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テーマ : 川根本町

全国茶品評会「産地賞」 4年連続の掛川市、川根本町は3年ぶり 


 掛川市が4年連続 「日本一の茶どころを継続」
 掛川市は深蒸し煎茶の部で、4年連続の産地賞を受賞した。上位10位のうちの半数を市内の生産者が占め、産地賞受賞25回で全国最多の強さを見せた。
4年連続の産地賞受賞を祝う職員=25日午後、掛川市役所
 市役所では職員が横断幕を掲げ、受賞を祝った。市は4月、有機農業に積極的に挑戦する姿勢を示す「オーガニックビレッジ宣言」を行った。耕作面積が最大である茶を軸に推進している。久保田崇市長は「ことしも(産地賞を)取れて当然との声もあるが、努力あってのこと。日本一の茶どころを継続していく」とコメントした。   川根本町3年ぶり受賞 「努力が実を結んだ」
 川根本町は普通煎茶4キロの部で3年ぶりの産地賞に輝いた。受賞は16回目。2等までに同町の出品者4人が入賞し、川根茶の品質の高さを証明した。
産地賞受賞を喜ぶ生産者ら=25日午後、川根本町役場
 町役場では、受賞者と町職員ら関係者が横断幕を掲げて祝った。出品茶の製造を支援したJA大井川川根営農経済センターの横道将さんは「春先は難しい気候で栽培に苦労した年。生産者の努力が実を結んでうれしい」と喜んだ。
 吉報を受け、出張で不在だった薗田靖邦町長は「川根茶の高品質と伝統の製造技術が認められた証し。消費者の期待に応えられるように後押ししていきたい」とのコメントを発表した。

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