茶況(2月21日)茶の入れ方 中学生に指導 川根茶業青年団が教室
地元基幹産業の川根茶に親しんでもらおうと、川根茶業青年団はこのほど、川根本町の中川根中でお茶の入れ方教室を開催した。
毎年の恒例事業で川根地区の小中学校を対象に実施している。中川根中の教室では団員7人が講師を務めた。会場には高級煎茶から玄米茶、くき茶、ほうじ茶など8種類の茶が用意され、2年生22人は種類によって適切な湯の温度や抽出時間があることを学んだ。茶の濃さと量が同じになるように少しずつ注ぐ「まわし注ぎ」を実践して、茶を味わった。
講師として参加した南園製茶(同町)の南健太郎さんは「子どもたちには、世界に誇れる川根茶の産地で生まれ育ったことを誇りに思ってもらえたらうれしい」と話した。