テーマ : 牧之原市

カメの外来種 生息状況知ろう 牧之原、親子連れ参加

 牧之原市はこのほど、市内の河川に生息するカメの生態調査を実施した。親子連れ約30人が参加し、外来種の生息状況や環境保全の大切さを学んだ。

市内に生息する外来種の生態などを学ぶ子どもら=牧之原市内
市内に生息する外来種の生態などを学ぶ子どもら=牧之原市内

 イベントには同市で自然保護を展開している「自然回復」と「カメハメハ王国」が協力した。参加者は市役所榛原庁舎近くを流れる勝間田川に向かい、捕獲網を引き上げてカメを捕獲。この日の調査では今年6月に「条件付特定外来生物」に指定されたアカミミガメ(ミドリガメ)に加えクサガメといった外来種が確認された。自然回復のスタッフによる講演も行われ、外来種が繁殖した経緯や在来種を守る必要性を学んだ。
 同市では2017年から地域の保護団体と協働し、市内河川の生態調査や防除などの外来種対策を展開している。

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