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テーマ : 川根本町

川根地域「144時間耐久サッカー」挑戦 9月、世界記録3000人目標

 川根地域(島田市川根町、川根本町)でサッカーを通じた地域振興プロジェクトが進行している。地元住民らが中心となり、参加者3千人を目標に9月17日から6日間(144時間)フルコートで11対11のサッカーを途切れることなく続ける“耐久サッカー”に挑む。2016年にチリで達成された120時間、参加者数2357人の世界記録更新を狙う意気込みだ。

世界記録更新へ意気込みを語った石原一則代表(右)とMarco.さん=川根本町
世界記録更新へ意気込みを語った石原一則代表(右)とMarco.さん=川根本町

 企画したのは、地元の住民有志や埼玉県に活動拠点を置くフリースタイルフットボールチーム「球舞」らでつくる「SUN川根スタンドアップ!プロジェクト」(石原一則代表)。球舞代表のMarco.さんは15年ほど前から島田市川根町のイベントにパフォーマーとして参加し、地元住民と交流を深めてきた。人口減少で地域経済に陰りが見える中、川根地域の活性化に貢献できないかと地元の小学校で校長を務めていた石原代表に呼びかけ、同プロジェクトチームを立ち上げた。
 10分以上プレーし、1回でもボールに触れれば出場とみなされる。会場は町営徳山グラウンド(旧中川根第一小)。小学生以上が出場可能で参加の受け付けは7月下旬ごろから公式ホームページで始める。運営資金を募るクラウドファンディングも実施予定。7月5日正午から24時間挑戦するプレイベントを開催する。
 石原代表は「出場したら終わりではなく、足を延ばして川根の良さに気付いてもらうことで関係人口を増やせるチャンスでもある」と強調。Marco.さんは「サッカーはボール一つでつながるスポーツ。川根に集まった力を世界にまで広めたい」と意気込んだ。
 (島田支局・池田悠太郎)

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