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不祥事根絶へ臨時校長会 静岡市教委 法令順守の徹底指示

 相次ぐ教員の不祥事を受けて、静岡市教育委員会は1日、同市葵区与一の市教育センターで綱紀粛正のための臨時校長会を開いた。市立小中高の校長120人が出席。関係者によると校長会は通常毎年4回定例で開かれるが、臨時の校長会は極めて異例という。
 会議の冒頭、赤堀文宣教育長は「静岡市の教育、学校がピンチに立たされている。市民からの信頼は著しく低下している」と訓示。市教委幹部が、最近立て続けに発生した教員の不祥事2件について説明した。
 市教委では5月、清水区の小学校に勤務する女性教諭が授業中に離席した児童に対して、粘着テープを使って太ももを椅子に固定するなどの不適切な指導があったことが発覚。また、直後には富士市内のリサイクルショップで、40代女性の太ももを触るなどの痴漢行為をしたとして県迷惑防止条例違反の疑いで静岡市立小教諭の男が逮捕された。
 会場からは特に質問や意見は出ず、市教委からは教育現場での法令順守の徹底などが指示された。

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