市町職員を対象にサイバー犯罪解説 静岡県警
静岡県警はこのほど、自治体職員のサイバーセキュリティー意識を高めることを狙った専門講話を牧之原市と川根本町で行った。両市町の総務部門幹部らを対象に、県警サイバー犯罪対策課の担当者がサイバー犯罪の脅威と効果的なセキュリティー対策を解説した。
県警と県、市町で1月に構築したネットワーク「サンコウチョウ.net」に基づき、連携のさらなる加速を目的に初開催した。
13日に牧之原市役所榛原庁舎であった講話に先立ち、同課の戸塚浩之課長が「自治体被害のサイバー犯罪は本県でも確認されている。皆さんが危機感を持ち、対策強化を重要視してくれる姿勢に感謝する」とあいさつした。参加職員は「標的型メール」の模擬受信も体験し、対処要領についても具体的に把握した。