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茶娘姿で新茶を手摘み 地元の基幹産業に理解 牧之原市

 牧之原市東萩間の牧之原中の学校茶園で25日、茶摘み体験が行われた。地元基幹産業の学習を目的に同校が開校以来続けている恒例行事。同校生徒のほか牧之原小、牧之原保育園の児童や園児約250人が、もえぎ色に染まった茶園から新茶を丁寧に摘採した。

茶娘、茶息子姿で茶摘みを楽しむ生徒=牧之原市東萩間の牧之原中
茶娘、茶息子姿で茶摘みを楽しむ生徒=牧之原市東萩間の牧之原中

 子どもたちは約625平方メートルの茶園に広がって茶摘みを実践。中学3年生は赤い前かけにかすりの着物を着た茶娘、茶息子に扮(ふん)して、一芯二葉で摘み取った。牧之原中3年の小林姫奈さんは「お茶はずっと身近な存在だった。今後もお茶を急須に入れて飲む習慣などを大事にしたい」と話した。
 摘採した生葉は製茶後、5月下旬頃に東名高速道牧之原サービスエリア下りで販売するという。

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