吉田町の記事一覧
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吉田町水防センター 大井川河口備え強化 地域防災、人材の確保を【解説・主張しずおか】
吉田町は駿河湾と大井川河口に面する同町川尻の沿岸部に今年、水害を軽減するための拠点として「吉田町水防センター」を設けた。平時は住民憩いの場としての活用を促すが、有事には水防活動を担う地元消防団の拠点となる。近年風水害が激甚化、多発化していることを踏まえ、施設の充実は防災対策に不可欠だ。加えて自治体や関係機関と一体になって活動する人材の確保が課題となっている。 同センターは国土交通省が洪水時の緊急対応を迅速に行うために整備した「大井川川尻地区河川防災ステーション」の中にあるコンテナ型の施設。電力は太陽光と風力による独立電源を採用した。一部のコンテナは取り外しが可能で、避難所などへ移して電力
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流域治水、企業が学ぶ 国交省が取り組み紹介 吉田町
吉田町と国土交通省静岡河川事務所はこのほど、流域治水対策について学ぶ講習会を、オカモト静岡工場(同町)で開いた。 近年頻発する水害に対して、大井川流域に位置する企業についても対策強化を推進していくことを目的に、初めて開催した。国交省静岡河川事務所の職員が講師を務め、町職員やオカモトの社員が参加した。 講習会では流域治水の基本的な考え方や各地で進む対策事例について紹介したほか、大井川の氾濫で予想される浸水想定区域などを示し、地点別浸水シミュレーション検索システム(浸水ナビ)の活用方法などを解説した。 現在、同工場では治水対策として防水壁などの建設を進めている。
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参院選静岡選挙区 主な遊説日程(7月1日)
変更の可能性あり。 【舟橋夢人氏】未定 【鈴木千佳氏】午前10時、ホームプラザナフコ島田店前交差点(島田市)▽午後2時、道の駅川根温泉付近(川根本町) ◇選挙事務所<電054(245)2244> 【山本貴史氏】予定なし 【山崎真之輔氏】午前11時半、イオンタウン浜岡前(御前崎市)▽午後6時、JR西焼津駅北口前▽午後7時半、片岡会館(吉田町) ◇選挙事務所<電054(204)2802> 【若林洋平氏】午前9時半、柏谷公園駐車場(函南町)▽午前11時10分、韮山農村環境改善センター(伊豆の国市)▽午後2時40分、アピタ大仁店(同) ◇選挙事務所<電054(270)4577>
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DX推進へ連携 島田掛川信金と吉田町、町商工会
吉田町と町商工会、島田掛川信用金庫は27日、中小事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に関する連携協定を結んだ。 3者は連携し、町内事業者の利便性向上と業務の効率化を目指し、DX推進に関する現状把握や課題収集に努めるほか、企業に対しての情報提供やDX導入に関する支援を行う。町役場で開かれた締結式には田村典彦町長、町商工会の増田学会長、同信金の市川公会長が出席し、協定書を取り交わした。 田村町長は「事業を発展させていくためにデジタル技術の活用は不可欠になっている。DXの重要性を広く周知していきたい」と話した。
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防災気象情報を解説 静岡気象台管理官「災害リスク理解を」 吉田
吉田町は26日、静岡地方気象台の紅林亘防災管理官を招いた防災講演会を町学習ホールで開いた。紅林防災管理官は「防災気象情報の利活用について」と題して講演した。 大雨による主な警報、注意報の種類や5段階からなる警戒レベルについて紹介し、取るべき避難行動を解説した。土砂災害や洪水の危険度を色分けして地図上で表示する気象庁の「キキクル(危険度分布)」の活用を呼び掛けた。 牧之原市の突風や熱海市の土石流など2021年に県内で発生した災害事例を示しながら「自分の住む地域が災害に対してどんな特性があるかを理解し、早急な避難行動をしてほしい」と話した。
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自転車運転ルール守ろう 牧之原・菅山小で教室
静岡県交通安全協会牧之原地区支部と牧之原署は21日、自転車交通安全教室を同市の菅山小で開いた。同校の4年生を対象に実技や座学の講座を行い、受講した児童に「自転車免許証」を交付した。 校庭に設けられた信号や一時停止の標識を設置したコース内を走行した児童は、自転車の適切なブレーキのかけ方や交差点上での安全確認の方法などを学んだ。交通安全指導員は「道路の左端を通ろう」「左右、後方を確認しよう」などと声を掛けた。座学では交通ルールについての講話やテストを実施した。中村帆花さん(9)は「車や歩行者に気を配りながら、安全に自転車に乗りたい」と話した。 同支部などは10月までに、牧之原市と吉田町の全1
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6議案可決、承認 吉田町議会が閉会
吉田町議会6月定例会は20日、最終本会議を開き、町介護保険条例の一部改正案など6議案を原案通り可決、承認し閉会した。
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16日に一般質問 吉田町議会
吉田町議会6月定例会は16日、一般質問を行い、6氏が登壇する。質問者と主な項目は次の通り。 中田博之①多文化共生支援▽平野積①第5次吉田町総合計画と吉田町まちづくりステップアップ行政評価▽山内均①地域公共交通への期待と住民生活の利便性向上▽八木栄①住吉海岸防潮堤②東名川尻幹線▽盛純一郎①吉田中の部活動改革と校則の見直し▽蒔田昌代①上水道の断水に備えた応急給水体制
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大井川の水防拠点確認 国交省と静岡県、吉田町が合同点検
本格的な出水期を直前に控え、国土交通省静岡河川事務所、静岡県、吉田町は13日、大井川の洪水被害を軽減するための合同点検を同町内で実施した。 同事務所の担当者らが大規模な水害が発生した際の活動拠点となる5月に完成した川尻地区河川防災ステーションの役割や機能を説明したほか、大井川右岸堤防の重要水防箇所を視察し、水防工法の事例や今後の整備方針などを共有した。同事務所の黒田雅司調査課長は「大井川は急流に加え、流路が網状で安定しない。危険な箇所も変化していくため、関係機関との連携を高め迅速な対応につなげたい」と話した。
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輪投げやヨーヨー 多彩な遊び楽しむ 吉田で体験イベント
吉田町の川尻地区の住民有志でつくる「かわしりっ子わんぱくサークル」は11日、地元児童を対象にした体験イベント「あつまれ!かわしりっ子まつり」を同町の川尻会館で開いた。会場にはヨーヨー釣りや輪投げ、紙鉄砲作りなどの体験ブースを設けた。児童はグループごとにブースを回り、多彩な遊びを楽しみながら、住民との交流を深めた。
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頂ーITADAKIー 音楽に満ちた極上空間【写真特集】
野外音楽フェスティバル「頂-ITADAKI-2022」(静岡新聞社・静岡放送共催)が4、5の両日、吉田町の県営吉田公園で開かれた。 新型コロナウイルス禍により2020、21年は開催を見送ったフェスが3年ぶりに復活。主催者、出演者、運営スタッフ、ボランティア、全国の「頂」ファンが祝意を胸に全面芝生の広場に集った。開催に当たり主催者は、手指消毒やマスク着用など感染予防策を徹底した。 延べ9600人の来場者は演奏に合わせてダンスしたり、地元飲食店の料理や酒を楽しんだり。音楽に満ちた極上の2日間を心ゆくまで楽しんだ。 3年ぶり野外フェス アーティストが演奏を披露するメインステ
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地域防犯貢献 19団体を表彰 静岡県協会連合会
静岡県防犯協会連合会(会長・川勝平太知事)は7日、2022年度総会を静岡市葵区で開き、地域防犯活動に長年尽力している19団体を表彰した。 県内各地区の防犯協会長や県警幹部ら約70人が出席した。功労団体の代表者に感謝状を手渡した出野勉副知事は「県警や関係機関、団体と連携し、地域の情勢に即した効果的な犯罪抑止対策を推進する」と述べた。 顧問の山本和毅県警本部長は「安全安心な社会は県民共通の願いであり、実現には官民一体の取り組みが不可欠」と述べ、自主防犯活動の継続的推進や特殊詐欺被害防止の呼び掛けへの協力を求めた。 表彰された団体は次の通り(カッコ内は地区名)。 本町交番管内地域安全推進員
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吉田の音楽フェス 静岡茶を発信 静岡県茶業青年団
静岡県茶業青年団は4日、吉田町で開催された野外音楽フェスの会場で、静岡茶をPRした。 県外の若い世代に静岡茶の魅力を発信しようと、今回初めてブースを設けた。会場内では県内産の茶葉を使った冷茶やかき氷、ティーバッグを販売したほか、出演者や来場者に向け呈茶サービスも行った。会場内に設けられた給茶スポットには長蛇の列ができ、多くの人々が静岡茶の魅力を堪能した。 松葉晟司団長(43)は「静岡茶のおいしさを知るきっかけとなり、消費促進につながればうれしい」と話した。PR活動は5日まで実施する。
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バイオ発電の燃料贈る フェス「頂」開幕 吉田町民、廃油集める
吉田町の田村典彦町長が3日、3年ぶりの開催となる野外音楽フェス「頂-ITADAKI―2022」(4~5日、静岡新聞社・静岡放送共催)の会場の県営吉田公園を訪れ、バイオディーゼル発電の原料となる廃油を主催者に届けた。 同フェスは環境への負荷を抑えようと、音響や照明など運営に必要な全電力をバイオディーゼル燃料(BDF)で賄う。町は広報誌などで廃油の提供を町民に呼び掛け、今回は約500リットルが集まった。 田村町長は「待ち望んでいたイベント。町のにぎわい創出につながっている」と話し、廃油を小野晃義プロデューサーに手渡した。 町は地域活性化につながる大型イベントを対象にした「吉田カムカム補助金
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補正予算案を可決 吉田町議会
吉田町議会6月定例会は3日、本会議を開き、低所得の子育て世帯に対する特別給付金事業費などを追加した一般会計補正予算案を、原案通り可決した。
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親子でハマる野外音楽フェス♪ 心と体に開放感【NEXTラボ】
開放的な空間で多彩なアーティストの演奏が楽しめる野外音楽フェスティバル(フェス)が、本格的なシーズンを迎えた。若者向けのイメージもあるイベントだが、近年は参加者の年齢幅が広がり、静岡県内会場でも家族連れの姿が増えている。新型コロナウイルス禍の中でも、主催者は世代を超えて愛されるフェスを目指し、子ども向け企画や過ごしやすさに配慮した運営に力を注ぐ。 増える家族連れ 過ごしやすく 5月中旬に富士市の「富士山こどもの国」で開催された「FUJI&SUN(フジ・アンド・サン)」は、子ども向けの広大な遊び場が会場。イベントとしての企画に加え、動物への餌やり体験や大型遊具の開放など、既存の設備を使った
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茶況(6月2日)選別買いの姿勢に徹す 静岡市中 県外産二茶
静岡市中の県外産二茶取引は、鹿児島県本土物が中心。現地から届く見本の親値はしっかりしているため、買い手の多くは様子見姿勢を崩さず、選別買いに徹している。 鹿児島県茶市場静岡斡旋所に届いた鹿児島二茶はさえみどりやゆたかみどり、やぶきた、あさつゆなど。親値は2000円周辺から1000円前後とまちまちだった。 県外産二茶を毎年仕入れる郡部問屋は「高値基調で推移している。今後の雨天で様変わりする可能性があるため、買い時を見極めたい」と話す。 県内では二茶生産に向けた準備が進む。初倉の生産者は「引き合いは強くないとみて、量より質を重視してミル芽摘採を心掛ける」と語る。 藤枝 二茶の摘採時期を
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7議案を上程 吉田町議会開会
吉田町議会6月定例会が1日、開会した。会期を20日までの20日間と決めた後、7議案を上程した。 このうち、国の原油価格・物価高騰対策の一環で低所得の子育て世帯に子ども1人当たり5万円を支給する特別給付金事業費などを追加した一般会計補正予算案は、3日に採決する。一般質問は16日を予定している。
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吉田の60代男性 カード詐取被害
吉田町の60代の無職男性が31日、年金庁職員を名乗る男らにキャッシュカード1枚をだまし取られたと牧之原署に届けた。現金が引き出されたとみられ、同署は特殊詐欺事件とみて調べている。 同署によると、同日午前10時半ごろ、男性宅に年金庁の職員をかたる男から「年金に誤差がある」「キャッシュカードを預かれば早く処理できる」などと電話があった。その後、男性宅に現れた同職員を名乗る男にキャッシュカード1枚を手渡したという。
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榛南自動車学校 30万円を寄付 牧之原市、吉田町に
牧之原市の榛南自動車学校は31日、地域貢献活動の一環として、牧之原市、吉田町に寄付金30万円を贈った=写真=。 路上教習で両市町の道路を使用していることから、感謝の気持ちと地域の発展を目的に毎年寄付を行っている。 この日は同社の水野悦裕社長が牧之原市役所相良庁舎と吉田町役場を訪れ、杉本基久雄市長と田村典彦町長にそれぞれ目録を手渡した。水野社長は「防災や防犯、教育などの面で活用してもらい、少しでも地域が明るくなれば」と話した。
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吉田町の魅力発信 事業拡大へ注力 まちづくり公社
吉田町まちづくり公社(三輪利夫理事長)はこのほど、本年度の定時社員総会を同町の北オアシスパークオアシス館で開いた。本年度の活動方針として、町の特産品を活用した魅力発信事業「よしまちべっぴん認定制度」の拡大を打ち出した。 総会では2021年度に行った環境保全や防災講座などの事業実績に加え、「うなぎ」や「しらす」などの同公社の認定特産品を活用した購入特典キャンペーンに、全国から約7千件の応募があったことを報告した。 本年度事業計画の重点項目については同キャンペーンの継続に加え、認定品目の拡大を盛り込んだ。
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和洋合作アート 慈善作品も販売 吉田で4日まで
吉田町で「書道一樹会」を主宰する小塩瀏蒼さんと小塩さんと親交のあるポーランド人アーティストオルギエルド・ズビホルスキさんによる共同作品展が4日まで、同町の北オアシスパークオアシス館で開かれている。ラテン語で「動き」「ジェスチャー」などを意味する「Motus(モートゥス)」をテーマに約20点を展示。オルギエルドさんが動きや揺れを表現したグラフィックに小塩さんが文字をしたため、一つの作品として完成させた。日本の四季を文字の配色やデザインで表現した力作などが来場者の目を引く。 会場ではロシアによる軍事侵攻でポーランドへ逃れたウクライナ避難民の支援を目的としたチャリティー作品の販売も行っている。
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手作り凧、青空に舞う 吉田町でまつり
第39回吉田町凧(たこ)揚げまつり(実行委主催)が29日、同町の県営吉田公園西側町有地で開かれた。参加者が会場で手作りしたたこや地元の伝統玩具「住吉凧」など、大小さまざまなたこが青空を舞った。 たこ作り教室では、ダイヤ型のたこや組み立てが簡単なビニールカイトに子どもたちが思い思いのイラストを描き、早速たこ揚げに挑戦した。戦国時代に連絡手段として使われたことが起源として伝わる住吉凧について学ぶ謎解きゲームも行われた。 まつりの開催は新型コロナの影響で3年ぶり。初の試みとして、たこにくくりつけたくす玉を割る「凧くじ」も行った。
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連覇に向け士気高める 吉田町チームが初会合【静岡県市町駅伝】
静岡市で12月3日に開催される県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の吉田町実行委員会は25日夜、町内で初会合を開いた。同町は前回大会、町の部で悲願の初優勝を果たした。連覇を目指し、関係者が士気を高めた。 町体育協会の杉本昇会長が実行委員長に就き、吉田中の中島克訓教諭が今年も監督を務める。会合では選手選考の時期や練習スケジュールなどを確認した。中島監督は「各年代で活躍が期待できる選手が多い。連覇に加え町の新記録達成を目標に、力を付けていきたい」と言葉に力を込めた。
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コロナ下の対応想定 静岡県総合防災訓練 第1回全体会議
静岡県と島田、牧之原、吉田、川根本の4市町は25日、9月4日に予定する県総合防災訓練の第1回全体会議を島田市で開いた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、訓練は3年ぶり。共通重点項目に新型コロナ流行下での災害対応を掲げた。市町の連携や物資、医療支援などの受け入れ、避難所開設の手順などを確認する。自主防災組織や自衛隊など85団体計約170人が訓練内容を調整した。 訓練は午前8時~正午。南海トラフ巨大地震が発生して広範囲で震度7の揺れがあり、沿岸部に大津波が襲来した想定で行う。島田市は津波被害が予想される牧之原市と吉田町からの避難者の受け入れを確認する。牧之原市の相良港では水上バイク隊による救
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自彊小児童が町長にV報告 牧之原地区の自転車大会
5月中旬に開かれた「交通安全子供自転車牧之原地区大会」(県交通安全協会牧之原地区支部主催)で優勝し、県大会に出場する吉田町立自彊小の児童が24日、町役場を訪れ、田村典彦町長らに結果報告と県大会に向けた抱負を述べた。 地区大会に臨んだ8人が優勝カップやメダルを手に役場を訪れ、これまでの活動報告や県大会への意気込みを一人ずつ述べた。個人、団体で2冠を達成した6年の藤浪未羽さんは「実技があまり得意ではないので、練習を続けて本番に備えたい」と話した。田村町長は「県大会での活躍を楽しみにしている。がんばって」と激励した。 県大会は7月に静岡市で開かれる予定。
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鳥獣保護功労5人に感謝状 環境省表彰、静岡県が伝達
静岡県はこのほど、環境省の「愛鳥週間野生生物保護功労者表彰」を受けた県内在住の受賞者に表彰状を伝達した。 県猟友会長の金沢俊二郎さん(79)=静岡市清水区=が林野庁長官感謝状を受けた。県内の林野庁長官感謝状受賞者は9年ぶり。金沢さんは27年間にわたり、違法な捕獲の取り締まりや狩猟者への安全指導などに取り組んだ点が評価された。 いずれも県鳥獣保護管理員の藤井建彦さん(68)=下田市=、岩堀博行さん(72)=吉田町=、勝間田栄さん(76)=小山町=、山本誠次さん(49)=富士市=の4人が環境省自然環境局長感謝状を受けた。 伝達式を県庁で開き、県くらし・環境部の高畑英治部長が受賞者に感謝状を
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会場の写真撮影担当 白鳥喬士さん 記録に残す地域の愛情【フェスを支える 3年ぶり「頂」➃完】
ステージの内外にあふれる熱気と感動、笑顔-。静岡市葵区でウェブサイト制作会社を経営する白鳥喬士さんは、カメラクルーを率いて記録写真を残す。 ◇ 静岡県内でライブなどの手伝いをしてきた縁で、初回から写真を任されてきました。7人ほどの担当者が会場に散って、フェスの隅々にまでカメラを向けます。いつも1人3万回はシャッターを切ります。 アーティストの熱演や来場者の鑑賞スタイル、会場の電気をまかなうための廃油を地域の人が持ち込む様子などシーンはさまざま。このフェスに出掛けてみたい、と思わせるようなカットを心掛けています。 フェスの撮影は、来場者の迷惑にならないところに控え、演奏中の移
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記者コラム「清流」 防災とにぎわい
この地での生活では、海という存在を意識しない日はない。美しい景観や心地の良い波音に普段は癒やされてばかりだが、大きな地震が起これば我々の生活に牙を向く。 吉田町で国と連携して整備が進められていた川尻工区の防潮堤事業が完了した。同町は防災と地域活性化を両輪で進める「シーガーデンシティ構想」を掲げており、防災機能の根幹を担う11.8メートルの防潮堤上部は海浜回廊として整備したほか、隣接地には多目的広場や眺望を楽しめるデッキスペースを構えた。 事業の節目を迎え、次なる課題はこれらの施設をどう町民に活用してもらうかだ。にぎわい創出には民の力は不可欠。構想の具現化に向け、一体となった取り組みを期待
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発電機器の整備担当 石田明彦さん 廃油活用、全電力カバー【フェスを支える 3年ぶり「頂」③】
建設用機械・器具などのレンタル・リース会社「アクティオ」の静岡支店(静岡市葵区)の課長代理。参加者らから集めた廃油を精製したバイオディーゼル燃料(BDF)で会場内の全電力をまかなう「頂」の、発電設備を一手に担う。 ◇ 「頂」は2008年の第1回から、環境への負荷が低いBDFで運営するというコンセプトを掲げていました。私が関わるようになったのは、日本平が会場だった第2回から。当時、BDFを導入する野外フェスはありましたが、全電力となると前代未聞でしたね。 16年から、集めた廃油で開催2日間の全電力をまかなえるようになりました。ステージの音響や照明だけでなく、飲食のブースやトイレに
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ケータリング担当 内田智久さん、久美子さん パフォーマンスの源に【フェスを支える 3年ぶり「頂」②】
焼津市本町のカフェ「新屋食堂アヤナイ」の内田智久さん、久美子さん夫妻は2012年から、スタッフや出演者の胃袋を満たしている。智久さんは「今年も、皆が最高のパフォーマンスができるよう食でバックアップしたい」と心待ちにしている。 ◇ 提供するのは昼、夜合わせて約1300食。開幕1週間ほど前から設営に当たるスタッフにも弁当を届けます。徐々に会場が仕上がっていく様子とともに、私たちもチームの一員としてわくわくしてくるのです。 ケータリング会場はショッピングセンターのフードコートのようになっていて、無農薬の食材や自然由来の調味料を使った5、6種類のメニューから選ぶ仕組みです。かき込んで
