ツリーアートで大会盛り上げ 耐久サッカー直前 本川根小児童制作 彩り豊かに
川根本町の本川根小の児童は２１日、同町で２３～２６日に開催される「耐久サッカー」を盛り上げようと、地元で採れた植物を用いた高さ約２メートルのツリーを同町の大井川鉄道駿河徳山駅で制作した。花のアート作品を手がける志村大介さん（４６）＝東京都＝から指導、協力を受けた。
４～６年生２１人がヒバの木にモミジや茶の木、稲などを飾り付けた。同校と交流のある埼玉県の清久小児童が今回のために制作した直径約２メートルのリースも同駅に運ばれ、本川根小児童がモミジや茶の木を差し込み彩りを加えた。
ツリーとリースは２２日に耐久サッカーの会場となる旧中川根第一小（同町徳山）に移され、２６日まで展示される。志村さんは「川根本町が持つ自然の魅力を感じられる作品。地元だけでなく県外から来た人にも楽しんでもらいたい」と期待した。
耐久サッカーはＳＵＮ川根スタンドアップ！プロジェクトが主催し、選手が交代しながら１１対１１のサッカーを途切れることなく日夜続け、「サッカーのエキシビションマッチに参加した最多人数」のギネス記録更新を狙う企画。２０日の時点で２２１０人から参加申し込みがあり、記録まであと１４７人と迫る。
（島田支局・白鳥壱暉）
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