3小学校再編 学校設置条例を一部改正 川根本町議会可決
川根本町が町内の小中学校を再編して、2024年春に義務教育学校を2校開校する計画を巡り、町議会は13日の9月定例会で町立学校設置条例の一部改正案を原案通り可決した。
町は9年制の義務教育学校を中川根地区と本川根地区にそれぞれ開校する方針。中川根地区はまず、3小学校(中川根第一小、中川根南部小、中央小)を再編して来年4月に新しい小学校の開校を予定しているため、条例の改正が必要だった。小学校は24年に中川根中と再編し、義務教育学校が始まる計画だ。
改正では、3小学校を再編した新しい小学校の呼称を中川根小(仮称)とした。来年開校予定の同小学校は中央小(上長尾)の校舎を活用するため、所在地を中央小とした。
このほか、22年度一般会計補正予算案や犯罪被害者支援に関する条例制定案など10案件も原案通り可決、同意した。定例会最終日の27日に、21年度各種決算認定案の採決と一般質問を行う。