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伊藤正裕さん キャンドルステージ制作、「魔法の光」ムード演出【フェスを支える 3年ぶり「頂」①】
静岡県内で2008年から続く野外音楽フェスティバル「頂-ITADAKI-」(BOOM BOOM-BASH主催、静岡新聞社・静岡放送など共催)が6月、吉田町で3年ぶりに開催される。新型コロナウイルス禍を乗り越えて復活する同フェスは、主催者や制作に関わる人の多くが県民で、全国に広がる「ローカルフェス」のお手本とされる。裏方を担う関係者に、それぞれの役割や開催に向けた思いを聞いた。 静岡市葵区のデザイン会社「サーモンデザイン」のアートディレクター。夕暮れ時の特別ステージ「キャンドルステージ」の制作に2016年から携わる。 ◇ 舞台のデザインを、出演者に合わせて毎年変えています。この
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自彊小A団体優勝、個人は藤浪さんV 子供自転車牧之原大会
静岡県交通安全協会牧之原地区支部はこのほど、交通安全子供自転車牧之原地区大会を同市の市B&G海洋センターで開いた。団体の部で吉田町立自彊小Aチームが、個人の部では同小の藤浪未羽さん(6年)が優勝した。優勝チームは7月に静岡市で開かれる県大会に出場する。 大会には牧之原市、吉田町の4小学校から計31人が出場。交通ルールを問う学科と、走行技術を競う実技を実施した。出場者は「右よし、左よし、後方よし」などの安全確認に努めながら、信号や横断歩道、障害物などが設置されたコースを走行した。 その他の主な結果は次の通り。 【団体の部】②吉田住吉小A③吉田自彊小B 【個人の部】②矢部陽佑(吉田自彊小
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静岡木工(吉田町) 杉本かづ行社長 モダン神棚で文化継承【キーパーソン】
神棚や神具の製造・販売を手掛け、昨年創業60周年を迎えた。現代の暮らしに調和する「モダン神棚」を主力商品に、動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用した神棚、神社文化継承に向けた情報発信や独自の販売活動に注力する。業界の現状を踏まえ、今後の成長戦略を聞いた。 -モダン神棚が支持を集めたポイントは。 「神棚に特化した事業を展開していく中、多様な住環境に合うような商品を求める声が多く寄せられた。県内のデザイナーや職人の協力を得ながら試行錯誤を重ね、シンプルかつ暮らしに安心感を与える要素を兼ね備えた神棚が仕上がった。不安もあったが、幅広い層の方々に受け入れられた」 -動画投稿サイトでの情報発信を
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安倍、菅氏が静岡県内入り 防災、原発で持論展開
安倍晋三、菅直人の両元首相が14日、相次いで静岡県内入りした。吉田町で開かれた防潮堤の完成式と静岡市清水区で行われた脱原発の講演会に、それぞれ出席した。 防潮堤完成式に出席した安倍氏は祝辞で、2013年の所信表明演説に触れ、「復興・防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心・地域活性化の三つの考え方」を示したと自身の政策をアピール。防災と地域活性化を両輪で進める吉田町の「シーガーデンシティ構想」を「私の考え方にのっとり、まちづくりを進めてこられた」と評価した。 11年に中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の全炉停止を要請した菅元首相は、清水区で講演した。ロシア軍のウクライナ侵攻で原発が標的に
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吉田町・川尻工区の防潮堤完成 大津波越流防ぐ 節目祝い式典
東日本大震災の津波被害を教訓に吉田町で建設されていた駿河海岸防潮堤(川尻工区)が完成し、同町と国土交通省静岡河川事務所は14日、記念の式典を現地で開いた。県第4次地震被害想定で示された同町の最大津波高(9メートル)の越流を防ぐため、防潮堤の高さを海抜11・8メートルに設定。同町が掲げる「津波防災まちづくり」の根幹を担う事業の節目を関係者が祝った。 防潮堤は吉田漁港以東の約1・5キロに整備した。天端部分は海浜回廊として活用し、沿岸部の新たなにぎわいの創出につなげる。 防潮堤整備は焼津市、吉田町、牧之原市にまたがる国直轄の「駿河海岸」の強化対策を協議した整備検討会の結果を踏まえて「粘り強い構
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浜岡原発の警備、関心高まる 周辺11市町 ウクライナ攻撃受け
静岡新聞社が中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)から半径31キロ圏内(緊急防護措置区域内)の11市町長を対象に行ったアンケートでは、ロシア軍によるウクライナの原発への軍事攻撃を機に、複数の首長が浜岡原発の警備態勢に関心を高めた実情も浮かんだ。新たな警備態勢を検討する国の動きを注視するとともに、平時のテロ対策や不正入構の防止策の徹底を求める意見も上がった。 国連常任理事国による国際法違反行為に強い懸念を表したのは、立地市の柳沢重夫御前崎市長。原子力の安全と安全保障の法律を連動させ、日本の原発の安全を守るとした岸田文雄首相の発言を引き合いに、「政府の動向を注視していきたい」と回答した。 田村典彦
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浜岡原発再稼働、容認ゼロ 周辺11市町首長アンケート
中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)が政府要請で全炉停止してから14日で11年が経過するのに合わせ、静岡新聞社は浜岡原発から半径31キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)内に位置する11市町の首長を対象にアンケートを行った。浜岡原発が原子力規制委員会の審査に「合格」した場合、再稼働を容認すると回答した首長は今年もいなかった。 脱炭素社会実現の必要性や世界的なエネルギー価格の高騰を背景に原子力利用を求める声もある中で、UPZ内の各首長が地元の原発には依然、厳しい見方を保っていることが浮き彫りになった。 アンケートは4月に実施し、全首長から回答を得た。規制委の審査で新規制基準を満たした場合、首長とし
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災害時電力供給で協定 吉田町とNTN 移動型電源を貸与
吉田町はこのほど、精密機器などの製造を手掛けるNTN(大阪府)と災害時における移動型独立電源の貸与協定を結んだ。有事の際に迅速な電力供給を実現し、町の防災力強化につなげる。 貸与されるのは同社が開発した移動型独立電源「N3 エヌキューブ」。風力や太陽光などの再生可能エネルギーでの発電が可能で、トラックなどに積載し電源を必要とする避難所などへ移送することができる。同町が川尻地区の沿岸部に整備した水防センターの電力源に同製品を採用したことを機に、協定が実現した。 町役場で開かれた締結式で田村典彦町長と同社の梅本秀樹自然エネルギー商品事業部長が協定書を取り交わした。田村町長は「災害時の安全を担
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静岡人インタビュー「この人」 松浦弘季さん(吉田町)県高校野球連盟理事長に就任した
初任地の熱海高を皮切りに榛原高、池新田高などで野球部監督や部長などを務めた。県高校野球連盟では理事、常務理事を経て現職。掛川西高の数学教諭で、野球部では副部長を担う。55歳。 -就任の抱負を。 「野球人口が減少し、高校野球の部員数も減っている。小中学生に野球の魅力を伝え、部員数確保に努めたい。加えて、現3年生は入学時からコロナ禍の影響で大会中止や部活動停止などが重なった。葛藤を抱えてきた3年生のためにも、高校野球をやってきてよかったと思ってもらえるような素晴らしい大会になるよう運営したい」 -取り組みたい課題は。 「秋や春の地区予選のやり方についてはさらに検討すべき課題だと思っている
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安全運転モデル15事業所を指定 牧之原安管協など
牧之原地区安全運転管理協会(大石智弘会長)と牧之原署は9日、本年度前期の安全運転管理モデル事業所への指定証交付式を同署で開いた。 指定を受けたのは牧之原市、吉田町の計15事業所。22年10月末まで、事業所内や地域で交通安全に対する啓発活動を展開する。各事業所の担当者は岩永政己署長から指定証の交付を受けた後、期間中の活動方針などが記載された安全運転管理実施宣言を確認した。 前期安全運転管理モデル事業所は次の通り。 【吉田ブロック】静岡うなぎ漁業協同組合▽東遠ガス熔材▽松本印刷▽ハイナン農業協同組合吉田支店▽高橋組 【榛原ブロック】静岡マツダ榛原細江店▽榛原総合病院組合▽中部プログレス▽
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丹精込めた盆栽30点展示 8日まで吉田町中央公民館
吉田町文化協会の盆栽教室による作品展が7、8日、町中央公民館で開かれる。 同公民館で月2回実施している盆栽教室に通う生徒ら15人が、丹精込めて育てたマツやモミジなどの盆栽30点を出品する。6日は出品者らが準備作業を行った。 開館は午前9時から。同協会盆栽部の石神公司部長(79)は「盆栽の姿や形に加え、春の芽吹きの美しさを感じてもらえたら」と話した。
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花の即売やスワッグ製作体験 吉田「オアシスまつり」
第30回吉田町みどりのオアシスまつり(同実行委主催)が29日、同町の県営吉田公園で開かれた。地域緑化を推進しようと多彩なイベントが催され、大勢の地元住民でにぎわった。 1992年に制定した「町緑のオアシス条例」に基づき、昭和の日に合わせて開催する恒例イベント。園内では花や植木の展示即売をはじめ、マリーゴールドの花苗の無料配布や花の壁飾り「スワッグ」の製作体験などが行われた。特設ステージでは静岡市消防音楽隊による音楽コンサートなども実施され、会場を大いに盛り上げた。
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災害時の要支援者 2町内会が名簿紛失 吉田
吉田町は27日、災害時に自力避難が困難な高齢者や障害者らを把握するために作成し、該当地域の町内会に配布している「避難行動要支援者名簿」について、2町内会が誤って紛失したことを明らかにした。 同町によると、紛失した名簿には登録者153人分の氏名や住所、電話番号、登録に関わる申請書兼個別計画に含まれる関係者の個人情報などが記載されている。町要配慮者避難支援計画に基づき、2018年度から作成しているという。 新年度の名簿更新に向けた回収作業の際、2町内会から名簿が見つからないとの申し出があった。同町によると、27日までに当該地域への不審電話は確認されていないが、対象者宅を訪問して状況説明などを
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特殊詐欺対策など事業計画を確認 榛南防犯協会
榛南防犯協会は26日、本年度の理事会を牧之原署で開いた。田村典彦吉田町長や岩永政己署長らが出席し、特殊詐欺被害防止に向けた活動の推進など、本年度の事業計画を確認した。 田村町長は「コロナ禍で生じた住民生活の変化を踏まえた対応が必要になってくる」とあいさつ。岩永署長は管内の昨年の刑法犯認知件数などを踏まえ「住民による献身的な防犯活動に感謝するとともに、関係機関の連携をさらに高め、地域の防犯意識を高めていきたい」と述べた。 理事会では「防犯に関する広報活動の推進」「特殊詐欺対策」「防犯ボランティア支援」「青少年の非行防止」などの項目を重点的に進めていくことを確認した。
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ビアパブ12年礎築く 呉服町タップルーム(静岡市葵区)横田史剛さん【しずおかクラフトビール新世㉓】
JR静岡駅は、徒歩圏内にビアパブやビアバーが約20軒ある。「日本一のクラフトビールシティー」と評価する声も聞こえる。 クラフトビールが今ほど認知されていなかった2010年、17タップを並べたビアパブ「ビールのヨコタ」を市役所近隣に開き、クラフトビールシティーの礎を築いたのが横田史剛さん(41)=吉田町出身=だ。2年前に「呉服町タップルーム」と名を変えた店は4月4日、12回目の誕生日を迎えた。 「30年は続けるつもりで始めた。まだ12年しかたっていないのかと」。ひょうひょうとしたキャラクターだが、大人数の来店をご法度とするなど、確固たる哲学を持つ。12年間の営業を経て、一人客の居心地を優先
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吉田町の古川橋、修繕完了 静岡県内初、国が代行実施
国土交通省中部地方整備局が吉田町に代わり修繕を進めてきた「古川橋」(吉田町住吉)の工事が完了した。21日、完了に伴う管理引き渡し式が町役場で開かれた。国による修繕代行事業の実施は、県内で初という。 町内を流れる湯日川に架かる古川橋(約55メートル)は1969年に建設。町からの要請を受けて、同省の「道路メンテナンス集団」が2019年に実施した直轄診断の結果、塩害による腐食などで高度技術を要する修繕が必要と判断されたため、21年8月から補修工事が行われていた。 式典では補修内容の報告を行ったほか、国交省中部地方整備局静岡国道事務所の飯田明弘副所長が、田村典彦町長に完成図などの書類を手渡した。
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紫鮮やか長藤見頃 吉田・林泉寺 24日からライトアップも
吉田町片岡の林泉寺で、長藤が見頃を迎えた。約20メートル四方の藤棚から長さ1メートルほどの花房が垂れ下がり、地域住民らの目を楽しませている。 寺によると、開花状況は例年より1週間程度早く、見頃は今月末までという。24日から30日の期間、午後8時までちょうちんによるライトアップを行うという。 長藤は1967年、牧之原市の東光寺から譲り受け、境内の山藤に接ぎ木したのが始まり。
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増田さん(榛原高)最優秀報告 ロボット甲子園・静岡中部大会
今年3月に開催したFA・ロボットシステムインテグレータ協会主催の「ロボットアイデア甲子園」(静岡新聞社・静岡放送後援)の静岡中部大会で、最優秀賞に輝いた榛原高3年の増田大夢さん=吉田町住吉=が20日、町役場に田村典彦町長を訪ね、受賞の喜びを語った。 静岡中部大会には志太榛原地域の高校生約40人が出場し、産業用ロボットの新たな活用方法をそれぞれ発案した。増田さんは建設業界の人手不足を補うため、人工知能(AI)の活用と機動性を重視した「建設共同作業ロボット」を提案した。増田さんは「将来、人の暮らしに役立つものを作り出せる仕事に就きたいと思っているので、発想力を評価してもらえてとてもうれしかった
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安全運転推進へ 吉田の事業所指定 牧之原署など
牧之原署と牧之原地区安全運転管理協会はこのほど、本年度の安全運転管理推進事業所のAGCテクノグラス(吉田町)に指定証を交付した。 同社の真鍋章総務担当部長が同署を訪れ、岩永政己署長から指定証を受け取った。真鍋総務担当部長は「従業員のほとんどが自動車通勤ということもあり、交通安全への取り組みは不可欠。社員一丸となって成果のある活動を展開したい」と決意を述べた。
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吉田町の新入学児に啓発品配布 牧之原署など
牧之原署と静岡県交通安全協会牧之原地区支部、榛南交通安全対策連絡会は11日、春の全国交通安全運動の一環として、新入学児童を対象に交通安全や防犯を呼び掛ける活動を吉田町の自彊小で行った。入学式に臨む児童や保護者に啓発品を配布した。 配ったのは筆記用具のほか、防犯ブザーや反射材など。岩永政己署長や田村典彦町長らが「車に気を付けて登下校してね」と呼び掛けながら啓発品を児童に手渡した。 啓発品は今後、牧之原市、吉田町の全小学校と県立吉田特別支援学校の新入学児童に配布するという。
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フォトコンテストの入賞作品展示 御前崎
御前崎市観光協会主催の「第18回御前崎フォトコンテスト」の入賞作品6点が5月8日まで、同市港の市観光物産会館「なぶら館」で展示されている。 「御前崎の魅力」をテーマに昨年10月から今年1月まで作品を募集し、26人から計53点が寄せられた。写真家と同協会役員が審査し、最優秀賞に選んだのは竹下俊一さん(掛川市)の「光のコラボ」。海を照らす御前埼灯台、天の川、月と夜空に輝く三つの光を撮影した。 この他、ウインドサーフィンや、御前崎港から望む富士山などを捉えた作品が入賞した。 入賞者は次の通り。 優秀賞 稲葉一広(掛川市)増田美恵子(御前崎市)和田鉄男(吉田町)▽特別賞 中村忠吉(牧之原市)
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常連、大物、新進…18組出演♪ 6月に頂、3年ぶり吉田公園で
6月4、5日に吉田町の県営吉田公園で開かれる野外音楽フェスティバル「頂-ITADAKI-2022」(BOOM BOOM-BASH主催、静岡新聞社・静岡放送など共催)の出演者が出そろった。2020、21年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて開催を見送った同フェスに、常連組、初出場の大物、新進バンドなど18組が集う。 夕暮れ時にろうそくの明かりがステージを彩る「キャンドルタイム」には同フェス初登場の奥田民生、PUSHIMが出演。EGO-WRAPPIN’、GOMA&The Jungle Rhythm Section、渋さ知らズオーケストラといった、08年初開催の「頂」の歴史を紡いだア
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交通安全に尽力 個人や地区を表彰 吉田町対策委
吉田町交通安全対策委員会(会長・田村典彦町長)はこのほど、2021年度町交通安全功労者表彰を町中央公民館で開いた。田村町長が地域の交通安全意識の向上に尽力した町民らに感謝状や表彰状を手渡した。 表彰を受けた個人、地区は次の通り。 【交通安全功労者】大石隆司、水谷薫、池ケ谷清子、故中川孝充、久保田敦史 【交通事故起こさないっこ競争】川尻区交通安全会
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野外音楽フェス「頂」チケット 吉田町返礼品に
吉田町は31日、ふるさと納税の返礼品として6月4、5日に県営吉田公園(同町)で開かれる野外音楽フェス「頂―ITADAKI―2022」の入場チケットを取り扱うと発表した。 チケット販売大手の「ぴあ」(東京都)がふるさと納税の業務を代行する。納税金額は2万5千円からで返礼品は1日入場券、2日入場券などの3種類。税の控除額によっては、実質2千円の負担でチケットが入手できるという。 受け付けは4月1日午前10時から、「頂」や「チケットぴあ」のオフィシャルサイトで開始する。
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川根本町と吉田町が連携 ふるさと納税の共通返礼品2種類開発
川根本町と吉田町は両町の地域資源を組み合わせたふるさと納税の共通返礼品を開発し、4月1日から両町で取り扱いを始める。地域資源を一体的に発信することで相乗効果を生み出し、地域活性化につなげる狙い。 返礼品は、川根本町の三ツ星オートキャンプ場の宿泊券と吉田町の食肉卸業「かねまる」が販売する県ブランド豚「金豚王」のロース・バラ肉のセット(寄付金額3万円)、ふじのくに川根本町ゆず協同組合の町産ユズを使用したポン酢と金豚王のしゃぶしゃぶ肉のセット(同1万円)の2種類。寄付金額3万円の返礼品は、キャンプ場の利用日に現地で受け取る。 事業開始を前に両町は30日、今後の共通返礼品開発に向けて連携を強化す
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地方創生SDGs金融表彰受賞 御前崎など5市町と島田掛川信金
内閣府はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた地方公共団体と金融機関の取り組みをたたえる「地方創生SDGs金融表彰」の表彰式をオンラインで行った。県内からは若者の地元就職と企業の雇用確保につながるプロジェクトを創設した、御前崎市など5市町と島田掛川信用金庫が受賞した。 受賞したのは他に牧之原市、藤枝市、川根本町、吉田町。各市町は、教育資金を同金庫から借り入れ、大学や専門学校などを卒業後に地元に定住して就職した人を対象に、借入金の利息分などを助成する。こうした助成制度を利用する若者に向けては、専用のホームページやSNSでインターンシップ(就業体験)や説明会といった地元企業の情
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小山城(吉田町)で桜ライトアップ 4月上旬まで
吉田町片岡の能満寺山公園で28日夜、桜のライトアップが始まった。明かりに照らされたソメイヨシノと小山城の織りなす幻想的な光景が、多くの人々を魅了している。 町産業課によると、園内にはソメイヨシノなど37本の桜が植えられている。週末の温暖な気候により一気に開花が進み、多くの桜は見頃を迎えている。 ライトアップは午後6時半から9時まで。桜の開花状況に合わせ、4月上旬まで実施する。
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740万円横領 元理事の男ら2人起訴 静岡地検
静岡地検は28日、牧之原市の社会福祉法人正廉会の資金を着服したとして、業務上横領の罪で藤枝市前島3丁目、元同法人の理事で団体職員の男(74)と、吉田町神戸、会社員の女(57)を静岡地裁に起訴した。 起訴状によると、2人は同法人の会計業務に携わっていた2016年1月20日ごろから20年1月20日ごろまでの間、共謀して109回にわたり、法人名義の預金口座から計約740万円を2人が管理する口座に送金し、横領したとされる。 同法人によると、2人は05年の法人設立時から会計職を担当。20年の内部調査で横領が発覚し、同12月に懲戒解雇したという。
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総合学習「吉田探究」児童が成果発表 町立中央小
