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テーマ : 川根本町

大井中出身の同級生が作品展 29日まで島田

 本川根町立大井中(現・川根本町立本川根中)出身の同級生6人による作品展が23日、島田市のしずぎんギャラリー四季島田で始まった。29日まで。風景写真や油彩画、色和紙で描くちぎり絵など力作が約65点並ぶ。

前田さんのちぎり絵作品を鑑賞する息子の和則さん(左から2人目)と同級生ら=島田市のしずぎんギャラリー四季島田
前田さんのちぎり絵作品を鑑賞する息子の和則さん(左から2人目)と同級生ら=島田市のしずぎんギャラリー四季島田

 作品展は前田幸子さん=享年(81)=の長男和則さん(55)の一言がきっかけで企画がスタートした。和則さんは「母親が生前に趣味で制作していた、ちぎり絵を披露する場を用意したい」と、幸子さんの同級生池下晶也さん(83)に相談。油彩画愛好家の池下さんは、ほかの同級生にも声をかけ、さまざまな分野で創作活動に励むメンバーと一緒に今回の作品展が実現した。
 幸子さんのちぎり絵は15点展示され、富士山を囲む雲海や熊野古道などを題材に描かれている。和則さんは「親孝行ができたと思う」と笑顔で話した。午前10時~午後4時。
 同ギャラリーは3月で閉館し、約20年の歴史に幕を閉じる。今回の作品展は閉館前最後のイベントになる。

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