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浜松大河ドラマ館、展示内容更新 井伊直政の風格、衣装で表現

 浜松市中区の「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」は27日、展示内容を更新した。遠江出身で四天王に出世した井伊直政の甲冑(かっちゅう)、家康と敵対する茶々の着物や鉄砲など、ドラマ終盤に向かうストーリーの解説資料と撮影道具を公開した。

井伊直政の衣装の変遷を紹介するコーナー=浜松市中区の浜松大河ドラマ館
井伊直政の衣装の変遷を紹介するコーナー=浜松市中区の浜松大河ドラマ館

 衣装は5点を更新した。板垣李光人さん演じる直政のコーナーは、初登場時の踊り子装束に加えて新たに初期の甲冑と成長後の平服を並べた。数々の戦功を収めて風格を増していく様子を衣装でどう表現しているか、パネルで解説している。甲冑は11月3日から直政の象徴「井伊の赤備え」に入れ替える。
 茶々の生涯を深掘りした展示品も充実させた。秀吉の側室となって家康と再会する場面の着物は、今回のドラマで最も豪華に作られた衣装の一つ。4Kシアターでは茶々を演じる北川景子さんの浜松ドラマ館限定インタビューを放映していて、狂気を含んだ演技の舞台裏が語られている。
 28日は敷地内で手筒花火(午後6時)や和太鼓演奏(午後5時)、縁日(午前10時~午後7時半)などの無料イベントを行う。

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