吉田町立中央小で本年度、町独自の総合学習「吉田探究」の成果が次々と生まれた。3年生が地域の特産品を紹介する「うなぎパンフレット」、4年生が福祉について学んだ内容をまとめた「幸せカルタ」を製作し、町内の関係団体へ配布した。 同町では2020年度から町内の小中学校で、吉田ならではの要素を取り入れながら実践的に学習を行う「吉田探究」を推進してきた。各学年ごとに探究課題を設定し、児童生徒の課題解決能力を磨きながら、郷土愛を育んでいくことを狙いとしている。 3年生は身近な産業である「ウナギ」をテーマにした学習を行い、養鰻(ようまん)業が盛んだった地域の歴史や町内のウナギ店の情報などを記載したパンフ
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ウクライナ避難民支援 即興揮毫で寄付募る 書道団体代表・小塩さん、27日に吉田公園で
ロシア軍によるウクライナへの侵攻が続く中、吉田町の書道団体「書道一樹会」の代表を務める小塩瀏蒼さん(52)が、即興で文字をしたためて寄付金を募る活動を27日、県営吉田公園(同町)で行う。集めた寄付金は隣国ポーランドでワルシャワ日本語学校を運営し、現在ウクライナ避難民の救護活動に従事する坂本龍太朗さん(36)の活動支援に充てる。 小塩さんと坂本さんとの出会いは2017年。ポーランドで開かれた日本文化を紹介するイベントに、小塩さんが出演したことをきっかけに交流が始まった。その後2人は「一樹会」のヨーロッパ支部を立ち上げ、坂本さんは現地で日本語学校を運営する傍ら、同支部長として書道文化を広める活
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山田教育長を再任 吉田町議会閉会
吉田町議会3月定例会は22日、最終本会議を開き、2022年度一般会計当初予算案や山田泰巳教育長を再任する人事案など32議案を可決、同意し、閉会した。 山田教育長は2期目となり、任期は4月1日からの3年間。ロシアのウクライナへの軍事侵攻を非難する決議案を全会一致で可決した。5歳から11歳の新型コロナウイルスワクチン接種の慎重な運用を求める請願は不採択とした。
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チューリップまつり開幕 県営吉田公園、3月27日まで
吉田町の県営吉田公園で19日、春の訪れを告げる恒例イベント「チューリップまつり」が開幕した。今後見頃を迎える色鮮やかなチューリップが来場者を出迎える。27日まで。園内には約60品種、計8万本のチューリップが植えられている。同公園指定管理者のNPO法人しずかちゃんによると、冬の冷え込みにより例年に比べて1週間程度開花が遅れ、イベント終盤に見頃のピークを迎えるという。 初日はオープニングセレモニーのほか県警音楽隊による演奏が行われた。来場者は開花したチューリップの前で記念撮影を行うなどして、春の陽気を満喫した。イベント期間中は地元店舗などが地場産品などを販売し、休日は歌やダンスのステージイベン
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吉田町人事 谷沢理事が専任に 産業課「商工観光」「水産」分割
吉田町は18日、4月1日付の人事異動を内示した。全体の異動対象者は前年度とほぼ同規模の105人。企画課長を兼務していた谷沢智秀理事を専任とし、行政課題の円滑な推進を図るほか、シーガーデンシティ構想における多面的な体制強化のため、産業課の「商工観光水産部門」を「商工観光部門」「水産部門」と分割した。 主な異動は次の通り。 【理事級】理事(理事兼企画課長)谷沢智秀 【課長級】企画課長(都市環境課長)石間智三郎▽上下水道課長(生涯学習課長兼吉田町立図書館長兼吉田町中央公民館長兼吉田町総合体育館長兼吉田町学習ホール館長兼吉田町体育センター館長)内田宏一▽生涯学習課長兼吉田町中央公民館長兼吉田
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出勤中の従業員に交通安全実践指導 牧之原署
牧之原署はこのほど、AGCテクノグラス(吉田町川尻)の従業員を対象にした交通安全実践指導を同社周辺で行った。 県警が掲げる「しずおか・安全横断3つの柱」の普及活動。署員が同社前の横断歩道に立ち、出勤途中の従業員に①手を上げるなどして車の運転手に横断する意思表示をする②安全確認して道路を渡る③横断時も周囲を確認する―などの実践を促した。 同社は来年度、安全運転管理推進事業所に指定予定という。牧之原署の中村健吾交通課長は「歩行者、運転手側双方の立場から交通安全の意識を持つことで、事故防止や思いやりの持った行動につながる」と話した。
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川尻海岸防潮堤にシャリンバイの苗 吉田中生が植樹
吉田町立吉田中の2年生がこのほど、津波対策として整備が進む川尻海岸防潮堤で植樹活動を行った。 生徒はグループに分かれ、防潮堤散策道の両側に潮風に強いシャリンバイの苗計800本を植樹した。植樹した苗は、牧之原市での防潮堤整備に伴って、伐採される予定だったシャリンバイから種を採取し、町職員が育てたという。増田琢磨さんは「自分が住む町を守る活動に参加できてよかった。防潮堤から見る景色は魅力的だった」と話した。 防潮堤の高さは11・8メートル。吉田漁港以東約1・5キロの区間での整備が進み、今月末に完成を迎えるという。
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地域の魅力、机に込める 吉田特支高等部生が製作、町に引き渡し
吉田町が県立吉田特別支援学校高等部の3年生に製作を依頼していたオリジナルテーブルが完成し、町役場でこのほど、引き渡し式が行われた。テーブルは町が県営吉田公園南側に整備を進める水防センターに設置する。 生徒がデザインした天板にはシラスやウナギ、レタスといった町の特産品のイラストがあしらわれている。水防センターを訪れた人に同町の魅力を知ってもらえるよう工夫を凝らした。高等部の約30人が卒業制作として今年1月から作業に取り組み、計5台を完成させた。 式では生徒を代表し、宮崎紘通さんが「難しい作業も多かったが、全員が心を込めて作り上げた」と話し、テーブルを引き渡した。田村典彦町長は「この机は今後
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墨絵の会 会員の作品紹介 県営吉田公園
吉田町の県営吉田公園を拠点に活動する「墨絵の会」の会員作品展が17日まで、同公園管理棟で開かれている。 志太榛原地域の会員9人が、墨で表現した絵画約30点を出展した。墨の濃淡に加え、スポンジやたこ糸など多彩な道具を使用して描いた静物画や風景画などが来場者の目を引く。 同会の大石国夫代表は「表現方法の幅広さを楽しんでもらえたらうれしい」と話した。
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15日に一般質問 吉田町議会
吉田町議会3月定例会は15日、一般質問を行い、5氏が登壇する。質問者と主な項目は次の通り。 増田剛士①地域公共交通計画▽平野積①全国学力・学習状況調査結果に対する町の対応②TCPトリビンスプランの「授業の平準化」▽山内均①防災訓練・避難訓練の見直しと地域防災力の強化▽楠元由美子①安心した生活道路への取り組み▽山口一博①5歳から11歳のコロナワクチン接種
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ウクライナの平和願う 吉田・小山城をライトアップ
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、吉田町は12日、同町片岡の展望台小山城をウクライナ国旗の色にライトアップした。31日まで。 軍事侵攻による犠牲者の哀悼と平和への願いを込めて、青と黄色の光が展望台小山城を照らした。ライトアップは、午後6時半から午後9時。
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元理事ら横領疑い 牧之原署2人逮捕 福祉法人6200万円被害か
牧之原署と静岡県警捜査2課は8日、同市の社会福祉法人「正廉会」の資金を着服したとして、業務上横領の疑いで藤枝市前島3丁目、元同法人理事、団体職員の男(74)と吉田町神戸、会社員の女(57)を逮捕した。 2人の逮捕容疑は共謀し、同法人の資金の保管管理を担っていた2016年1月ごろから20年1月ごろのまでの間、複数回にわたって法人名義の預金から計740万円を容疑者らが管理する口座に送金し、横領した疑い。 同法人によると、2人は05年の法人設立時から在籍し、当時から会計職を担当。20年に行った内部調査によって横領が発覚し、同12月に懲戒解雇したという。被害総額は約6200万円に上るとみられる。
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吉田のフットサルチーム 初の全国へ健闘誓う 町役場訪問
12日に開幕予定の「JFA第27回全日本フットサル選手権大会」に出場する社会人フットサルチーム「デフィー/グリーンフィールド」の選手らがこのほど、吉田町役場を訪れ、田村典彦町長に健闘を誓った。 同チームは2009年に設立。吉田町を拠点に練習を続け、現在は志太榛原地域の社会人や学生16人が所属している。県大会で準優勝し、東海大会に進んだが新型コロナウイルスの影響で試合が中止に。同大会出場チーム内で行った抽選の結果、全国大会の切符を得た。初の大舞台を前に八木康介代表兼監督は「大会に出場できることに感謝。応援してくれる方々の心に残るような試合をしたい」と意気込んだ。 田村町長は「けがのないよう
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バイオマスボイラー提案強化 脱炭素化加速に対応 吉田の大川原製作所
乾燥装置メーカーの大川原製作所(吉田町)は、食品製造事業者などにバイオマスボイラーシステム導入を促す事業を強化している。国内外で脱炭素化の対応が加速する中、二酸化炭素(CO2)排出量や廃棄物処理量の大幅削減に寄与する設備として支持獲得を目指す。 生活排水汚泥を減量化するため30年前に開発した燃焼技術を進化させ、食品や飲料の残りかすを熱エネルギーに変換して効率よく蒸気や温水として回収するシステムを確立している。独自の流動床式燃焼炉は、廃熱回収した高温熱風で加熱された流動砂が高含水率の有機資源を瞬時に乾燥し、安定した燃焼を実現する。 昨秋に麦茶飲料などを手掛ける和歌山県の和歌山ノーキョー食品
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吉田町、デジタル活用基盤整備 学びと防災力の拡充へ【22年度予算案/志太榛原⑤】
新型コロナウイルスの影響が長期化する中、社会のデジタル化が急速に進む。多様な分野での社会変容を踏まえ、吉田町は情報通信技術(ICT)教育の普及や防災の体制拡充に向け、デジタル活用の基盤整備を図る。 2月下旬、吉田中で行われた2年生の「技術・家庭」の授業。机の上にはノートではなくタブレット端末。生徒は慣れた手つきでプログラミングをこなしていった。下村和敏教頭は「端末導入から1年が経過し、持ち帰り学習での利用も進みつつある。教育に欠かせない存在になっている」と話す。 町は町政運営の柱の一つに「教育環境の充実」を掲げる。2021年度に本格的に始まった国の「GIGAスクール構想」に先行し、前年度
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疎開児童の文集復刻 吉田・能満寺 惨禍の記憶、後世に
太平洋戦争のさなか、東京からの疎開児童の受け入れ先となった能満寺(吉田町片岡)が、疎開児童らが終戦直後に当時の思い出を記した「のうまんじ文集」を復刻した。終戦から75年以上が経過し惨禍の記憶が薄れゆく中、同寺前住職の富賀見昭宣さん(72)は「二度とあってはならないこと」と強調する。 同寺によると、1944年8月から45年6月まで、都内の国民学校の小学3年~5年の計90人が集団疎開していたという。文集には不安を抱えながらもたくましく日々を送った子どもたちの体験談や、東京大空襲の惨禍を聞かされた時の心情などが赤裸々につづられている。 文集は46年秋に当時の引率教員によって発行され、受け入れ先
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こいのぼり色とりどり 吉田の保育園【動画】
吉田町内の保育園で、毎年恒例のオリジナルこいのぼり制作が進められている。2月25日、さくら保育園の園児らが作業に取り組んだ。 園児らは青や緑、黄色などの絵の具を使って色付け作業に挑戦。長さ4メートルのこいのぼりの体に、個性あふれるデザインを施した。こいのぼり制作は町内のすみれ、さゆり、わかばの3保育園でも実施し、4月29日に県営吉田公園で開催予定の「町みどりのオアシスまつり」でお披露目する。
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吉田町議会 3月定例会開会 町長が施政方針
吉田町議会3月定例会は1日開会し、田村典彦町長が2022年度の施政方針を示した。シーガーデンシティ構想を基軸に据え「生活に関わるきめ細やかな事業を実施していく」と述べた。田村町長は予算案の概要を説明し、「治水対策」「交通安全」「自治体DX」を主な事業として挙げた。川尻防潮堤の完成が3月末に控える中、防災と一体的に進めるにぎわい創出にも注力していくと強調した。 3月定例会の会期は22日までの22日間。初日は22年度一般会計当初予算案や山田泰巳教育長の再任案など32議案を上程した。
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女性死因は頭部外傷 沼津の親子死亡 無理心中の可能性
沼津署は28日、沼津市西間門の女性(87)方で25日に女性と女性の次男(60)=同市吉田町=の遺体が発見された事件で、司法解剖の結果、女性の死因は頭部外傷と特定した。検視により、次男は首をつって死亡していたことも分かった。 同署は、現場の状況から次男が無理心中を図った可能性があるとみて捜査している。
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災害支援などで協力 日本郵便と吉田町
吉田町は25日、日本郵便と包括連携協定を結んだ。互いの人的、物的資源を活用し、住民サービスの向上や地域活性化を図る。 協定では災害支援や多文化共生、安心・安全な暮らしの実現など6項目を連携事項と定めた。今後、住吉や吉田郵便局などと連携して具体的な事業を進めていく。 町役場で開かれた締結式で田村典彦町長は「日本郵便の全国的なネットワークを通じて吉田の魅力を発信したい」と期待し、日本郵便東遠江地区連絡会の大村英行統括局長は「防災など吉田町の強みを生かして多様な分野で協力していければ」と話した。
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防災理解に役立てて 吉田・中央小 児童が絵本製作、図書館へ寄贈
吉田町立中央小の5年生が24日、防災学習で学んだことを広く知ってもらおうと、学習の一環で製作した防災絵本を町立図書館に寄贈した。 寄贈した絵本は2種類で「防災ヒーローになれる本」と「ふしぎな絵本と森のなかまたち」と題した。物語の構成やイラストは全て児童が手掛け、小さな子どもでも防災を楽しく学べるように工夫を凝らした。 児童らは本年度、実践的に地域について学ぶ総合学習「吉田探究」で災害や防災に対する理解を深めてきた。沢西晴有さんは「多くの人に手に取ってもらい、災害が起きたときに役立つ絵本になればうれしい」と話した。 絵本は3月から同図書館で閲覧できるという。
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デジタル教科書の実証進む 個の学び充実 吉田町立住吉小
国のギガスクール構想による1人1台端末整備を機に、小中学校で学習者用デジタル教科書の導入検討が進む。2021年度は、文部科学省の実証事業に県内公私立の小中と特別支援学校の約4割に当たる361校が選ばれた。外国語(英語)のデジタル教科書を利用した吉田町立住吉小で子どもたちの学びの変化を取材した。 5年2組の教室で16日、英語専科教員の酒井智恵教諭が大型電子黒板にデジタル教科書を映し出した。英語の動詞とイラストが並ぶ画面に触れると、「run(ラン)」、「fly(フライ)」と音声が流れる。子どもたちが自分で考えたキャラクターの能力を英語で紹介する授業。外国語指導助手と共にリズムに合わせて発音を
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吉田町22年度予算案 新たな安全に注力 一般会計過去最大119億円
吉田町は21日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は21年度当初比8・1%増の119億4900万円と過去最大。防災と地域活性化を両輪で進める「シーガーデンシティ構想」を軸に、新たに河川や道路の安全対策に注力しながら教育や生活基盤の充実を図る。 田村典彦町長は「津波防災機能を高め安心安全を確保することが何より重要。川尻防潮堤の完成を一つの転換点に、さらに多くの部分に目を向けていく」と述べた。 主な事業として吉田港の津波対策環境整備に加え、坂口谷川や湯日川の流域における治水対策を拡充する。交通の利便性向上を目指し予約型乗合タクシーの導入調査を実施し、24年度の実証運行開始に向けてシス
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カルタ印刷工程説明 静岡北特支南の丘分校 吉田中央小と交流
静岡北特別支援学校南の丘分校(静岡市駿河区)は17日、同校にカルタ印刷を依頼した吉田町立中央小とオンラインで交流した。 カルタは中央小の4年生が「幸せの多様性」をテーマに読み札の言葉や絵札を考案し、分校に200セットの印刷を発注した。作業学習の一環で請け負った同分校の1、2年生がこの日、タブレット端末を介して、紙の裁断などの作業工程を実演し、配信した。 2年の羽下大輝さんは「小学生が印刷工程に関心を寄せてくれてうれしかった。絵も文も素晴らしいので、しっかりと仕上げたい」と意気込んだ。
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防災機材を吉田町に寄贈 静岡県LPガス協会
静岡県LPガス協会(森峯雄会長)はこのほど、LPガス仕様の防災機材を吉田町に寄贈した。同協会が県内26の地区会で展開する「LPガス地域防災応援プロジェクト」の一環。 寄贈したのは低圧LPガス発電機や炊き出しセットなど。町役場で行われた寄贈式に森会長らが訪れ、機材の性能を説明した後、田村典彦町長に目録を手渡した。 町は今後、避難所への配備に加え防災イベントなどで活用していくという。
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天井に竜 制作大詰め 画家八木さん、瑞龍寺(静岡)に奉納へ
吉田町出身の日本画家で多摩美術大教授の八木幾朗さん(66)が静岡市葵区の瑞龍寺(浅井宗芳住職)に奉納する天井画の制作に取り組んでいる。5・2メートル×4・5メートルの和紙には墨で描かれた鋭い眼光でにらみを利かせる竜が姿を現し、2年半におよぶ作業は大詰めを迎えている。 本堂内陣に設置される天井画の題名は「駿河龍神」。寺や地域の人々の未来を天高くから支える「守り神」となってくれるよう思いを込めたという。1月下旬には天井画の制作が続く吉田町のアトリエに浅井住職らが集まり、完成間近の天井画に初めて目を通した。 2020年に寺の開創460年、境内に墓所がある徳川家康の正室「朝日姫(旭姫
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詐欺被害防止に「盾と矛」 牧之原署が独自作戦展開
牧之原署は、特殊詐欺被害を未然に防ぐ目的で「みんなで声かけ『盾と矛』作戦」と題した活動を独自に展開している。 「盾」は声かけなどによる被害の防止、「矛」は犯人の地域への侵入防止や摘発の意味を表す。作戦は詐欺対策のシール配布や、詐欺被害の警戒を促す垂れ幕の掲示など。 シールは電話機用と屋外用の2種類。電話機用は不審な電話があった際にすぐに相談できる大切な人の番号を記入してもらい、被害を防ぐ。屋外用には「だまされたふり作戦受講済」と記載した。玄関などに貼ってもらうことで来訪する犯人への警告効果を狙う。 垂れ幕は志太榛原4署(牧之原、藤枝、焼津、島田)管内で詐欺電話の被害が多発した場合に、志
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吉田町水防センターのイメージ公表 「シーガーデンシティ」一環
吉田町は8日、町政連絡会を町役場で開き、津波対策と地域の活性化を一体的に進める「シーガーデンシティ構想」の一環として、沿岸部の川尻地区で整備を進める水防センターの完成イメージ図を示した。 水防センターは国土交通省が吉田公園南側で建設を進める大井川河川防災ステーション敷地内に位置し、敷地面積は369平方メートル。コンテナ型の施設には、倉庫や多目的スペース、展望デッキを備え、災害時には防災、水防拠点となる一方、平時には敷地内を開放し、地域住民憩いの場としての活用を促す。センター内の電力は太陽光と風力発電で賄うという。 事業費は約3800万円。完成は3月末を予定し、その後一般開放するという。
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新聞、テレビ制作学ぶ 吉田・中央小でオンライン授業
吉田町の中央小と静岡新聞社・静岡放送は8日、オンラインで社会科見学の授業を開いた。5年生約110人が、新聞やテレビの制作現場を動画で学んだり、同社の社員と交流したりした。 児童は、新聞やテレビの制作現場を紹介する動画を視聴して、所有するタブレットに熱心にメモした。社員との交流会では、動画で気になった点や、事前にまとめたメディア業界の仕事について聞きたい点を質問した。 5年生は、社会科の授業で新聞やテレビなどのメディア業界について学んでいる。小野寺頼喜(らいき)さんは「新聞や番組が出来上がるまでに多くの人が携わっていることを知った。家族や友達にも学んだ点を共有したい」と感想を話した。
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吉田中央小児童「地域の命守りたい」 防災パンフレットを製作
地域の防災意識を高めようと、吉田町立中央小の5年生約110人が災害時の対応をまとめた「命の防災パンフレット」を製作した。2日には同校学区の川尻、片岡区の自治会長にパンフレットを手渡した。パンフレットは今後、両区内で全戸配布されるという。 児童らは本年度、実践的な学習を通じ、課題解決能力や郷土愛を育む総合学習「吉田探求」の一環で、災害や防災に関する理解を深めてきた。「防災訓練」「防災実践」「地域発信」の3グループに分かれ活動し、パンフレット製作に加え、地域の危険箇所の調査や、学区の地図を使った「DIG(災害図上訓練)」などを継続的に実践した。12月には学年全員が「ふじのくにジュニア防災士」
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社説(2月2日)リニアの未来 デジタルとも対峙する
JR東海がリニア中央新幹線南アルプストンネル工事の対策に取り組む中、鉄道を取り巻く環境はコロナ禍で様変わりしてきた。 世界は間もなく、インターネット上で仮想世界と現実世界がつながる巨大空間「メタバース」に足を踏み入れる。そこに居るかのごとく会話し、遊び、仕事をすることができる。リニアは構想段階で「航空機との競争力強化」をうたった。だが、移動のための鉄道技術は、いまや移動の負担を減らすデジタル技術と対峙[たいじ]することになった。 岸田文雄政権は看板政策「デジタル田園都市国家構想」で、デジタル技術の革新(DX)で地方の活性化を狙う。大都市への人とモノの集積とは対極にある。道路や軌道が必要な
