本川根小児童 駅カフェ 大鉄青部駅 魅力再発見へ企画 菓子や雑貨販売 全線復旧へ募金も
川根本町の本川根小児童は30日、同町の大井川鉄道青部駅でお菓子や雑貨を販売する駅カフェを開催した。大鉄の一部区間での運休が続き使われなくなってしまった青部駅の魅力を再発見しようと同校児童が企画した。
同町産の抹茶を使ったラテやマフィンがふるまわれたほか、同校児童が考案したキャラクター「茶子(ちゃこ)ちゃん」をデザインしたプラ板が手に入るガ茶(カプセルトイ)も展開された。大鉄復旧に向けた募金活動も行った。同校5年の小沢蒼さん(11)は「多くの人が来てすぐに完売したので驚いた。たくさん募金してくれてうれしい」と話した。
駅カフェに合わせ同日、大井川鉄道全線復旧を支援する会主催のチャリティーバザーも同駅で開催された。町民が不要品や自宅で採れた野菜、手芸品などを持ち寄った。収益金は大鉄復旧のために充てられる。
(島田支局・白鳥壱暉)