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富士で「招福展」 伝統技術に触れる 麦わら細工体験も

 伝統技術に触れる展示販売会「和でつながる日本のお正月 招福展」(伝統屋暁主催)が7日、富士市今泉のふじさん住宅モデルハウス「庭の棲」で始まった。15日まで(火・水曜休み)。初日は麦わら細工を体験するワークショップを開いた。

麦わら細工の編み方を指導する辻享子さん(左)=富士市今泉
麦わら細工の編み方を指導する辻享子さん(左)=富士市今泉

 麦わら細工職人辻紀子さんと享子さん(伊豆市)はひし形に編み込む大森細工の技法で制作したウサギやだるまの作品などを出展。ワークショップでは享子さんが2種の編み方を使ったリースの作り方を来場者に教えた。
 このほか伝統屋暁(富士宮市)は玉鋼や越前和紙のアクセサリーなどを並べた。日本人形や郷土玩具の収集家でもある凧(たこ)絵師林直輝さん(富士市)は自身のコレクションから招き猫やだるまを展示。林さんは「伝統工芸品を気軽に暮らしに取り入れるきっかけになれば」と語った。

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