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ジャガイモ「おいしくなあれ」 吉田の児童、植え付け体験
吉田町の住吉区地域教育推進協議会「住吉わっぱくらぶ」はこのほど、ジャガイモの植え付け体験会を、同協議会が管理する農園で開いた。地元児童が農業を通じて食の大切さを学んだ。 子どもたちは協議会メンバーの手ほどきを受けながら、約200個の種芋を等間隔に並べ、次々に埋めていった。土をかぶせる際には「おいしくなあれ」と声を掛け、今後の順調な生育を願った。 ジャガイモは5月上旬ごろに収穫を迎えるという。
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吉田町の企業17社 2月5日に合同説明会
吉田町と町商工会は2月5日午後1時から、求職者や転職希望者を対象にした町合同企業説明会を町立住吉小で開く。 町内に事業所を持つ企業17社が集まり、業務内容の説明や就職に向けた相談会を行う。 参加無料。希望者は町役場などで配布している申込書に必要事項を記入の上、同町産業課に郵送、持参する。締め切りは2日。 問い合わせは同課<電0548(33)2122>へ。
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ずしり10キロ 1億円の重み実感 吉田・住吉小で租税教室
吉田町の住吉小はこのほど、租税教室を同小で開いた。6年生約70人が、税の仕組みや役割を学んだ。 同町税務課職員が講師を務め、税の使われ方や必要性をクイズやビデオを交えて紹介した。約10キロある1億円分の模擬紙幣も用意され、金額の大きさを児童は重さで実感した。 松浦采那さんは「税金の大切さがよく分かった。大人になったら自分のため、みんなのためにしっかり納めたい」と話した。
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牧之原市、吉田町 まん延防止対応方針を発表
牧之原市と吉田町は26日、まん延防止等重点措置の適応に伴い、27日からの対応方針を発表した。 牧之原市は夜間開放している公共施設などは原則、午後8時閉館とし、施設利用可能人数を定員の半数とした。学校などの教育活動については部活動、スポーツ少年団に活動の自粛を要請した。いずれも期間は設けず、感染状況を踏まえて対応を変更していくという。 同市では5日、約3カ月ぶりに感染者が確認された。以降、陽性者が相次いだ。26日は過去最多となる34人の感染が確認された。 吉田町は同日午後、対策本部会議を開いた。同町は公共施設などの利用は現状を維持し、より一層の感染防止対策を呼び掛けていく方針を示した。
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吉田の工場で機械焼く
25日午後2時35分ごろ、吉田町川尻の印刷会社川尻工場から出火し、工場内の機械を焼いた。静岡市消防局などによると、当時、工場は稼働中だった。従業員2人が煙を吸って病院に搬送されたが、命に別条はないという。牧之原署と同消防局が出火原因を調べている。
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書き初め211点審査 吉田町の小中学生の力作27日から展示
吉田町教委はこのほど、2021年度町書き初め展の審査会を町役場で開いた。 町内の3小学校、1中学校から硬筆、毛筆の計211点が寄せられ、各校の教諭が審査を行った。出品作品は27日~2月7日、町立図書館で展示する予定。新型コロナの感染状況によっては変更になる可能性がある。 主な入賞者は次の通り。 【町長賞】八木結音(住吉小1)石間琉煌(自彊小2)小野恋(中央小3)山田春流(同4)柳原彩芭(同5)飯塚優(同6)増田琴美(吉田中1)大石彩華(同2)増田雫玖(同3)
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記者コラム「清流」 「黙食」と「食育」
吉田町で開かれた小学校入学前の園児を対象にした給食体験会。慣れない手つきで配膳を学ぶ園児が、当たり前のように黙食を実践している姿がとても印象に残った。 感染防止対策として各施設で続けられている黙食。窮屈な思いをしているだろうと勘ぐってしまったが、「食そのものに対する意識が高くなってきている」という園長の言葉にハッとさせられた。 いつまでも私語禁止の給食を「我慢の時間」と捉えていてはいけない。会話を楽しめない分、「食」のありがたさや五感を使って味わうことの喜びを、子どもたちに伝える「絶好の機会」ではないだろうか。あらゆる角度からの「食育」を通じ、未来へ向けてすくすくと育ってほしい。 (榛原支局
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軽症の搬送割合減る 火災は増 2021年の静岡市消防局管内
静岡市消防局は21日までに、2021年の管内5市町(静岡市、島田市、牧之原市、吉田町、川根本町)における救急・救助活動や火災の概要をまとめた。救急搬送者について、2019年に50%を超えていた入院を必要としない軽症者の割合が、21年は45%を下回った。 救急出動件数は3万8510件(前年比672件増)、搬送者数は3万5261人(同535人増)。搬送者のうち軽症は1万5838人(同115人減)。新型コロナウイルス感染拡大による受診控えで、軽症での要請が控えられたことなど複数の要因が推察される。一方で、入院が必要な中等症は1万7142人で、前年比1008人増となった。 火災は217件(同12
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児童の絵画包装に 1月25日から菓子販売 エネジンと杏林堂
LPガス販売のエネジン(浜松市中区)と杏林堂薬局(同)は25日から、同市内の小学生から募った絵画をパッケージにした菓子商品「しずおかのパリパリ芋チップス」を杏林堂薬局67店舗で販売する。 エネジンは昨年、「浜松の食べものじまん」をテーマに絵画作品を募集した。ウナギやギョーザ、ミカンなどを題材にした優秀作品26点をパッケージに採用した。 パリパリ芋チップスは菓子メーカー松浦食品(吉田町)の商品。サツマイモをスライスして揚げたスナックで、優しい風味が特徴。内容量120グラムで価格は213円(税込み)。
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読者にスマホ教室 吉田の塚本新聞店 ARサービス体感
吉田町の塚本新聞店(塚本成男社長)は19日、静岡新聞社・静岡放送の「@Sストア」と連携し、新聞購読者を対象にしたスマホ教室を同町の片岡会館で開いた。 同店の担当者が講師を務め、スマートフォンの基本的な操作方法や便利な機能を丁寧に解説した。参加者は実際に文字入力を行ったり、カメラ機能を使って本紙水曜朝刊に掲載のAR(拡張現実)を駆使した特集のサービスを体感したりした。 イベントは吉田町商工会が展開する「行っ得塾」の一環で実施した。
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歌会始 久保田さん(吉田町)佳作入選 春が来る喜び詠む
宮内庁は18日、歌会始の一般応募で佳作に選ばれた12人と、それぞれの歌を発表した。儀式では披露されないが、天皇、皇后両陛下が歌に目を通される。本県からは会社役員久保田和子さん(74)=吉田町=が選ばれた。夫と迎えた節分について詠み、「年を取ると冬を越すことが大変になる。春が来る喜びを歌に込めた」と話した。 歌を習った経験はなく、前回の歌会始への応募がきっかけで詠み始めたという。久保田さんは「佳作に選ばれたと知ったときは思いがけず、信じられなかった。次もまた応募したい」と喜びを語った。 久保田さんの佳作歌は次の通り。 窓開けて老いた二人の「鬼は外」少し豆食(は)みひと冬を越す
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殉職職員の冥福祈る 静岡県警が藤枝で慰霊祭
静岡県警は14日、殉職警察職員慰霊祭を藤枝市の県警察学校で開いた。山本和毅本部長をはじめとする県警幹部、外山弘宰県公安委員長ら15人が参列し、県内の治安維持や交通安全に尽くした殉職職員の冥福を祈った。 県内では明治以降、85人が殉職した。近年では2020年7月、吉田町の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で発生した火災の活動中に牧之原署地域課の関口孝隆さんが亡くなった。 参列者は黙とう後、献花台に花を手向けて殉職者の霊を慰めた。山本本部長は式辞で「身をもって示された誇り高き精神、確固たる勇気、献身的な行動に敬意を表する。犯罪や災害から県民を守るという責務を胸に刻み、県民の期待と信頼に応え
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一足早く給食「いただきます」 園児が配膳方法学ぶ 吉田・すみれ保育園
吉田町は14日、町立すみれ保育園の年長園児らを対象にした学校給食体験会を同園で開いた。小学校入学を前に配膳方法などを学んでもらいながら、入学後の戸惑いを和らげ残食を減らす狙い。 この日の献立は食パンやハンバーグ、クリームシチューなど。栄養教諭から食事のマナーや配膳方法の説明を受けた後、園児らは実際に配膳に挑戦した。慣れない手つきながらも、分量に気を配りながら丁寧に料理を盛りつけた。「いただきます」と元気よくあいさし、笑顔を見せながら給食を味わった。細谷元君は「とってもおいしかった。小学校が楽しみ」と話した。 同町は毎年、町立の保育園などを対象に、学校給食体験を実施している。
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2件を可決、承認 吉田町議会臨時会
吉田町議会は11日、臨時会を開いた。国の経済対策として住民税非課税世帯などへの臨時特別給付金の事業費を追加した本年度一般会計補正予算案と、子育て世帯給付金の追加事業費を計上した同補正予算案の専決処分の2件を原案通り可決、承認し、閉会した。
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吉田町消防団 出初め式で決意
吉田町消防団(河野浩志団長)は8日、出初め式を住吉小で行った。団員ら約140人が防火、防災の推進へ決意を新たにした。 新型コロナウイルスの感染防止のため規模を縮小した式典では、長年にわたり消防団活動に尽力した関係者への表彰を行った。河野団長はあいさつで「相次ぐ自然災害に加えコロナ禍が続く時代だからこそ、より一致団結していく必要がある」と強調した。その上で「過酷な環境下でも迅速に職務を遂行できるよう、訓練に励んでほしい」と呼び掛けた。
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コロナワクチン3回目 高齢者対象の集団接種 吉田町で24日から
吉田町は7日の定例記者会見で、一般高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、24日から集団接種を開始すると発表した。 会場は町総合体育館で、原則ファイザー製を使用する。65歳以上の対象者については接種間隔の原則から1カ月前倒しで接種を開始し、負担軽減のため接種の予約システムを設けず、接種券送付とともに日時や場所を通知する方法で実施する。日時の変更などは同町の接種専用コールセンターで対応するという。 個別接種については、2月以降の開始を予定している。
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吉田町仕事始め 田村町長「地震に備えたまちづくりを」
吉田町の田村典彦町長は、東日本大震災で発生した大津波を教訓に建設が始まった川尻地区の防潮堤の完成を間近に控える中、「町の安全こそ、人々がこの町を選ぶ最大の要因」と述べ、南海トラフ巨大地震に備えたまちづくりを推進する意思を鮮明にした。行政サービスについては「常に町民に寄り添い、皆さんに満足してもらえるサービスを提供してほしい」と職員に呼び掛けた。
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県道沿い「一歩前」願い込め 吉田町商工会がイルミネーション
吉田町商工会青年部が同町神戸の県道沿いに設置したイルミネーションが、通行人らを楽しませている。 縦約3メートル、横約5・4メートルの電飾には同商工会のマスコットキャラクター「ウレシ丸」が描かれ、光り輝く無数の流れ星とともに、新型コロナウイルスの影響が続く中でも、力を合わせて前進していこうとの願いを込め「一歩前へ」とメッセージを添えた。電飾近くには竹あかりが取り付けられ、幻想的な雰囲気を演出している。 点灯期間は15日まで。時間は午後5時~8時。
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交通安全の誓い 牧之原署に提出 吉田の2自治会
吉田町の川尻、片岡両区の自治会交通安全会はこのほど、地域住民計5800人が署名した「交通安全の誓い」を牧之原署に提出した。 飲酒運転の根絶や反射材の利用、思いやりを持った運転を心掛けることなどを誓った。川尻区自治会の久保田哲男会長と片岡区自治会の竹内昭雄会長らが同署を訪れ、戸塚浩之署長に手渡した。
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若者の進学、就職支援 吉田町と島田掛川信金が協定
吉田町と島田掛川信用金庫は23日、同町出身者の進学や就職を支援する「From Yoshida 若者応援プロジェクト」連携に関する協定を結んだ。地域企業の担い手となる人材確保や移住定住促進を図る狙い。 プロジェクトは金融機関、企業、町が連携し、県内外に進学した若者との情報伝達手段を確保し、地元企業についての情報を提供するほか企業説明会やインターンシップなどの交流事業を開催する。今後、協定に基づき低金利の教育ローンの制度設計も予定している。 吉田町役場で行った締結式で、田村典彦町長は「都会に出た若者が地元に帰ってきたいと思えるような情報を発信しながら、環境整備に努めたい」と述べた。同信用金庫
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町の部初優勝 吉田町にペナント贈呈【市町駅伝】
静岡市で4日に開催された県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の大会役員らが23日、吉田町役場を訪れ、町の部で初優勝した同町に優勝ペナントを贈呈した。 田村典彦町長が新谷誠規同協会理事長からペナントを受け取り、優勝旗に取り付けた。田村町長は「この優勝は今回の選手団に加え、これまで大会に携わってくれた全ての人々の思いが結びついたもの」と喜びをかみしめた。 同町は2位に1分近い差をつける会心の走りで、初の栄誉に輝いた。
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吉田の魅力伝え3年 地域おこし隊の江原さん報告
吉田町で地域おこし協力隊として3年間の任期を終えた江原駿介さん(27)がこのほど、退任報告会を町役場で開いた。 愛知県安城市出身の江原さんは2018年12月から活動を開始。移住促進や情報発信、にぎわい創出などを中心に取り組んできた。報告会では、主催した「小山城夜市」の様子や多くの町民との交流の思い出を田村典彦町長らに伝えた。 今後も同町に住み続け、地域活性化に取り組んでいくという。江原さんは「こうした活動が実現できたのは、町の皆さんがいてくれたからこそ。今後も励みたい」と意気込んだ。
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2022年度の静岡県総合防災訓練 島田など2市2町で実施
静岡県は17日、2022年度の県総合防災訓練について、9月4日に島田市、牧之原市、吉田町、川根本町の2市2町で実施すると発表した。20、21年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため、実施されれば3年ぶりになる。 県によると、南海トラフ巨大地震を想定する。広域防災拠点に位置付けられている静岡空港を活用した訓練も実施予定。来年2月に関係機関向けの全体説明会を行う。19年度は三島市と函南町を主会場に県総合防災訓練を実施し、県内全体で約34万人が参加した。
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三保サーモン提供開始 名物へ産官学連携 静岡・三保半島で陸上養殖
静岡市の三保半島で陸上養殖する「三保サーモン」をご当地名物に育てるため、産官学の関係者らが17日、清水区のホテルで共同会見を開き、連携強化と販売促進策について発表した。外食チェーンを経営するコロワイドの野尻公平社長も出席、同日から期間限定で傘下の回転すし「かっぱ寿司」で販売を始めたことを発表した。 三保サーモンは日建リース工業(東京都、関山正勝社長)が同市の補助を受けて2020年11月から養殖し、21年度に20トンの出荷を目指している。連携する産官学がいかに付加価値を付け「バリューチェーン」を強化するかが鍵となっている。 関山社長は「漁業は捕った魚を単に加工するのではなく、日本文化を提
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地域の安全安心 住民ら決意新た 吉田で大会
本年度の榛南一市一町住民安全大会(榛南交通安全対策連絡会など主催)がこのほど、吉田町の町学習ホールで開かれた。牧之原市と同町の関係者が集まり、安全・安心のまちづくりへの決意を新たにした。 交通事故や犯罪被害に遭った犠牲者へ黙とうをささげた後、地域で交通安全や防犯活動に貢献した個人や団体、交通安全ポスターコンクールで優秀な成績を収めた児童への表彰を行った。県警音楽隊によるコンサートや特殊詐欺を題材にした防犯講話も実施した。 青少年の健全育成や防犯活動に取り組むことを誓った大会宣言を代表者が述べ、住民、行政、警察が一体となることの大切さを再確認した。
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吉田町は27日から現金一括給付 子育て世帯支援
吉田町は15日、18歳以下の子どもに10万円相当を給付する国の支援事業に関し、現金10万円を一括給付すると発表した。 中学生以下の児童手当対象者がいる世帯については、27日に一括で10万円を給付する。高校生のみの世帯などは申請後の給付となる。 町内の対象の子どもは約4700人。岸田文雄首相が年内の現金一括給付を容認する意向を示したことを踏まえた。
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防災公園で設備活用体験 吉田町
吉田町神戸の町防災公園「北オアシスパーク」でこのほど、同施設が備える災害用設備の活用体験会が開かれた。小さな親切運動県本部の静岡銀行吉田支店の行員や地元企業で組織する防災協力会の会員らが参加し、非常時の対応法を学んだ。 参加者は同施設を管理する吉田町まちづくり公社の職員から、マンホールトイレの組み立て手順や貯水タワーからの給水方法を聞き、利用するまでの手順を確認した。非常時にかまどとして活用するベンチなどの清掃活動にも汗を流した。 まちづくり公社の塚本昭二専務理事は「防災公園の役割や設備を多くの人と共有できたことに意義がある。一体となって有事に備えたい」と話した。
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3議案を可決 吉田町議会閉会
吉田町議会12月定例会は15日、最終本会議を開き、2021年度町公共下水道事業会計補正予算案など3議案を可決し、閉会した。
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子育て世帯支援 全額現金給付へ 吉田町
吉田町は14日、国の新型コロナウイルス経済対策による18歳以下の子どもへの10万円相当給付事業について、全額を現金で給付する方針を決めた。 先行する現金5万円の給付は27日から開始し、残りの5万円は新年度までに給付できるよう準備を進める。 町によると、現金給付を求める声が多く寄せられていたという。子育て世帯への迅速な配布を実現し、経費削減にもつなげる考え。
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ICTを親子体験 吉田町教委、理解促進へ企画 常葉大生が講師
吉田町教委は12日、小中学生らの保護者に情報通信技術(ICT)を活用した教育の現場を知ってもらおうと、パソコンを使った授業の親子体験会を同町の住吉小で開いた。 国の「GIGA(ギガ)スクール構想」に沿って、本年度から本格的にパソコン端末を使用した授業が各校で展開される中、教育活動の理解促進を目的に企画した。ICT技術を活用した教育を専門的に学ぶ常葉大教育学部(静岡市駿河区)の学生が講師を務めた。 参加者は習熟度別に分かれ、グループごとに共有された画面に絵を描いたり、ウェブサイトの作成を行ったりした。端末の情報管理など、学校側の取り扱い体制も紹介した。中央小2年の八木咲貴子さん(7)と参加
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産業用ロボ活用法提案 吉田で「甲子園」 中部地区大会
FA・ロボットシステムインテグレータ協会は11日、ロボットアイデア甲子園中部地区大会「ロボットって何?セミナー&見学会」(静岡新聞社・静岡放送後援)を吉田町のヤナギハラメカックスで行った。志太榛原地域の高校生約40人が産業用ロボットの知識を深め、新たな可能性を考えた。 参加者は同社内を訪れ、コンベヤー上を流れる物体を高性能のカメラで識別し、仕分けを行う産業用ロボットなどを見て回り、技術力の高さや性能を学んだ。見学後には、実用性を踏まえ産業用ロボットの新たな活用法のアイデアを提案し、文書や図でまとめた。 書類審査の通過者が来年1月22日に島田市で開かれる発表会に進み、最優秀者は3月の全国大
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中高層火災を想定 人命救助へ連携確認 吉田、島田両消防署
吉田消防署と島田消防署はこのほど、中高層建物火災を想定した消防訓練を吉田町のホテルプレストン吉田で行った。早期鎮圧と被害軽減を目的に、隊員らが手順を確認した。 訓練はホテル3階の客室から出火し、4階に客が取り残されたとの想定。隊員は状況確認後、はしご車を使って建物内に残った要救助者を救出した。建物に設置されている連結送水管を活用した放水訓練も実施した。ホテル従業員で組織する自衛消防隊は通報や初期消火、避難誘導の流れを確認し、消防隊員との情報伝達訓練を行った。 伴野泰造吉田消防署長は「隊員が安全かつ迅速に活動する上で、現場責任者の適切な初期対応は不可欠。今後も関係機関との連携を深め、有事に
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酒気帯び運転容疑 牧之原署、男を逮捕
牧之原署は9日、道交法違反の疑いで吉田町住吉、無職の男(61)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後1時ごろ、同町川尻の町道で軽ワゴン車を酒気帯び運転した疑い。同署によると、乗用車との出合い頭の衝突事故を起こして発覚した。
