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送迎バス安全装置 設置完了は10月に

 静岡市は29日、牧之原市の通園バス園児置き去り死事件をきっかけに義務化された安全装置について、市内の保育施設の送迎バスへの設置が、当初完了を見込んだ9月末から遅れることを明らかにした。
 市内で送迎バスを運行しているのは私立の30施設計66台。このうち、8月末までに61台が設置済みで、未設置の4施設(計5台)も9月末までに設置が完了する見込みだった。29日時点で2施設計3台が依然未設置となっていて、月内の設置は困難という。市幼保支援課によると、業者の作業が混雑している影響を受けていて、10月20日ごろには完了する見込み。

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