原谷配水池で安全祈願 掛川市や関係者 耐震性確保へ改修本格化
耐震性確保に向けた改修工事が本格化する掛川市本郷の原谷配水池で25日、安全祈願祭が執り行われた。市と市議会、施工業者の代表や地元関係者ら25人が参列し、安全を祈った。
水の供給の9割を大井川の長島ダム(川根本町)に頼る掛川市にとって、市内を流れる原野谷川の伏流水を蓄える原谷配水池は貴重な自己水源。既に仮設道路の敷設などを終えていて、2023年度は本体工事が本格化する。工期は22年8月~24年2月で、事業費は3億9200万円。
神事に臨んだ久保田崇市長は「掛川は古くから水に苦労してきた。生活を守る水だ」と強調した。