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道路の破損状況 アプリで通報可能に 吉田町議会
吉田町は9日の町議会12月定例会一般質問で、「LINE(ライン)」などの無料通信アプリを活用して、道路の破損状況を住民が通報できるシステムの運用を来年度中に本格化させる方針を示した。盛純一郎氏への答弁。 町では、職員による定期パトロールのほか、住民からの電話やメールなどの問い合わせで道路の破損を確認している。町担当課長は本格実施に向け、LINEでの試験運用を職員間で進めていて、現在課題の整理などを行っていると述べた。 定例会は同日、一般質問に4氏が登壇したほか、子育て世帯への臨時特別給付金の事業費などを追加した一般会計補正予算案を原案通り可決した。
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9日に一般質問、4氏登壇 吉田町議会
吉田町議会12月定例会は9日、一般質問を行い、4氏が登壇する。質問者と主な項目は次の通り。 中田博之 抗原簡易キットの活用について▽平野積 防災意識向上策について▽盛純一郎 町内道路などのパトロールとLINEを活用した通報システムの構築や工事情報の発信について▽山内均 コロナ禍での高齢者や生活弱者らの見守りについて
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名古屋のデパートでバッグ1個盗む 男を再逮捕 浜松中央署
浜松中央署は6日、窃盗の疑いで吉田町生まれ、住所不定、無職の男(53)を再逮捕した。再逮捕容疑は10月2日午後3時半ごろ、名古屋市内のデパートでバッグ1個(約7万円相当)を盗んだ疑い。容疑者は浜松市中区の商業施設で財布2個(9万7千円相当)を盗んだ疑いで同30日、同署に逮捕された。
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津波タワーへ「迅速に」 吉田で訓練【地域防災の日】
地震などの大規模災害を想定した地域防災訓練が5日、静岡県内各地で行われた。吉田町では、地域の特性に応じて各自主防災会ごと訓練を展開した。住吉地区の西浜自主防災会は津波避難タワーへの迅速な避難経路を確認した。 午前8時半に大規模地震が発生し、大津波警報が出されたとの想定で実施。住民ら約500人は自宅近くの津波避難タワーに一斉に集まり、担当者が安否確認などを行った。避難訓練後には、西浜公会堂で地域防災指導員が地元中学生を対象に簡易トイレの使用方法を紹介した。 町によると、地域防災訓練には町内約8千人が参加した。
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町民悲願 吉田町、初の頂点 喜び分かち合う【静岡県市町駅伝】
出場22回目にして町の部で初の頂点に輝いた吉田町選手団は同日夕、同町に凱旋(がいせん)した。解団式が開かれた同町中央公民館では、町職員や保護者らが選手団を出迎え、初優勝の喜びを分かち合った。大会結果が読み上げられると、会場から大きな拍手が巻き起こった。 選手一人一人のあいさつでは、今回の成績に喜びつつ、早くも次回大会に向けた意気込みを口にする選手がいて、2連覇への期待が寄せられた。5区で自身の昨年の記録を35秒上回る区間新記録をたたき出した杉浦柊人選手=藤枝明誠高2年=は「思い入れのある大会で優勝という最高の結果を残せて本当にうれしい」と笑顔を見せた。 選手は式典後、メダルやトロフィーを
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伏兵吉田町 初戴冠 10区田中、首位捉える【静岡県市町駅伝】
町の部王者を独占してきた東部勢の牙城を14年ぶりに崩したのは伏兵の吉田町だった。わずか13秒差で清水町に敗れ2位に終わった2019年大会から2年。3連覇を狙った宿敵に1分近い差をつける会心のレースで初の戴冠を成し遂げた。 優勝候補筆頭だった清水町に照準を定め、入念に準備を重ねた。12区間ごとに目標タイムと予想順位を綿密に設定。中島監督(吉田中教)は「後半勝負。清水町との差が4区終了時で2分以内ならば五分に持ち込める」との思惑があった。 「流れを変えてこい」。厳しい状況だったが、指揮官の激励を受け、首位の清水町と2分26秒離れた5位でたすきを受けたのは5区の杉浦(藤枝明誠高)。市の部を含め
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中学年代を強化 地道な育成で悲願 吉田町初V【静岡県市町駅伝】
町の部で初優勝した吉田町の中島克訓監督(58)=吉田中教=は感慨に浸った。「いつかは優勝できると思っていたが、今年できるとは」。中学の教え子たちが躍動し、清水町の3連覇を阻んでの頂点を喜んだ。 監督就任6年目の指揮官は吉田中で陸上を指導する。代表チーム活性化の近道と考えたのは、自らが教える中学年代の強化だ。「吉田中を強くすれば、高校生が速くなり、必ず市町駅伝が強くなる」が持論だった。 全体で比重の高い中高生区間をどう充実させるか。5区で区間新をマークした杉浦柊人選手(16)=藤枝明誠高2年=は県中学駅伝大会を制したメンバー。7区で同じく区間新の栗田絆生選手(15)=吉田中3年=も同大会で
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浜松市北部が連覇 吉田町は初優勝【静岡県市町駅伝】
第22回静岡県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県スポーツ協会共催)は4日、県内全35市町37チームが参加し、静岡市内の12区間42・195キロで行われた。市の部は浜松市北部が2時間12分16秒で2連覇を達成し、町の部は吉田町が2時間17分53秒で初優勝を飾った。昨年に続いて沿道での応援自粛を呼び掛けるなど、新型コロナウイルス対策を徹底しての開催となった。 市の部は浜松市南部が2位、御殿場市が3位。町の部で3連覇を狙った清水町は2位、長泉町が3位だった。人口1万5千人未満の市町の1位に与えられるふるさと賞は西伊豆町が受賞。敢闘賞は前回より記録を伸
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吉田町 10区で清水町に逆転 町の部初優勝【静岡県市町駅伝】
第22回静岡県市町対抗駅伝競走大会は4日、静岡市で行われ、町の部は吉田町が2時間17分53秒で初優勝した。 町の部5位でたすきを受けた5区杉浦選手(藤枝明誠高2年)が、区間新記録の走りで3人を抜いて2位に浮上した。6区で順位を一つ落としたものの、7区栗田選手(吉田中3年)、8区磯崎選手(同3年)の同級生コンビが、ともに区間新記録の快走を披露。函南町をとらえて再び2位に浮上し、清水町の背中を負った。 迎えた10区。清水町と19秒差でたすきを受けた田中選手(大阪学院大2年生)が区間賞の走りを見せ、ついに清水町の選手をとらえた。レースで初めて先頭に立つと、11区福世選手(島田高3年)、アンカ
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静岡県市町対抗駅伝 浜松市北部が連覇、吉田町初V
第22回静岡県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県スポーツ協会共催)が4日、静岡市内の12区間42・195キロで行われた。県内35市町37チームが出場し、市の部は浜松市北部が連覇を果たし、終盤まで混戦となった町の部は吉田町が初優勝に輝いた。 市の部は23市25チームで争い、2位は浜松市南部、3位は御殿場市だった。町の部は12町12チームが参加し、2位に清水町、3位には長泉町が入った。 レースは午前10時に県庁本館前をスタートした。選手たちは故郷への熱い思いと代表の誇りを胸に力走し、中継所で待ち構えた仲間に懸命にたすきをつないだ。 新型コロナウ
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正しい道路の歩き方は 就学前園児が交通安全学ぶ 牧之原
静岡県交通安全協会牧之原地区支部は3日、就学前の園児を対象にした交通安全教室を同市静波の川崎幼稚園で開いた。年長園児約50人が、交通ルールや正しい道路の歩き方を学んだ。 園児らは交通安全に関する講話を聞いた後、ランドセルに見立てたリュックを背に、同支部の交通安全指導員の指導を受けながら園周辺の道路を歩いた。横断歩道では前後左右の安全を確かめて渡ることを学んだり、雨天時を想定して傘を差しながら歩いたりした。同支部は今後、牧之原市や吉田町の幼稚園など約20カ所で、就学前の交通安全教室を実施する予定。
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4議案を上程 吉田町議会開会
吉田町議会12月定例会が1日、開会した。会期は15日までの15日間。町税条例の一部改正など4議案を上程した。一般質問は9日に行う。子育て世帯への臨時特別給付金の事業費などを追加した一般会計補正予算案については9日に議決する。 同議案が可決されれば、国の新型コロナウイルス経済対策として、18歳以下に支給される10万円相当のうち、現金5万円の支給を12月中から開始する。中学生以下は児童手当の制度を活用して27日に支給。高校生らは申請が必要となるため、支給が年明け以降になる見通し。
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着替え中、ひそかに撮影 児童ポルノ製造の疑い 吉田町の男逮捕
焼津署と静岡県警少年課は1日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで吉田町神戸、会社員の男(54)を逮捕した。逮捕容疑は10月24日ごろ、県中部地区で、10代女性が18歳未満と知りながら、着替え中に裸体などをひそかに撮影して児童ポルノを製造した疑い。
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プレミアム商品券第4弾発売 吉田町商工会 27日から
コロナ禍に伴う経済対策として、吉田町商工会は27日から、プレミアム付き商品券の第4弾を町内世帯を対象に先行販売する。 価格は1セット2千円(500円券6枚つづり)。27日は町総合体育館、JA吉田支店南側駐車場、川尻会館、オアシス館の4カ所、28~30日は町商工会館とオアシス館の2カ所で販売する。 限定5万セット。約180店舗で、2022年2月28日まで使用できる。売れ残った場合は町内在住、在勤者を対象に12月4日から販売する。問い合わせは町商工会<電0548(32)3366>へ。
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静岡人インタビュー「この人」 増田洋樹さん 海上クリーンアップ作戦を企画した
海の安全啓発や環境保全などに取り組む「御前崎渚の交番」のスタッフ。地元のスタンドアップパドルボード(SUP)愛好家ら約30人とともに、御前崎港付近で海面に漂うごみを拾った。御前崎市出身。49歳。 ―企画の意図は。 「自分がSUPをしたり水上オートバイでパトロールをしたりする時、ビニールなどを見つけては拾ってきた。みんなでやれば集める量が多くなると思った。海が好きな人同士で横のつながりを持つのも狙い」 ―開催後の手応えは。 「活動後に意見交換の場を持ちたかったが、新型コロナウイルスの影響もあり見送った。継続して行っていきたい」 ―海洋ごみの現状は。 「2050年にはプラスチックごみ
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山梨・吉田中からお返し 木札やコースター 川勝知事に手渡す
静岡・山梨両県の友好の懸け橋に、と吉田町立吉田中生徒が山梨県に送った缶バッジの返礼品の贈呈式が20日、道の駅富士川(山梨県富士川町)であった。両県知事が出席するなか、山梨県富士吉田市立吉田中の生徒から川勝平太知事に直接手渡された。 贈呈式は山梨県が主催した「『バイ・ふじのくに』つながる市in道の駅富士川」のイベントの中で行われた。「恩賜林」(県有林)の間伐材で作った木札300個と富士吉田市で生産が盛んな織物のコースター70枚が「お返しの品」として届けられた。 「一層両県の交流を深めてもらいたい」と話した中学生に対し、川勝知事は「山梨県は日本一の奥座敷だ。県民を代表してお礼を言いに来た」な
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税の絵はがきコンクール 田中さん(吉田・中央小)最優秀
島田法人会のメンバーが18日、吉田町の中央小を訪れ、同会女性部会が主催する「税に関する絵はがきコンクール」で最優秀賞に輝いた同小6年の田中羽奈さんら7人の入賞者を表彰した。 税金について考え、理解を深めてもらおうと小学6年生を対象に絵を募集し、管内(島田、牧之原市、吉田、川根本町)の30校から1114点の応募があった。同小の入賞者が最も多く、岩原茂雄会長、増田真知子女性部会長がそれぞれ賞状を手渡した。 入賞作品は12月3~13日に静岡空港ターミナルビルで展示する予定。田中さん以外の主な入賞者は次の通り。 島田税務署長賞 鈴木小織(島田第一)▽島田法人会長賞 関斗真(吉田中央)▽女性部会
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吉田ブランド「べっぴん」 まちづくり公社、取り扱い店に認定証
吉田町まちづくり公社(三輪利夫理事長)は16日、町のブランド「よしまちべっぴん」に認定された特産品を取り扱う店舗に対し認定証の贈呈を始めた。店頭に設置してもらい、消費者の認知度や事業者の参画意識の向上を目指す。 19日までに、ウナギとシラスの加工品取扱店など計22店舗に対して認定証を贈る。アクリル製で、高さは約20センチ。店舗の名称を記載し、「べっぴん」のロゴもデザインした。この日は三輪理事長が同町片岡の「しらすのまどぐち」を訪れ、スタッフに認定証を手渡した。 公社は12月31日まで、ブランド認定品を購入した人に特産品の詰め合わせを抽選でプレゼントするキャンペーンを実施している。15日ま
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吉田町産ウナギ×日本料理「割烹嶋村」 柳川風 群を抜く存在感【静岡食材と日本橋料理人】
「脂はのっているのに邪魔にならない」。ほどよい脂と身の柔らかさを両立した軽い口当たり。全国各地の名産ウナギを扱ってきた8代目の加藤一男社長(75)は吉田町産のウナギに目を丸くした。ワサビやメロンなどの県産食材は常に愛用しているが「ウナギと言えば浜名湖一本だった。吉田町は聞いたことがなかった」と初めて手にした。 今回は県産のジネンジョやレンコン、シイタケと一緒に卵でとじて柳川風に仕立てた。風味豊かな食材に囲まれても、肉厚なウナギの存在感は群を抜く。口に入れれば、ホロホロとほどけていくような柔らかさ。何度食べても飽きが来ず、次から次へと箸が伸びる。仕上げに振り掛けた県産茶葉のほのかな香りも食を
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教員の時間外勤務減 教育改革の成果を説明 吉田町総合会議
吉田町は15日、町総合教育会議を町役場で開き、教育改革として実施している「TCPトリビンスプラン」の取り組み状況を教育委員に報告した。授業日の平準化を進めた結果、教職員の時間外勤務時間が減った調査結果などを示し、今後も取り組みを継続することを確認した。 授業日の平準化は同プランの主要な取り組みの一つ。授業日数を増やし、1日の授業時間数を減らすことで、放課後の時間を確保することを目指している。町内3小学校では、2017年度から5日程度授業日数を以前より増やした。 教職員を対象に実施したアンケート調査では、107人の回答者のうち83・2%が「授業準備の時間を確保し、子どもの学力を保障すること
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納税功労者を表彰 島田税務署
島田税務署は12日、本年度の納税表彰受賞者に表彰状を贈った。名古屋国税局長表彰を受けた島田法人会副会長の川端祥治郎さん(島田市)らが同署を訪れ、由倉博美署長から賞状を受け取った。 受賞者は納税制度の普及や租税教育などに貢献した11人。このほかの受賞者は次の通り。 島田税務署長表彰 桜井敬久(島田市)桜庭麻裕子(同)中村弘司(川根本町)羽田光宏(島田市)八木勝美(牧之原市)▽島田榛原地区税務推進協議会長表彰 池谷進(島田市)加藤カヨ(牧之原市)小長谷雅俊(島田市)塚本成男(吉田町)星野哲也(島田市)
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創業者の母校に図書購入費100万円 埼玉のガス会社、吉田町の住吉小へ
さいたま市のガス会社「サイサン」はこのほど、同社の創業者川本二郎氏(故人)が卒業した吉田町の住吉小に図書購入費100万円を寄付した。校内にある「川本文庫」の書籍の更新や拡充に活用される。 川本武彦社長が同校を訪れ、図書委員長の6年生秋野水那さんに目録を手渡した。川本社長は記念講演で「小さなころに感銘を受けたものは一生忘れない。川本文庫を通じて人生を豊かにして」と読書の大切さを児童に伝えた。 同社は継続的に図書購入費を同校に寄付していて、整備された書棚は川本文庫という名称で児童に親しまれている。秋野さんは「校舎内には寄贈していただいた本がたくさんあり、さまざまな本を読むことができている」と
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まちづくり貢献で11個人1団体表彰 吉田町
吉田町は9日、長年にわたりまちづくりに貢献した11個人1団体を表彰した。町役場で式典を開き、田村典彦町長が表彰状や記念品を手渡した。 受賞者は次の通り。 【表彰状】社会体育 久米武志▽社会福祉 山本和子、吉永優子、大畑一松▽交通安全 中川孝充 【感謝状】地方自治 水谷薫▽社会福祉 藁科睦夫、大石昭子、増田信行▽消防防災 石橋健▽交通安全 久保田敦史▽徳行 町立図書館いけばなボランティア
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花壇に苗植え付け 吉田特別支援学校
吉田町の吉田特別支援学校の生徒がこのほど、町役場庁舎前の花壇とプランターに花の苗を植えるボランティア活動に取り組んだ。 参加したのは、高等部2年生7人。シャベルで土を掘り起こし、ユリオプスデージーやビオラなどの苗600株を一つ一つ丁寧に植えた。深見菜月さんは「きれいな花壇ができてうれしい。みんなに見てほしい」と話した。
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中電、周辺7市町に 火災4件など報告 浜岡原発情勢連絡会
中部電力浜岡原発の情勢連絡会は8日、第21回情報交換会を御前崎市佐倉の同発電所で開いた。中電は本年度に敷地内で発生した4件の火災など、浜岡原発の現況を周辺7市町の防災担当者らに報告した。 浜岡原発では4月以降、車両に積んだ検査装置や送電線からの出火、5号機タービン建屋内の発煙があり、11月1日には草刈り作業中に草や機械の一部が燃える火災が起きた。いずれも外部への放射能の影響や人的被害はなかったが、中電静岡支店の山元章生支店長代理は「お騒がせして申し訳ない。再発防止に努める」と陳謝した。 原子力規制委員会による4号機の新規制基準の適合性確認審査や、1、2号機共用排気筒の解体状況も説明した。
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青少年育成 3個人7団体表彰 下田で県大会
2021年度の「子供・若者育成支援強調月間県大会」(県青少年育成会議など主催)がこのほど、下田市民文化会館で開かれた。青少年の健全育成などに貢献した3個人7団体を表彰した。 静岡大の加藤英明准教授(保全生物学)が「身近な生き物と環境保全」と題して講演した他、同市の子どもたちがフラダンスを披露した。 表彰を受けた個人、団体は次の通り。 青少年の部 中村莉瑞(吉田町)▽青少年指導者の部 鈴木みどり(浜松市中区)竹内泰孝(同市東区)▽青少年団体の部 オイスカ高(同市西区)湖西高教養部三味線班(湖西市)島田商高珠算部(島田市)沼津特別支援学校愛鷹分校(沼津市)沼津高専寮生会防災担当(同)沼津中央高男
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波乗るの気持ちいい 児童がサーフィン挑戦 プロサーファーが指導 浜松市南区
浜松市中区のプロサーファー三浦涼さん(24)によるサーフィン教室が6日、南区の遠州灘海岸で開かれた。初めてサーフィンに挑戦する小学生12人が、波に乗る楽しさを体験した。 三浦さんやプロサーファーの三輪紘也さん(22)=吉田町=らが講師となり、個別指導した。児童は講師と2人一組で海に入り、後ろから来る波に合わせてサーフボードの上に立つ練習を繰り返し、バランスを取りながら波に乗れるようになった。大平台小3年の高橋明日香さん(9)は「波に乗れたときが気持ちよくて楽しかった。またやりたい」と笑顔を見せた。 三浦さんによると、浜松市は全国のサーフィンが盛んな地域に比べて体験教室が少ないという。イベ
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新体操の八木琉太さん(吉田中) 全国大会へ健闘誓う
全日本ジュニア新体操選手権大会(日本体操協会主催)への出場を決めた吉田中3年の八木琉太さんがこのほど、町役場を訪れ、田村典彦町長に健闘を誓った。 八木さんは8月の東海大会男子個人で6位に入賞し、全国への切符をつかんだ。全国大会は12~14日に群馬県高崎市で行われ、スティック・リング・ロープ・クラブの4種目を演技する。 八木さんは「ノーミスで終え、悔いが残らないように頑張りたい」と意気込み、田村町長は「つかみ取ったチャンスをものにして」とエールを送った。
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災害時、停電早期復旧へ 吉田町と中部電力が協定
吉田町と中部電力パワーグリッドは5日、地震や風水害に伴う停電の早期復旧に向けた連携協定を結んだ。 平時には、災害時の円滑な連携に必要な事項を相互に確認する。停電の未然防止のため、被害を及ぼす恐れのある樹木の伐採も進める。停電時には、復旧状況の共有、電源車の配置、道路の通行確保などで連携し合う。 町役場で開いた締結式で、田村典彦町長は「これまで以上に連携を密にしていきたい」と述べた。山本孝之所長は「より具体的な内容で連携できる。心強い」と話した。 同社は県内自治体と同様の協定締結を進めている。8日には牧之原市と結ぶ。
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バザーの収益金3万円を町に寄付 吉田・住吉壮年会
吉田町の住吉壮年会(大村政人会長)はこのほど、地元で開催したチャリティーバザーの収益金3万942円を同町に寄付した=写真=。 バザーは10月24日に住吉会館で開き、小中学校で使用する文房具やスポーツ用品などを販売した。大村会長らが町役場を訪ね、田村典彦町長に目録を手渡した。大村会長は「子どもたちが楽しめるまちづくりに生かしてもらいたい」と話した。
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窃盗の疑い
浜松中央署は30日、窃盗の疑いで吉田町片岡、無職の男(53)を逮捕した。逮捕容疑は27日午後2時ごろ、浜松市中区の商業施設で財布2個(9万7千円相当)を盗んだ疑い。
