テーマ : 牧之原市

新火葬場の建設、運営 牧之原市が吉田町、御前崎市と覚書締結

 牧之原市は22日、御前崎市、吉田町の2市1町を対象エリアに2028年度以降の供用開始を目指す新火葬場整備計画を巡り、建設や管理・運営に関する覚書を両市町と締結したと発表した。
 覚書は整備箇所や火葬炉の規模、負担割合などが主な内容。牧之原市は20日に吉田町、22日に御前崎市とそれぞれ覚書を締結した。
 整備地は県道菊川榛原線に隣接する約2万2千平方メートル(牧之原市勝俣)。運営は吉田町牧之原市広域施設組合が担い、御前崎市は同組合に運営を委託する。建設費は約20億円を想定し、負担割合は牧之原市が45%、吉田町が25%、御前崎市は30%。牧之原市は24年度当初予算案に用地測量費などで3800万円を計上している。
 御前崎市は建設費と地域振興費を合わせて、推計約7億5千万円を負担する。ただ、同市の柳沢重夫市長は、覚書の詳細内容について事前に市議会や市民に説明できていないという。同市議会は3月14日の総合開発計画策定特別委員会で覚書の内容について、市の財政状況を踏まえながら妥当性を議論する。

いい茶0

牧之原市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