外国人に伝わるやさしい日本語練習 川根本町で教室
外国人にも伝わりやすい日本語を学ぶ「やさしい日本語教室」がこのほど、川根本町の山村開発センターで開かれた。外国人と地域住民の交流促進を目的に県が主催し、地域住民ら約20人が集まった。
多文化共生事業などを展開する「サステナブルタウン」の萩元直樹代表(38)が講師を務めた。参加者は小学校低学年でも分かる言葉を使うことや一文を短くすることなどポイントを学んだ。「避難場所」を「みんなが逃げる場所」に置き換えるなどの例文をやさしい日本語に置き換える練習も行った。
萩元さんは「やさしい日本語は子どもやお年寄りにも伝わりやすい。外国人に限らずみんなのために活用してほしい」と呼びかけた。