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キャンプで重宝 強靭ベルト開発 本橋テープ 人気ブランドとコラボ
細幅織物メーカーの本橋テープ(吉田町)は、アウトドア用品メーカーと連携した製品の発売を重ね、ブランド力の強化に注力している。細幅織物の優れた耐久性や一貫生産による高い品質などに納得した連携先のファンを自社へと引き込む戦略で、顧客基盤の拡充を目指す。 9月に人気ブランドの一つであるネイバーフッド(東京)と、便利なキャンプ用品として「タフフック」を発売した。タフフックはバッグやベルトなどの素材になるテープに、50個の輪を等間隔に備える。一つの輪の耐荷重は30キロと強靱(きょうじん)で、テント内で照明を安全につるしたり、ぬれた衣服を干したりするなどの目的で、キャンプ愛好家に重宝されている。 本
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最大10万円応援金 売り上げ減事業者に 吉田町 コロナ対応
吉田町は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言などの影響で売り上げが減った町内の事業者に対し応援金を支給する。県の応援金に、最大10万円を町として上乗せする。11月1日から申請を受け付ける。 8、9月の売り上げが30~50%減少し、県から応援金の交付を受ける中小企業や個人事業者が対象。希望者は町ホームページから申請書をダウンロードし、必要事項を記入した上で、県の交付決定通知書の写しなどとともに町に提出する。 問い合わせは町産業課<電0548(33)2122>へ。
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技能功労者に20人 沼津市 1日表彰
沼津市は29日までに、本年度の技能功労者20人(男性19人、女性1人)を選出した。1日に市内で表彰式を開く。 技能功労者表彰は満55歳以上で、同じ職業に30年以上従事している技術者が対象。表彰は1976年に始まり、本年度分を含めてこれまで表彰を受けたのは2124人となった。 本年度選ばれた人は次の通り。 海瀬温(西浦河内、建築大工)▽望月史彦(三枚橋町、左官)▽杉山一彦(下香貫林ノ下、とび職)▽杉本浩志(添地町、建具職)▽中村浩義(足高、塗装看板工)▽加藤浩一郎(大諏訪、配管工)▽今野秀明(大岡、整備士)▽稲木征雄(下香貫林ノ下、整備士)▽菅野清二(東椎路、理容師)▽市野ちあき(原、美容師)
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政策、公約重視56% 「投票率上がる」34% 静岡新聞社〈みんなの選挙〉ネット調査
静岡県内8小選挙区で23人が舌戦を展開している衆院選の投開票が、31日に迫った。12日間の選挙戦も最終盤を迎え、立候補者は各地で声を振り絞り支持を訴えている。静岡新聞社が23~27日に実施した衆院選に関する第3回インターネットアンケートで、小選挙区の投票先を選ぶ際に何を重視するかを聞いたところ、「政策や主張、公約」が56%と半数を超えた。「所属する政党や政治団体」が16%、「実績・経験」が11%、「将来性」が9%などと続いた。 3回目のアンケートでは「投票行動」をテーマに県内の有権者158人(男女各79人)から回答を得た。 比例区で投票する際に政党の公約をどの程度考慮するかとの質問には、
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交通安全功労者を表彰 牧之原署など
静岡県交通安全協会牧之原地区支部は25日、地域の交通安全に貢献した個人と店舗に対する表彰式を牧之原署で開いた。大石高行支部長と戸塚浩之署長が表彰状を功労者に手渡した。 表彰を受けた人は次の通り。 交通功労銅賞 千葉國武(牧之原市細江)大井和正(同市静波)益富數義(同)松浦伊佐子(吉田町住吉)▽交通功労青銅章 神谷好一(牧之原市仁田)大井光男(同市中)田村進(同市細江)山田博孝(同)▽感謝状 理容白石(吉田町神戸)大石ふとん店(牧之原市静波)大石生花店(同)
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かわいい「おむつケーキ」 吉田町立図書館で作品展
束ねたおむつを装飾してラッピングする「おむつケーキ」の制作に取り組む吉田町の筒井美矢子さん(73)の作品展が31日まで、同町片岡の町立図書館で開かれている。 おむつをリボンで束ね、造花やぬいぐるみでかわいらしく飾り付けた。出産祝いのプレゼント用として、12年前から希望者に対して作り続けているという筒井さん。手掛けた数は200作品を超え、「どの角度からもきれいに見えるようにこだわっている」と話す。 作品展にはデザインが異なる12点を出品。最近制作を始めた、高齢者用のおむつを使った作品も並べた。展示終了後には、抽選でおむつケーキを来場者にプレゼントする。希望者は展示会場で用紙に必要事項を記入
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安全衛生水準たたえる 静岡労働局が事業所表彰
静岡労働局はこのほど、本年度の県産業安全衛生表彰式を静岡市駿河区で行った。職場の安全衛生の水準が高いと認められた事業所と個人に静岡労働局長表彰を授与した。 表彰を受けた事業所、工事現場所在地は次の通り。 【優良賞】ピーエス三菱・コーアツ工業特定建設工事共同企業体(御殿場市) 【奨励賞】京浜金属工業本社(浜松市)タカラスタンダード三島工場第1工場(三島市)東海道本線袋井・磐田間新駅ほか新設工事共同企業体(磐田市)日本モレックス静岡工場(吉田町)
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プレミアム商品券販売を 吉田町商工会、町長に要望
吉田町商工会(増田学会長)はこのほど、コロナ禍で落ち込んだ地域経済の回復に向けた対策を求める要望書を田村典彦町長に提出した。 これまでも実施したプレミアム付き商品券の事業が「幅広く住民や小規模事業者に効果を及ぼす」として、同様の事業を今後展開することを求める内容。町役場で要望書を手渡した増田会長は「さらなる地域経済の回復のため協力をお願いしたい」と述べた。 町は要望に応じ、関連経費を計上した町一般会計補正予算案を18日の臨時会に提出する予定。
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吉田の特産品をブランド化 認定制度で魅力発信へ
吉田町まちづくり公社(三輪利夫理事長)は、特産品を「よしまちべっぴん」として認定する制度を立ち上げた。ウナギやシラスなどの商品をブランド化し、魅力を発信していく。15日から、“べっぴん”を購入した人に特産品の詰め合わせを抽選でプレゼントするキャンペーンを開始する。 町内の事業者、店舗が手掛けるウナギやシラスの加工品、料理が主な対象。既に177商品が認定された。取扱店には認定証を贈る。今後はウナギとシラス以外に、独創性のある多様な商品を対象に含めて認定を進めていく。認定商品は公社ホームページ内の「べっぴんガイド」で紹介している。 14日に認定審査委員会の初会合を町内
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主な遊説日程 10月15日【参院静岡補選】
変更の可能性あり。電話は立候補者の選挙事務所 【若林洋平氏】 午後7時、三島商工会議所TMOホール(演説会、三島市) ◇事務所<電054(273)7700> 【山崎真之輔氏】 午前8時、JR西焼津駅北口前▽同9時、田子重登呂田店前(焼津市)▽同11時、小山城駐車場(吉田町)▽午後3時、イオンタウン浜岡前(御前崎市)▽同6時、松下新聞店前(菊川市) ◇事務所<電054(291)6155> 【鈴木千佳氏】 午前10時、大谷団地(浜松市天竜区)▽同10時45分、遠鉄ストア天竜店(同)▽同11時半、二俣大橋南(同)▽午後3時半、サンストリート浜北(同市浜北区)▽同4時半、染地台野鳥公
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本番に向け士気高める 吉田町チームが結団式【静岡県市町駅伝】
静岡市で12月4日に行われる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の吉田町実行委は9日、町役場で結団式を行った。選考を通過した選手らが出席し、本番に向けて士気を高めた。 「力を出し切って優勝したい」「最後まで全力を尽くす」などと、選手一人一人が意気込みを語った。大会までのスケジュールや、新型コロナウイルス対策についての説明も受けた。キャプテンの大山宗則さん(42)は「チームが一丸となれるようキャプテンを務める。みんなで頑張っていこう」と呼び掛けた。 同町の最高順位は2019年の準優勝。今後は週に1回のペースで練習会を行う。選手団の最終打ち合わせ会は11月27日に実施
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地元就職促進目指す 牧之原市が企業向け説明会
大学などに進学した学生の地元への就職促進を目指し牧之原市が取り組む「おかえりプロジェクト」の企業向け説明会が5日、市相良総合センター「い~ら」で開かれた。同市にほか、吉田町、御前崎市の企業90社が出席し、プロジェクトの趣旨や参加方法について説明を受けた。 プロジェクトでは、企業、学生、金融機関、高校、市役所でプラットフォームを作る。登録した学生と企業の交流事業や、学生への求人情報の提供などを行う。金融機関は「おかえりローン」と称し、低金利の教育ローンを提供する。市はUターン就職をした学生に、在学中の利子相当分の「おかえり教育奨励金」を助成する。 説明会では、市担当職員が「学生に地元の企業
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吉田・小学生「新聞スクラップ」 田中さん、松下さん最高賞
吉田町の小学生が夏休みに取り組んだ「新聞スクラップマラソン」(塚本新聞店主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式が6日、同町の中央小で開かれた。最優秀賞には、田中羽奈さん(中央6)と松下愛さん(住吉4)のスクラップブックが選ばれた。 参加したのは、町内3校の4~6年生51人。塚本新聞店が各家庭に届けた静岡新聞などの記事を切り抜いてスクラップブックに貼り、感想や意見を書き込んだりカラフルな装飾を施したりした。 同店の塚本成男社長は「いろいろなジャンルの記事に着目して仕上げた作品が高い評価を受けた」と講評した。最高賞に輝いた田中さん(12)は「1日に2、3時間かけて楽しく取り組んだ。受賞でき
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吉田・自彊小児童「リニアと大井川」考える 静岡県が出前講座
リニア中央新幹線と大井川の水に関する県の出前講座が5日、吉田町の自彊小で開かれた。6年生約75人が受講し、水の大切さやトンネル工事と河川流量の関係について理解を深めた。 県くらし・環境部主幹の小林泰之さんが講師を務めた。同町では大井川の地下水が多く使われているとして、「地下水は吉田の生活や産業になくてはならない大切なもの」と強調した。トンネル工事により「地下水が減ることが心配されている」と話し、「身近な問題として家族や友達と話し合って」と呼び掛けた。 町の未来を考える総合学習の一環で、同校が県に出前講座を依頼した。10月の修学旅行で山梨県のリニア見学センターを訪れるため、事前学習としても
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戦没者を追悼 遺族ら冥福祈る 吉田
吉田町は1日、2021年度町戦没者追悼式を同町住吉の学習ホールで開いた。遺族や自治会関係者ら約90人が出席し、436柱の冥福を祈るとともに平和への誓いを新たにした。 黙とうに続き、田村典彦町長が式辞で「先人たちの思いを継承し、戦争の惨禍を繰り返さないことが私たちの使命」と述べた。遺族代表の中村節男さん(71)は「悲惨な戦争から学んだ教訓と平和の尊さを次の世代にしっかりとつなげていく」と慰霊の言葉を語った。 コロナ禍を考慮し、出席者を限定するなどの対策を取った上で実施した。
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交通事故防止 反射材で啓発 牧之原署
秋の全国交通安全運動に合わせ、牧之原署は28日、事故防止のために反射材の着用を呼びかける啓発活動を吉田町のベイシアフードセンター吉田店の出入り口で実施した。 署員のほか、県交通安全協会牧之原地区支部の交通安全指導員ら約15人が参加。反射材が付いたストラップ型のライトや靴用の反射材シールなどを、「気を付けて帰って」などと呼びかけながら来店者に配布した。
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補正予算など可決 吉田町議会閉会
吉田町議会9月定例会は24日、最終本会議を開き、2021年度一般会計補正予算案や20年度の各会計決算認定案など15議案を原案通り可決、認定し、閉会した。
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風景写真など36点 吉田公園で作品展
吉田町の写真愛好団体「写連坊」の第21回写真展が27日まで、同町の県営吉田公園多目的ホールで開かれている。 会員11人が自由な視点で撮影した作品36点を出品した。富士山をバックに激しく打ち付ける荒波を捉えた作品や、駿河湾に沈む夕日を写した幻想的な作品などが目を引く。コロナ禍で団体での撮影旅行ができない中、吉田公園で遊ぶ親子や自宅で飼っているネコなど身近な風景を切り取った写真もあり、来場者を楽しませている。
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焼津内港の空きビル改装 60年代の趣生かし「交流の場に」
焼津市の焼津内港(旧港エリア)の空きビルをリノベーションした店舗のオープンから半年が過ぎた。県中部でアクセサリーの製作活動をしている斉藤愛さん(44)=吉田町=が、港町の一角にある1960年代の趣のある建物を気に入り、2年間かけて改装した。ワークショップや展示会の会場としても活用され、斉藤さんは「交流の場にしたい」と話している。 店舗は3階建てビルの2階で、おおよそ80平方メートルの広さにアクセサリーや家具を並べて販売しているほか、斉藤さんの作業スペースも配置した。月に1回ほど、個人でコーヒー販売を営んでいる店主らを集めたイベントが開催され、写真のワークショップ、洋服の展示会なども行われ
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酒気帯び運転で衝突事故 牧之原署が男を逮捕
牧之原署は12日、道交法違反の疑いで吉田町川尻、会社員の男(55)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後6時ごろ、同町片岡の町道で軽トラックを酒気帯び運転した疑い。同署によると、交差点で乗用車と出合い頭に衝突する事故を起こして発覚した。
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100歳「末長く健康で」 吉田町長、町民14人を祝福
吉田町の田村典彦町長は10日、2021年度に100歳を迎える町内の高齢者を訪ね、長寿を祝福した。 本年度の訪問対象者は14人。高齢者の体調や新型コロナ禍を考慮し、このうち8人の自宅や入所施設を田村町長が訪問して花束や記念品を手渡した。祝福を受けた真島登志さんは「祝ってもらえてうれしい。何でも好き嫌いなく食べ、洗濯や料理など家事もやる」と笑顔を見せた。 田村町長は「100年生きるのはすごいこと。末永く健康に過ごしてもらいたい」と話した。
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詐欺未遂の疑い 男子高校生逮捕 牧之原署
牧之原署は10日、詐欺未遂の疑いで横浜市の男子高校生(17)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午前11時半ごろから午後4時ごろまでの間、何者かと共謀し、吉田町の無職女性(81)宅に息子を装って「お金が必要なので用意してほしい」などと複数回電話し、現金をだまし取ろうとした疑い。 同署によると、電話を受けた女性が不審に思い、通報した。同署は「だまされたふり作戦」を行い、現金の受け渡し場所の公園に現れた男子高校生を取り押さえた。
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9月16、17日に一般質問 吉田町議会
吉田町議会9月定例会は16、17の両日、一般質問を行う。計7氏が登壇し、当局の姿勢や考えをただす。 登壇者と主な質問内容は次の通り。 【16日】増田剛士①交通安全対策および園児、児童、生徒の交通安全意識・マナー向上▽平野積①公共下水道事業について▽楠元由美子①自然災害発生時における町民の、より良い避難行動のための情報提供▽盛純一郎①町の行政手続きにおける認め印 【17日】山内均①町全体の水洗化構想および合併浄化槽による水洗化計画▽八木栄①中央幹線整備事業について▽蒔田昌代①妊婦への新型コロナワクチン接種②子宮頸(けい)がんワクチン接種について
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明るい選挙啓発ポスターを展示 吉田で小中生作品76点
2021年度の明るい選挙啓発ポスターコンクールに出品された吉田町内の小中学生の作品が16日まで、町立図書館で展示されている。 町内の4小中学校の児童生徒が夏休みの期間中に制作するなどした全76点を並べた。若者が投票箱に票を投じる絵に、「あなたの一票で未来を明るく」などの言葉を添えた力作が目を引く。町選挙管理委員会によると、出品作品数は昨年度に比べ約20点増えたという。 町選管が選出した、小学生の部の5点と中学生の部の2点は、県選管の2次審査を今後受ける。町選管の担当者は「選挙が控えているので、その大切さを改めて考えてほしい」と呼び掛けている。
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パンパスグラスやコスモス見頃 吉田公園に秋の訪れ
吉田町の県営吉田公園で、穂を風でゆらゆら揺らすパンパスグラスと、色とりどりの花を咲かせたコスモスが来園者に秋の訪れを感じさせている。 パンパスグラスはイネ科の多年草で、西洋ススキとも呼ばれる。植えられているのは公園入り口やロックガーデンで、公園を管理するNPO法人しずかちゃんによると8月上旬に穂が出始めた。背丈は1メートル80センチほど。家族連れらが見上げるように楽しんでいる。 コスモスは同NPOが参加者を募り、地域住民らが6月中旬に芝生広場Bにあるチューリップ花壇に植えた。白やピンク、赤紫の花が咲きそろっている。 パンパスグラスは9月中旬、コスモスは9月末ぐらいまで楽しめそうという。
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吉田町議会が開会 14議案上程
吉田町議会9月定例会が1日開会し、4億9200万円を追加する町一般会計補正予算案など14議案を上程した。16、17両日に一般質問を行う。会期は24日までの24日間。
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対面授業か配信か 吉田町4小中学校、選択制に 9月10日まで
新型コロナウイルスの学校での感染拡大防止を目的に、吉田町の4小中学校で30日、オンライン授業が始まった。9月10日まで教室での対面授業をウェブ上で同時配信し、希望者が1人1台配布されたパソコン端末を使って自宅から授業に臨む。 「3メートル50センチ!」。自宅にいる児童の声が、自彊小3年3組の教室に響いた。長さの単位を学ぶ算数の授業。黒板の横の長さを問う担任の八木貴宏教諭(29)の呼び掛けに応じ、オンライン上の子どもたちも積極的に授業に参加した。 学校活動での感染に不安を抱く保護者の声を踏まえ、同町では対面かオンラインか選択できるようにした。各家庭を対象に実施したアンケートでは、4小中の平
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吉田でサル目撃 住宅地に連日、注意喚起
28日午前8時20分ごろ、吉田町神戸でサルの目撃情報1件が町に寄せられた。27日にも同じ地域で2件の目撃情報があり、町は公式ホームページやLINE(ライン)アカウントで注意喚起している。 町によると、サルが目撃されたのは住宅地の一角にある青柳公園の周辺。人的被害は確認されていない。 町は「サルに近寄らず、ゆっくりその場から離れて」と注意を呼び掛け、目撃した場合は町に情報提供するよう求めている。
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吉田町も優先接種 妊婦と同居家族 新型コロナワクチン
吉田町は25日、新型コロナウイルスワクチンの妊婦への優先接種を実施すると発表した。家庭内での感染が増えていることを踏まえ、妊婦の配偶者やパートナー、同居家族も対象とする。 町総合体育館での集団接種の実施日に、接種の希望があった妊婦ら対象者の枠を追加で設定する。予約は随時受け付けている。希望者は接種の可否を健診先の医師に確認した上で、町保健センターに電話して予約する。 問い合わせ、予約は同センター<電0548(34)5015>へ。
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全国舞踊コンクール1位、2位 石橋さん(吉田)平塚さん(焼津)
7月の埼玉全国舞踊コンクールのモダンダンスジュニア部で、吉田町の石橋慶大さん(17)=藤枝明誠高3年=が1位、焼津市の平塚達也さん(18)=島田工高3年=は2位と上位入賞した。新型コロナの影響で、昨年は同コンクールを含めて大会が相次いで中止に。感染防止に注意を払いながらの練習と環境の変化を乗り越えて栄冠を勝ち取った。 石橋さんは「adversity」と題した作品を披露。いくつもの困難を乗り越えて前へ進んでいく様子を体全体で表現した。平塚さんはジャンプや回転を交えながら、夏の嵐の激しさを伝えた。 作品は昨年、川合十夢さんの指導を受けて作り上げていたが、相次ぐ大会の中止で披露できずにいた。2
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パラ聖火リレー 種火に期待込め採火 吉田特別支援学校生2人
東京パラリンピックの聖火となる種火の採火が16日、吉田町立図書館に隣接する「ちいさな理科館」で行われた。 採火に立ち会ったのは、吉田特別支援学校に通う植村聖さん(17)と成瀬和希さん(18)。火花をスチールウールに着火させた後、ランタンに火を移した。田村典彦町長はあいさつで「(コロナ禍の雰囲気を)打ち破るような明るい光となってほしい」と期待を込めた。 県内各市町の種火は17日に静岡市に集められ、聖火となる。聖火は同日午後、同町内の健康福祉センターや中央公民館などで展示される。
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LINEアカウント開設 吉田町
