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牧之原市長、新火葬場覚書巡り「手続きに瑕疵ない」

 牧之原市の杉本基久雄市長は8日の市議会2月定例会一般質問で、同市と御前崎市、吉田町の2市1町を対象エリアとした新火葬場整備計画について関係市町と管理や運営方法を取り決めた覚書に関して「手続き上に瑕疵(かし)はない」と述べた。太田佳晴氏への答弁。
 杉本市長は牧之原市議会に対しては関係市町との協議状況説明をこれまで12回にわたり行ってきたとして、「覚書の内容も市議会への説明とともに関係市町の首長間で合意した」と述べた。太田氏は御前崎市では議会への説明が足りず反発が起きているとして「御前崎市の動向によっては大幅な変更が生じる」と指摘。杉本市長は「仮定の話は控えたい」とした。
 このほか杉本市長は建設に関わる負担割合は人口規模に加え、近年の火葬件数や死亡者推計を踏まえ算出したと説明。牧之原市が両市町とそれぞれ広域施設組合を組織して稼働している2施設を統合することで生じる対象エリアの変更に関しては、各組合で規約変更して対応する方針であると述べた。
 (榛原支局・足立健太郎)

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