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大鉄復興願い菊川で歌謡祭 県連盟、浄財募り寄付

 静岡県大衆歌謡連盟は10日、菊川市の菊川文化会館アエルで「大井川鉄道復興祈願チャリティー」と銘打った歌謡祭を開き、集まった浄財を大井川鉄道に寄付した。牧野千恵子会長が「早く全線開通してほしいという気持ちを届けたい」と述べ、大鉄の鈴木肇社長に未開封の募金箱を手渡した。

大井川鉄道の鈴木社長に募金箱を渡す牧野会長(左)=菊川市の菊川文化会館アエル
大井川鉄道の鈴木社長に募金箱を渡す牧野会長(左)=菊川市の菊川文化会館アエル

 大鉄は2022年9月の台風15号で被害を受け、一部区間で運休が続く。連盟は4年ぶりに開催した歌謡祭の会場に募金箱を設け、出演者102人と観客から寄付を募った。鈴木社長は「復旧に全力を挙げているが、道筋が付いていない。応援を心強く思う」と謝辞を述べた。
 歌謡祭には杉本基久雄牧之原市長と長谷川寛彦菊川市長がゲスト出演した。杉本市長が橋幸夫さんの「この道を真っすぐに」で自慢ののどを披露したほか、長谷川市長もハーモニカで名曲のフレーズを奏でた。

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