺駅で開いた式典で、関係者がテープカットをして運行を祝った。

オリジナルヘッドマークを取り付けた「いずっぱこGEO TRAIN」=伊豆箱根鉄道修善寺駅
オリジナルヘッドマークを取り付けた「いずっぱこGEO TRAIN」=伊豆箱根鉄道修善寺駅

 地域研究講座を受講する3年生3人が、ジオスポット16カ所を紹介する全20種類のシールを作った。サイズは縦約10センチ、横約40センチで、車内の窓に貼り付けている。シールには考案したキャッチコピーも記載。実際にスポットを訪れて撮影した写真もあるという。
 また、情報ビジネス科マルチメディアコース2年生がデザインした68センチ四方のヘッドマークを車両の前後に取り付けている。
 式典で、3年の杉山惺士[さとし]さん(17)は「伊豆半島には魅力ある所が多いので、多くの人に足を運んでほしい」と呼びかけた。同鉄道の田中公浩駿豆線管理所管区長は「海外の観光客にも伊豆半島をアピールしたい」と意気込んだ。
 特別列車は1日2~10往復する。地元の高校生とコラボしたジオトレインの運行は、2019年から実施していて今回で6回目。
 (大仁支局・小西龍也)

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