吉田町は10日、LINE(ライン)公式アカウントの運用を始めた。生活情報や地域の魅力の発信を強化する。 アイコンには町のマスコットキャラクター「よし吉」を使用。「基本メニュー」と「保健・防災メニュー」の二つのタブを設け、子育てやゴミの収集日程、避難所の情報などに簡単にアクセスできるようにした。 町外の人にも興味を持ってもらおうと、移住に関する情報を集めた特設ウェブサイトへのリンクも用意した。町担当者は「ニーズに合わせた情報を配信していく。ぜひ友だち登録を」と呼びかけている。
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夏休みオンライン朝の会 吉田・自彊小 健康観察やミニゲーム
吉田町の自彊小は3日、児童に1人1台配備したパソコン端末を活用し、朝の会をクラスごとにオンライン上で行った。夏休み中の2~6年生が自宅から参加し、ビデオ会議システム「グーグルミート」を使って担任の教諭や友達とコミュニケーションを取った。 開始時刻は午前8時15分。6年2組では、夏休みを楽しむクラスメートの明るい笑顔が担任の長谷川飛太教諭(37)のパソコンの画面にあふれた。健康観察では一人一人が端末のマイクをオンにして、体調を報告した。なぞなぞやじゃんけんのミニゲームも楽しんだ。 朝の会をオンラインで実施するのは初めて。長期休業中もパソコン端末を使うことで学校と家庭の距離感を縮め、緊急時の
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戦争の悲惨さ写真で伝える 吉田で榛南平和展
榛南平和の会(佐藤正司代表)は15日まで、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝える「榛南平和展」を吉田町立図書館で開いている。7日には、ビキニ環礁の水爆実験で被ばくした漁船「第五福竜丸」元乗組員の大石又七さん(同町出身)が出演する映画「西から昇った太陽」の鑑賞会を同図書館の視聴覚ホールで開く。原爆が落とされた直後の広島や長崎の写真を並べた。第五福竜丸が被ばくした水爆実験の概要を説明するパネルも展示。ことし3月に死去した大石さんが生前に核廃絶を訴えて活動していた様子も紹介している。 7日の鑑賞会では午前10時半からと午後1時半からの2回、映画を上映する。定員は各回50人。問い合わせ、予約は佐藤代表<
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気になる記事を切り抜こう 吉田の小学生、ブック作り挑戦
吉田町内の小学4~6年生約50人が1日から、継続的に新聞記事を切り抜いて感想をまとめる「新聞スクラップマラソン」(塚本新聞店主催、静岡新聞社・静岡放送後援)に取り組む。31日は町内で開かれた事前講習会でポイントを教わり、オリジナルのスクラップブック作りに向け意欲を高めた。 参加する児童の各家庭には1~7日の1週間、静岡新聞など2紙が無料で届けられる。気になったニュースの記事を選んでスクラップ用の冊子に貼り付け、感想や意見を記入していく。 講習会では、同新聞店の塚本成男社長が「自分なりに楽しくデザインして」と呼びかけた。子どもたちは東京五輪関連などの記事を丁寧に切り抜いて貼り付け、選んだ理
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吉田中陸上競技部 町長表敬 全国、東海へ意気込み
8月に開かれる全国、東海大会への出場を決めた吉田町立吉田中陸上競技部の生徒15人がこのほど、町役場を訪れ、田村典彦町長に健闘を誓った。 1500メートルや3000メートルの全国標準記録を県中学総体で突破し、茨城県で開催される全中への出場を決めた磯崎心音さん、岸端悠友さん、栗田絆生さんらが、賞状やカップなどを手に来訪。「本番までに今以上の練習を重ねる」「最高のコンディションで大会に臨む」などと一人一人が抱負を話した。 田村町長は「チャンスをものにできるか試されている。頑張って自分の希望や夢をかなえて」とエールを贈った。
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MTB国際大会開催へ 五輪パラ後、レガシー創出 静岡県議会知事答弁
静岡県議会6月定例会は21日、公明党県議団の早川育子氏(富士市)が代表質問を、無所属の大石健司氏(牧之原市・吉田町)、自民改革会議の増田享大氏(掛川市)が一般質問を行った。川勝平太知事は東京五輪・パラリンピック自転車競技の本県開催を契機としたレガシー創出の取り組みとして、大会後、マウンテンバイク(MTB)の国際大会「ジャパンMTBカップ(仮称)」を開催すると明らかにした。早川氏への答弁。 県スポーツ政策課によると、五輪パラ自転車競技の県内会場の一つ、日本サイクルスポーツセンター(伊豆市)内の伊豆MTBコースを活用する。2022年3月上旬、国内外のトップ選手ら約250人を迎えて開催する計画と
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静岡県内ワクチン接種ペース 1日2万回で政府目標達成 県試算 「秋までに打てる」
新型コロナウイルスのワクチン接種を巡る静岡県内の今後の見通しについて、県が接種ペースを現状の半分程度に当たる1日2万回に抑えても、政府目標の「10~11月の希望者接種完了」を達成できると試算していることが21日までに分かった。政府はファイザー製ワクチンの供給量が減る見込みを示したが、県幹部は「総量は確保されている。秋までに必ず打てるので安心してほしい」と強調する。 新型コロナのワクチン接種は8月以降、64歳以下の一般接種が本格化する。一方で自治体接種に用いられるファイザー製は供給減が確実で、本県の配分は6月の116万3千回分に対し、7月は72万5千回分に減り、8月は57万回分程度まで落ち込
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静岡県人口、361万3694人 7月1日現在、前月比1736人減
静岡県が20日に公表した7月1日現在の静岡県の推計人口は361万3694人で、前月に比べ1736人減少した。昨年実施した国勢調査の結果を基に再計算した実質の動きでは14カ月連続の減少となった。 減少の内訳は出生数から死亡数を引く自然動態がマイナス1321人、転入数から転出数を引いた社会動態がマイナス415人だった。 前月に比べ人口が増加したのは13人増の吉田町を筆頭に、裾野市(12人)、南伊豆町(11人)、菊川市(2人)の4市町。人口が減少したのは浜松市の268人、静岡市の206人、沼津市の144人、御殿場市の127人の順だった。 自然動態がプラスだったのは長泉町のみで、13人増。社会
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南アルプス活性化探る 中部5市2町、合同人材研修 シカ解体ショー提案
静岡、島田、焼津、藤枝、牧之原の5市と吉田町、川根本町は19日、合同人材育成研修会を県産業経済会館で開いた。各市町の若手職員26人が5グループに分かれ、南アルプスを生かした地域活性化の在り方や課題、その実現に向けた具体策を考えた。 「経済的に潤う南アルプス」を目指す姿として掲げたグループは、南アルプスの知名度の低さや登山以外の名物の少なさを指摘。豊かな自然や食材はもちろん、農作物を荒らす厄介者となっているシカに着目し、狩猟ツアーやシカの解体ショーなどの企画を提案した。 南アルプスを誇りに思う人づくりに着目したグループもあり、子ども対象の自然教室や野外活動の開催などの案が出た。 5市2町
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吉田町、杏林堂薬局と協定 健康増進、子育て支援へ
吉田町はこのほど、町民の健康増進などに向けた包括連携協定を、同町に店舗がある杏林堂薬局(青田英行社長)と締結した。 健康増進に加え、食育の推進、子育て支援、高齢者・障害者支援などに関する取り組みを、両者が連携して展開する。これまで杏林堂の協力を受けて実施してきた骨密度や血管年齢の測定会などを、さらに充実させていくことを目指す。 町役場で締結式を開き、田村典彦町長と青田社長が協定書に署名した。青田社長は「地域の皆さんがより幸せな生活ができるよう、お手伝いしたい」と意気込み、田村町長は「杏林堂がこれまで培ってきたノウハウを、ぜひ活用させてもらいたい」と話した。 締結式終了後には、新型コロナウイル
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土石流被害の熱海「早く元気に」 千羽鶴3400羽、手紙添え 吉田・中央小児童、伊豆山小に
大規模な土石流の被害を受けた熱海市伊豆山地区の住民を元気づけようと、吉田町立中央小の児童が千羽鶴を制作した。同町の新聞販売店を通し、20日に同市立伊豆山小学校に届ける。 総合学習で防災を学んでいる5年生が、「何かできることはないか」と話し合い、千羽鶴を贈ることを発案した。折り鶴の数は、伊豆山地区の住民数に合わせ約3400羽。全校に呼び掛け、約650人が制作に協力した。 休み時間や帰宅後の時間を当てた。2週間近くかけ、思いが詰まった長さ約1メートルの大作を完成させた。5年生の大石健翔君(11)は「(被災者が)1日でも早く元気になれるようにと思って作った」と語った。 新聞を活用した防災学習
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静岡人インタビュー「この人」 小鷲郁那さん 吉田町の地域おこし協力隊に着任
7月1日で着任した。イベントの企画運営などを通して地域の活性化を図る。埼玉県久喜市出身。任期は3年間。26歳。 -協力隊として働くことになった経緯は。 「地域おこし協力隊の情報サイトを見て、吉田町を知った。ほかの市町の協力隊と比較した上で、吉田に決めた。就労の形態に縛りがあまりなく、自由度の高い働き方ができることに魅力を感じた」 -吉田町の印象は。 「人が穏やか。不動産会社の人も、スーパーの店員も、郵便局員もみんないい人でなじみやすい。海がない埼玉県民はみんな海が好き。引っ越し後、さっそく海を散歩してきたら気持ちよかった」 -これまでの経歴は。 「フリーランスとして、アニメやバン
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吉田工場火災「予見しがたい爆発」 事故調、静岡市長に報告書
吉田町川尻の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で消防隊員と警察官の計4人が死亡した2020年7月の火災で、静岡市が設置した事故調査委員会(委員長・関沢愛東京理科大教授)は12日、消防活動の検証結果や再発防止策などをまとめた報告書を田辺信宏静岡市長に提出した。報告書の内容は「警察の捜査が続いている」として非公表。関沢委員長は「一番重要なポイントは非常に予見しがたい爆発事故だったこと」と指摘した。 火災では、工場内を調べていた静岡市消防局吉田消防署員3人と牧之原警察署員1人の遺体が2階で見つかった。1階で起きた爆発で大量の黒煙が発生し、取り残されたとみられている。 静岡市役所で報告書を提出
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レックが追悼慰霊式 吉田・工場火災1年 安全管理強化誓う
吉田町川尻の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で消防士と警察官の計4人が死亡した火災の発生から1年となった5日、レック(本社・東京都)は追悼慰霊式を工場跡地の隣接地に建立した慰霊碑前で行った。 同社の青木光男会長、永守貴樹社長をはじめ、同社幹部ら約50人が参列。殉職者4人を表す4本の石柱からなる「誓いの塔」の前で、黙とうをささげた。貝方士利浩専務が「安全管理体制を強化することで、実効性ある安全活動を行っていく」と誓いの言葉を述べた後、参列者が慰霊碑に花を手向けた。 同社が設置した事故調査委員会の調査報告書では、工場内にあった化学物質の発火が出火原因となった可能性に触れた。同社は4月から
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吉田町・レック工場火災1年 殉職者悼み献花式
吉田町川尻の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で2020年7月に発生し、消防士と警察官の計4人が死亡した火災から1年を迎えた5日、静岡市消防局吉田消防署で献花式が行われた。署員や吉田、牧之原両市町の代表職員ら約50人が出席し、再発防止への決意を新たにした。 玄関前に献花台を設け、市消防局の小長井善文局長ら参列者が花を手向けた。「事故をしっかり検証し、今後の消防活動に生かされる事を切に願います」との遺族一同からの手紙が読み上げられた。事故を受け設置した「誓いの碑」も紹介。碑文には「不退転の決意をもって安全確保に取り組む」と刻んだ。 牧之原署でも同日、署員が殉職者に黙とうをささげた。戸塚浩
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静岡銀行、山梨中央銀行 私募債に7件 富士山基金に130万円
静岡銀行は2日までに、山梨中央銀行との包括業務提携を記念した私募債「FUJIBON(フジボン)」の引き受け第1号が運輸関連業の浜名梱包輸送(浜松市浜北区、鈴木猛社長)など7社に決まったと発表した。同日、発行手数料の一部の130万円を富士山保全事業に寄付した。 静岡銀が4社、山梨中央銀が3社の私募債を引き受ける。記念私募債は、企業が私募債を発行する際に、両行が受け取る手数料の一部をNPO法人「富士山世界遺産国民会議」が運営する富士山基金に寄付する仕組み。 各社の発行金額は5千万~2億円で、運転資金などに充てる。期限は3~5年。 このほかの静岡銀が引き受けた私募債発行企業は次の通り。かっこ
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現場俯瞰し安全確保 静岡市消防局に新部隊 吉田町工場火災教訓
静岡市消防局は2021年度、県内の消防本部で初となる「災害機動指揮支援隊」を発足させた。吉田町で発生した「レック静岡第2工場」の火災の教訓を生かして災害現場の状況を客観的に把握し、消防隊の安全な活動を支える。 1日午前、火災現場に見立てた同局訓練棟から煙が上がった。「爆燃現象の危険あり」。災害機動指揮支援隊の海野大輔隊長(44)が無線で情報共有し、即座に緊急退避至急報ホイッスルを響かせた。屋内の隊員は一斉に外に避難。危険予測を迅速退避につなげる訓練だ。 同隊は、特別高度救助隊の隊長経験者ら9人の少数精鋭部隊。災害現場で俯瞰(ふかん)的に状況を把握し、危険要因を素早く察知。現場指揮隊長らに
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消防事故調 原因特定に至らず 吉田町工場火災1年
吉田町川尻の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で消防士と警察官の計4人が死亡した火災は5日で発生から1年を迎える。静岡地域消防運営協議会の事故調査委員会は月内にも報告書をまとめる方向で検証作業を進めているが、出火原因の特定には至っていないとみられる。報告書には死亡した4人が建物内に進入した経緯や、より安全な消火活動に向けた提言などが盛り込まれる見通し。 火災では、静岡市消防局吉田消防署員3人と牧之原署員1人の遺体が2階で見つかった。1階で発生した爆発により大量の黒煙が発生し、取り残されたとみられている。工場には洗剤を袋詰めする機械や、掃除用品の商品と原材料などがあった。 レック(本社・
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吉田町の花火大会 2年連続の中止決定
吉田町は2日までに、例年8月に吉田漁港で開催している「港まつり・花火大会」の中止が決まったと発表した。コロナ禍を考慮し、2年連続での中止となった。 6月下旬に開かれた実行委の会合で決定した。実行委は代替の催しとして、花火大会の過去のポスターの展示会を夏に実施することを検討している。
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静岡県内不審電話相次ぐ 県警が注意呼び掛け
静岡県内で2日、息子や市役所職員などをかたる不審電話が少なくと12件確認された。県警は特殊詐欺や強盗につながる「サギ電話」や「アポ電」とみて注意を呼び掛けている。 県警生活安全企画課によると、不審電話は午前8時~午後4時15分、沼津市で2件、伊豆市、伊豆の国市、三島市、伊東市、富士市、牧之原市、浜松市中区、御殿場市、長泉町、吉田町で各1件あった。息子をかたる電話が6件と最も多く、投資の失敗や病気などを理由に現金を要求してきたという。 このほか、電話口の相手が名乗ったのは、市役所職員が4件、日本年金機関職員と警察官が各1件。介護保険料の還付に関して問い合わせたり、1人暮らしかどうかなどを尋
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ウェブ会議のシステム学ぶ 吉田町の職員研修
吉田町は1日、ウェブ会議システムに関する職員向け研修会を町役場で開いた。職員約20人が参加し、接続方法や操作の仕方などを学んだ。 町総務課情報管理部門の職員が講師を務め、オンライン会議アプリとして広く利用されている「Zoom」と「Webex」の使い方を説明。ミーティングIDの入力やマイクの設定など、会議に参加するための一連の流れを教えた。トラブルの代表例として音声の不具合を挙げ、「参加前にオーディオのテストをやって」と呼びかけた。 コロナ禍でウェブ会議が増えていることを受け、町が初めて実施した。12日には町立保育園の保育士らを対象に、同様の研修を行う予定。
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コロナワクチン 静岡県の大規模接種 吉田町でもスタート
静岡県の新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン大規模接種が25日、吉田町総合体育館で始まった。志太榛原地域の住民を対象に、7月末まで接種を行う。同町での開始により、県の大規模接種は全4会場がそろった。 同体育館では、牧之原、藤枝、島田、焼津各市と同町の高齢者がワクチンを接種する。7月末までに約4千人が2回接種できる体制を整えた。同体育館は吉田町の集団接種会場にもなっているため、集団接種が行われない日に計16日の日程を設定した。1日当たりの最大接種人数は540人。 初日の対象は牧之原市民と吉田町民。計381人が予約し、接種に訪れた。公募などを通して県が確保した医師や看護師らが、問診や接種を
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吉田町商工会 プレミアム商品券 26日から販売
コロナ禍で落ち込んだ地域経済の活性化を目的に、吉田町商工会は26日から、プレミアム付き商品券の第3弾を町内世帯を対象に先行販売する。 1セット(500円券6枚つづり)を2千円で販売する。26、27両日の販売会場は、学習ホール、しらすのまどぐち、川尻会館、オアシス館の4カ所。28日~7月2日は、町商工会館とオアシス館で販売する。 限定5万セット。昨年の第2弾よりも2万セット増やした。取り扱い加盟店は約150店舗で、一覧は町商工会のホームページで閲覧できる。有効期限は9月30日まで。 7月2日までに売り切れなかった場合は、町内在住、在勤者を対象に4日から販売する。問い合わせは町商工会<電0
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静岡県の大規模ワクチン接種会場、掛川でもスタート 伊豆の国に続き
静岡県の新型コロナワクチン大規模接種は21日、伊豆の国市の順天堂大静岡病院に続き、午後から掛川市の掛川B&G海洋センターでも始まった。県によると、いずれも大きなトラブルはなかったという。22日に富士市、25日に吉田町でも始まる。 掛川会場は4会場のうち最多の1万800人の枠を設けた。7月末までの平日、同市と袋井市、森町の高齢者向けに毎日実施する。県の募集に協力を買って出た県内の医療従事者が打ち手となる。初日は予約した520人がほぼ予定通り訪れ、キャンセルはごく少数だった。 接種を受けた掛川市の男性(68)は「5月に市の集団接種の予約を試みた時は電話がつながらず漏れてしまったが、今回は枠に
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川勝氏得票率、大井川流域が上位 市区町別 県全体は「西高東低」【静岡県知事選】
20日に投開票された静岡県知事選の市区町別の得票数は、新人の前参院議員岩井茂樹氏(53)=自民推薦=を破って4選を果たした現職の川勝平太氏(72)が、熱海と東伊豆の2市町以外で岩井氏を上回った。得票率の上位10市区町は大井川流域がほぼ独占した。川勝氏が支持を集めたリニア大井川水問題の影響とみられる。県全体では中部、西部の得票が高く、東部、伊豆が低い「西高東低」の傾向が見られた。 市区町別に川勝氏の得票率を見ると、流域10市町のうち御前崎市を除く9市町が上位10位以内に含まれた。トップは吉田町の70・86%(前回選比6・21ポイント増)で、次いで島田市の69・86%(8・06ポイント増)、菊
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静岡県の大規模ワクチン接種会場、64歳以下に対象追加 基礎疾患保有者など
静岡県は21日、同日開始した新型コロナウイルスの高齢者ワクチンの大規模接種に関し、予約枠に空きがある場合に64歳以下の基礎疾患保有者と高齢者施設従事者を新たに接種対象者に加えると発表した。接種券が発行されていることが条件。 県新型コロナ対策課によると、富士市のふじさんめっせ(富士市、沼津市、富士宮市対象)は沼津市、富士宮市の対象者枠に、掛川市の掛川B&G海洋センター(掛川市、袋井市、森町対象)は袋井市、森町の対象者枠に空きがある。 吉田町総合体育館(牧之原市、島田市、焼津市、藤枝市、吉田町対象)は全体の予約率が35%、伊豆の国市の順天堂大静岡病院(伊東市、伊豆市、函南町対象)は全体的に余
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車の鍵奪う 強盗致傷の疑いで男逮捕 島田署
牧之原署は20日、強盗致傷の疑いで島田市船木、自称運転手の男(51)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午前9時ごろ、吉田町神戸のコンビニで、買い物客の女性会社員(48)から女性の車の鍵を奪い、自身の車で逃走する際、鍵を取り返そうとした女性の母親(76)の左腕に打撲などの軽傷を負わせた疑い。 同署によると、被害に遭った女性の親子と容疑者は知人。母親の女性が車の窓に手を差し入れた際に、容疑者が車を発進させたという。
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「父の日によせて」 渡辺さんが作品展 沼津、絵手紙も
沼津市内で絵手紙教室を主宰する渡辺郁子さん(77)の作品展「父の日によせて」が20日まで、同市吉田町の画廊兼喫茶「からすうり」で開かれている。 亡父をはじめ、渡辺さんが親しみを込めて「父」と呼ぶ夫や恩師らを描いた作品などを展示。父親の横顔の墨絵に短歌を添えた詩書画も並ぶ。 教室の生徒ら約20人による絵手紙展も同時開催し、アジサイやカエルなど夏の自然をテーマに約80点を紹介している。渡辺さんは「手書きの文字の良さを感じてほしい」と話した。 20日午後1時半~3時に元SBSアナウンサー加藤啓子さんの朗読会も行う。入場料は1500円。問い合わせは渡辺さん<電055(933)5955>へ。
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大規模接種予約じわり 富士と伊豆の国会場 静岡県、積極利用呼び掛け【新型コロナ】
静岡県が運営する新型コロナウイルス高齢者向けワクチンの大規模接種で、富士市と伊豆の国市の両会場における予約受け付けの出足が鈍い状況となっている。両会場とも今週から受け付けを始めたばかり。県は周知が行き届いていないことに加え、接種券がまだ居住市から配布されていない地域があることも、予約が少ない理由とみている。 県新型コロナ対策課によると、17日までの予約状況は富士市のふじさんめっせ会場が富士市枠5960人に300人、沼津市枠2880人に100人、富士宮市枠1040人に150人。伊豆の国市の順天堂大静岡病院会場は伊東市枠2300人に10人、伊豆市枠500人に10人、函南町枠500人に35人。接
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6議案を可決同意 吉田町議会6月定例会閉会
吉田町議会6月定例会は17日、最終本会議を開き、一般会計補正予算案や介護保険条例の一部改正案など6議案を原案通り可決、同意し、閉会した。
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新聞切り抜き 出来栄え競う 要約や感想、装飾…冊子に 吉田・中央小5年生
吉田町の中央小で、5年生が新聞記事を切り抜いてまとめた冊子の出来栄えを競う「スクラップコンテスト」が開かれている。17日までに5、6年生と全教職員ら計約300人が気に入った作品に1人1票を投じ、グランプリを決める。 5年生約110人が1~9日までの間、記事のスクラップに取り組んだ。地元の塚本新聞店が提供した静岡新聞とスクラップブックを使い、記事を貼り付けて要約や感想を書き込んだ。カラフルな装飾を施すなど、読みやすくなるよう工夫を凝らした。 各クラスから選出した代表作品計9点を、投票箱とともに校内に展示している。16日は同新聞店の塚本成男社長らが同校を訪れ、投票した。塚本社長は「まとめ方が工夫
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コロナワクチン 静岡県内の接種率、依然低水準 高齢者1回目26.2%、全国ワースト5位
静岡県内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況が低迷している。高齢者の1回目接種率は13日時点で26・2%。全国の都道府県でワースト5だった。関係者は人口の多数を占める静岡、浜松両市の立ち上がりの遅れなどを要因に挙げる。ただ、今月下旬から県が運営する大規模接種と企業などによる職場接種が各地で始まり、接種は加速する見通し。県は「1日3万回接種を目標に巻き返したい」としている。 菅義偉首相が掲げた目標「1日100万回接種」を人口換算すると、本県の相当分は1日3万回になる。県によると、1日平均のワクチン接種は医療従事者と高齢者の合計が5月の大型連休後、2千回台で始まり、6月3日に1万回に到達。同
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「事件 風化させないで」 焼津・第五福竜丸 故大石さん義妹が講演
1954年の「ビキニ事件」で被ばくし、3月に87歳で亡くなったマグロ漁船「第五福竜丸」元乗組員大石又七さんの義妹河村恵子さん(74)=牧之原市=が12日、焼津市の大富公民館で開かれた県母親大会の焼津地域分科会で講演した。河村さんは義兄との思い出を振り返りながら、事件を風化させてはいけないと強く訴えた。 河村さんは、都内でクリーニング店を営んでいた大石さんの元で同居していた時のエピソードや、大石さんが生前話していた証言活動にかける思いを、写真を使いながら紹介した。4月下旬に大石さんの同級生たちが、吉田町にある大石さんの墓参りをしたことも報告した。 大石さんがビキニ事件を「未来の命の事件」と語っ
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沼津の山田さん 水彩画13点展示 清水町
沼津市吉田町の絵画愛好家山田博厚さん(76)の水彩画展が7月31日まで、清水町のサントムーン柿田川内の喫茶店ロリアンで開かれている。 水色や黄色などのパステルカラーを多く使った明るくさわやかな色合いの13点が並ぶ。2009年から取材旅行を重ねてきたヨーロッパや中東の都市を題材に、海辺の街とヨットの風景やベリーダンスを踊る女性などを描いた。 山田さんは「喫茶店でくつろぎながら、ゆったりと絵を見て癒やされてほしい」と話した。
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6月13、14日の主な遊説日程 静岡県知事選(変更の可能性あり)
【川勝平太氏】 ◆13日 午前9時半、西山本門寺黒門前(富士宮市)▽同10時半、イオンモール富士宮東側(同)▽同11時半、ロゼシアター前(富士市)▽午後1時半、静岡東急スクエア交差点付近(静岡市葵区)▽同2時50分、札の辻交差点(同)▽同3時20分、呉服町スクランブル交差点付近(同)▽同3時50分、JR静岡駅北口地下広場(同) ◆14日 午前9時半、本宿公園付近(長泉町)▽同10時50分、エスポット長泉店付近(同)▽午後1時半、伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅前(伊豆の国市)▽同4時半、稲取文化公園(東伊豆町)▽同5時半、フードストアあおき河津店付近(河津町) ◇選挙事務所<電054(272)1
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14日に一般質問 吉田町議会
吉田町議会6月定例会は14日、一般質問を行う。5氏が登壇し、当局の考えを問う。 登壇者と主な質問は次の通り。 中田博之①庁舎の非常用電源確保策②防災・減災を目的とした「よしポケNEWSアプリ」や「LINE」の活用▽平野積①町学力調査について②町の汚水処理事業▽増田剛士①自治体DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進ついて▽山内均①土地区画整理事業を含む下水道汚水幹線工事▽盛純一郎①町内小学校の教科担任制の導入②1人1台パソコン環境の整備後の活用
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静岡県の大規模接種4会場 6月14日午後3時以降予約受け付け コロナワクチン、富士/伊豆の国/吉田/掛川
静岡県は11日、富士市と伊豆の国市、吉田町、掛川市の4カ所で実施する新型コロナウイルス高齢者向けワクチンの大規模接種について、14日午後3時以降に予約受け付けを開始すると発表した。 四つの会場に関する接種スケジュールを同日午後3時に県新型コロナワクチン情報のウェブページで公開する。その上で、希望者は居住市町の予約方法に基づいて予約する。市町によっては受け付けが15日以降になる可能性もある。 県によると、接種開始日は富士市のふじさんめっせが22日、伊豆の国市の順天堂大静岡病院が21日、吉田町総合体育館が25日、掛川市の掛川B&G海洋センター体育館が21日。 併せて県は吉田町総合体育館と掛
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ワクチン打ち手に期待の歯科医 静岡県内で準備着々【新型コロナ】
新型コロナウイルスのワクチン接種に協力する歯科医師の準備が県内で進んでいる。協力の意向を示している歯科医師は現在約500人。県が県内4カ所で運営する大規模接種会場や各市町の集団接種会場で打ち手として期待され、政府が要請する7月末までの高齢者の接種完了を後押しする。 「いつ呼ばれてもいいよう早急に体制を整える」。県が10日、富士市内で歯科医師を対象に開いたワクチン接種研修会で、県歯科医師会の大内仁之専務理事(56)はこう強調した。研修には同市と富士宮市の開業医ら39人が参加。腕に着けて接種を模擬体験する機材を使い、注意点を確認した。 参加した秋庭歯科矯正歯科クリニック(富士市)の勤務医、
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静岡県出身ザ・ウェマー、KMC ジャンル超え熱量競う 静岡でライブ
2006年に静岡市で結成し、13年には米国ツアーを行った3人組ロックバンド「THE WEMMER(ザ・ウェマー)」と、都内を中心に活動する吉田町出身のラッパーKMCが、静岡市葵区のライブバー「フリーキーショウ」で共演した。新型コロナウイルス禍で活動がままならない中、ジャンルを超えた“ホーム”での再会ライブ。両者からは演奏の喜びがあふれた。 都内在住メンバーのPCR検査陰性を確認し、観客にはマスク着用と検温を義務付け、演奏時間も各30分ずつに縮減した“コロナ禍仕様”のライブだったが、熱量はすさまじかった。KMCは今年リリースした「BLACK R
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6月9日の主な遊説日程 静岡県知事選(変更の可能性あり)
【川勝平太氏】 午前9時半、グランリバー付近(焼津市)▽同10時20分、小山城駐車場(吉田町)▽同11時半、マツヤデンキ・カワムラ相良店付近(牧之原市)▽午後3時、大井川鉄道家山駅前(島田市) ◇選挙事務所<電054(272)1301> 【岩井茂樹氏】 午前9時、伊豆急河津駅前プラザ駐車場(河津町)▽同10時半、東伊豆町役場前▽午後1時、ローソン伊豆高原東店(伊東市)▽同3時、伊東駅前駐車場(同)▽同4時半、スーパーナガヤ宇佐美桜田店前(同)▽同6時半、マックスバリュ熱海店第2駐車場(熱海市) ◇選挙事務所<電054(275)2130>
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吉田町ワクチン対面予約 高齢者接種、残り300枠受け付け【新型コロナ】
吉田町は7日、高齢者を対象にした新型コロナワクチン接種の追加枠の予約受付を開始した。初日は町職員が手続きをサポートする「対面予約」を町役場などで行い、大勢の町民が集団接種の予約を済ませた。残りは300枠程度で、引き続き受け付けている。 町は接種の意向を確認するはがきを対象世帯に送付し、希望すると回答があった約1700人分の枠を追加した。初日は電話やウェブなども含め1400人が1回目の接種の予約を済ませた。 対面予約は町内5カ所で実施。町役場では大勢の町民が訪れ、町職員が日程調整など予約手続きを代行した。川尻地区の女性(73)は「電話がつながりにくく、ネットも不安だった。対面で予約でき、と
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ワクチン大規模会場に伊豆の国・順大病院【新型コロナ】
静岡県は7日、静岡県が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場について、新たに伊豆の国市の順天堂大静岡病院を確保したと発表した。 県によると、伊豆の国市と共同で病院敷地内に仮設会場を配置する。会場内は県運営と市運営をすみ分け、県運営は伊東、伊豆、函南の3市町の高齢者を、伊豆の国市運営は同市の高齢者を対象とする。 問診や接種、経過観察の業務は県運営、市運営ともに同病院の医療従事者が対応する。接種開始は6月下旬。規模は県運営、市運営の合計で1日に500回弱を見込み、高齢者接種が政府目標の7月末までに終わるよう進める。 県の大規模接種会場はこれまでに富士市のふじさんめっせ、吉田町の
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島田ジュニアが男女優勝【新体操 静岡県ジュニア・県選手権】
新体操の県ジュニア選手権・県選手権(県体操協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が5日、静岡市の草薙このはなアリーナで行われた。 県ジュニア選手権は島田ジュニアが男女とも団体1位となり、男子個人は八木琉太(島田ジュニア)が制した。女子個人は7月に行う。 県選手権は男子団体で島田工高が優勝。個人と団体の合計得点で争う女子総合は常葉大常葉中・高が優勝した。 各種目とも上位の個人やチームは東海ジュニア選手権もしくは東海選手権に出場する。 ■女子団体 連覇も喜び控えめ 県ジュニア選手権女子団体は島田ジュニアが2大会連続で頂点に立ったが、5人の喜びは控えめだった。全国の表彰台を目標に掲げる杉山主
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5月突風被害の牧之原市に義援金 吉田町職員互助会
吉田町職員互助会は4日、竜巻とみられる突風の被害を5月に受けた牧之原市に義援金10万円を寄付した。 互助会の山村加奈子幹事長=写真右=らが市総合健康福祉センター「さざんか」を訪れ、市福祉こども部の河原崎貞行部長に手渡した。山村幹事長は「少しでも被災した人の役に立てば」と話した。 市へは同日、榛南ロータリークラブからも義援金20万円の寄付があった。義援金は今後、被災の程度に応じて被災者に分配される。
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御前崎の教育 新米教師学ぶ ウミガメ飼育見学 校舎屋上 絶景ポイントも
御前崎市の小中学校に本年度着任した初任教員が3日、同市内で初任者研修を行った。参加した5人はいずれも市外出身。御前崎小(同市御前崎)では絶滅危惧種アカウミガメの飼育現場や海を一望できる展望デッキを見学し、御前崎ならではの教育に理解を深めた。 同校の児童によるアカウミガメの飼育は40年以上続く伝統。初任教員は6年生に校庭の片隅にある通称「カメ小屋」を案内され、餌やりや甲羅磨きなど普段の世話について説明を受けた。海抜49メートルの丘に立つ校舎の屋上にある展望デッキ「天空広場」は、眼前に海が広がる“絶景ポイント”。児童の紹介で眺望を楽しんだ。 第一小教諭の羽田果歩さん(23)=吉田町出身=はウミガ
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静岡人インタビュー「この人」 大石巌さん 吉田町議会の新議長
2015年の町議選で初当選し、議会広報特別委員長や副議長を歴任。5月13日に議長に就任した。73歳。 -議長として取り組みたいことは。 「地元の声を町議同士で共有する議員懇談会を多く開催したい。地域課題への視野が広がり、問題意識を高めることにつながる。コミュニケーションを活発化させながら議会運営を進め、議員をまとめていくことに注力したい」 -議会への町民の関心をどう高めていくか。 「広報の委員長として、『議会だより』の制作に携わった。知恵を出し合い、読みやすい広報誌を目指した。今は活字離れが進んでいる。今後はICTを使った情報発信を進めていかなければならない」 -議員として力を入れ
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10代有権者世帯へ投票啓発はがき 知事選で吉田町選管
静岡県知事選の告示に合わせ、吉田町選挙管理委員会と町明るい選挙推進協議会は2日、18歳と19歳の有権者がいる町内の世帯に投票を呼びかける啓発はがきを送付した。 過去1年間で選挙権を得た町民271人の各世帯が対象。町のマスコットキャラクターの「よし吉」が投票を呼びかけるデザインで、有権者の名前が印刷されている。宛名は世帯主で、選管担当者は「はがきをきっかけに、家族で投票に行ってほしい」と話している。
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静岡県東部の大規模会場 接種ペース遅い地域に開設の方針
静岡県は2日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種について、既に公表している富士市のふじさんめっせ以外に、県東部の中で高齢者接種のペースが遅い地域のいずれか1カ所に直営の会場を開設する方針を明らかにした。伊豆地域に関しては医療従事者の確保が厳しく、設置は困難との見通しを示した。 県はこれまでに大規模接種会場についてふじさんめっせのほか、中部、西部と富士市以外の東部または伊豆に1カ所ずつ設ける方針を明らかにしていた。 川勝平太知事は中部の会場を吉田町の町総合体育館、西部を掛川市の掛川B&G海洋センターとすると正式発表した。県によると、1日当たりの接種回数は吉田町の会場が540回、掛川市の
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新聞切り抜きのこつ学ぶ 吉田・中央小、災害学習に活用
吉田町の中央小で1日、新聞スクラップのやり方を学ぶ授業が開かれた。地元の塚本新聞店の塚本成男社長(51)が講師を務め、スクラップブックを制作する上でのポイントを5年生約110人に教えた。 防災を学ぶ総合学習の一環。災害に関する幅広い視野を持ちつつ、タイムリーで正確な情報を得ることで防災への関心を児童に高めてもらおうと、同校は新聞を取り入れながら本年度の授業を進めていく。 授業では塚本社長が見出しやリード文など記事の構成を伝えた上で、「記事を選んだ理由や感想も書き込んで自分だけのスクラップブックを完成させよう」と呼びかけた。 新聞に親しむ習慣を身に付けることを目的に、まずは5年生全員が今
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静岡県大規模接種会場 中部は吉田、西部は掛川 コロナワクチン
静岡県は1日までに、県が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場について、中部は吉田町の町総合体育館、西部は掛川市の掛川B&G海洋センター体育館に設置する方針を固めた。関係者への取材で分かった。 関係者によると、既に東部で設置場所の一つに決めた富士市のふじさんめっせと同様に今月中旬に開設を予定している。周辺の複数市町を対象とし、高齢者接種が政府目標の7月末までに完了するよう支援する。 県は大規模接種会場について、ふじさんめっせのほかに、中部と西部、それに富士市以外の東部または伊豆の計4カ所を設置する構えを示していた。 吉田町総合体育館と掛川B&G海洋センター体育館は現在、それ
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夜市、子どもの笑顔咲く 吉田町、家族連れにぎわう
吉田町片岡の小山城売店前広場で29日、「小山城夜市」(実行委主催)が開かれた。飲食や雑貨の出店が並び、大勢の家族連れでにぎわった。 「コロナ禍でも子どもたちの笑顔や思い出を増やそう」と、町の地域おこし協力隊や地元有志が企画した。かき氷や駄菓子などの飲食物のほか、観葉植物や手作りのアクセサリーなどの雑貨を販売した。スーパーボールすくいやくじ引きも子どもの人気を集めた。 昨年9月に続き、2回目の開催。新型コロナウイルス対策として、今回はイートインスペースの設置や酒類の提供を取りやめた。次回は夏ごろの開催を予定している。 (榛原支局・相松孝暢)
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小学生剣士 全国へ抱負 「全員勝ち優勝したい」 吉田・水龍舘
7月に大阪市で開催される全国道場少年剣道大会(全日本剣道道場連盟主催)への出場が決まった吉田町の「水龍舘」に所属する小学6年生がこのほど、町役場を訪れ、田村典彦町長に抱負を語った。 全国大会への出場メンバーは、杉本茉林香さん(住吉小)、中原慎太郎さん(中央小)、松木希美さん(浜松双葉小)、山脇颯太さん(住吉小)、ラン・ウエンショウさん(中央小)の5人。5月上旬に富士市で開かれた県大会の小学生団体の部で優勝し、全国への切符を手にした。 県大会で主将を務めた杉本さんは「もっと練習して、全国大会では全員が勝って優勝したい」と意気込んだ。
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吉田町実行委、初会合 関係者が大会に向け士気【静岡県市町駅伝】
静岡市で12月4日に行われる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の吉田町実行委は26日、初会合を町内で開き、大会概要や本番までのスケジュールを確認した。 コースやコロナ対策のほか、選手の募集や練習日などの日程を関係者が共有した。ことしは6月10日から週1回のペースで練習を行い、選手団の結団式は10月2日に予定している。 同町の最高順位は2019年の2位。中島克訓監督は「ベストメンバーがそろうよう、サポートしていきたい」とあいさつし、関係者が大会に向け士気を高めた。
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日本公庫8日から各所で融資相談会
日本政策金融公庫静岡支店は6月8日から7月21日まで、融資相談会「一日公庫」を県中部の商工会議所と商工会で開く。 融資担当者が運転資金や設備資金の相談に応じる。審査面談も行う。予約制。各商議所、商工会に申し込む。 日程は次の通り。 静岡商工会議所静岡事務所 7月15日▽同清水事務所 7月21日▽焼津商議所 6月8日、7月13日▽藤枝商議所 7月12日▽島田商議所 7月7日▽富士市商工会富士川事務所 7月13日▽静岡市清水商工会興津支所 6月23日▽同蒲原支所・由比支所 6月25日▽岡部町商工会 6月30日▽大井川商工会 7月1日▽吉田町商工会 6月15日▽牧之原市商工会 7月6日▽島田市商工
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災害対応を説明 防災服お披露目も 吉田町公社
吉田町まちづくり公社(三輪利夫理事長)は25日、2021年度定時社員総会を同町の北オアシスパークオアシス館で開き、本年度から追加された災害対応に関する業務を出席者に説明した。新たに作った防災服もお披露目した。 公社の事務所がある町防災公園「北オアシスパーク」は、町が災害時の避難場所に指定している。公社は同公園の指定管理者で、本年度からは町との基本協定に「非常時の災害対応の協力に関する業務」が盛り込まれた。避難してきた地域住民の避難所への誘導や、公園内に設置される仮設住宅の居住者の支援などを行う。 防災服は青色の生地にロゴマークが入ったデザインで、公社の職員が平時から着用する。三輪理事長はあい
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書道一樹会教室生 掛け軸など30点 吉田で展示
吉田町の「書道一樹会」による書展が30日まで、同町の北オアシスパークオアシス館で開かれている。 一般の部に所属する20代から70代までの教室生が、掛け軸など約30点を出品した。中国の古典の臨書など、見応えある書が来場者の関心を集めている。 同会主宰の小塩瀏蒼さんと親交のある海外のグラフィックデザイナーの作品や、デジタルアート作家と小塩さんのコラボ作も目を引く。小塩さんは「従来の書展のイメージとは違う会場の雰囲気を楽しんでほしい」と話している。
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病院救急車 静岡県内民間初導入1年 焼津・甲賀病院、出動578件「通報ためらわずに」
焼津市の甲賀病院が静岡県内の民間病院として初めて、自ら所有し搬送を行う「病院救急車」を導入して1年が過ぎた。「119番」で救急車を呼ぶほどではないが、家族だけでは病院に連れて行くことができない地域住民に必要に応じて利用してもらおうと専用車両2台を運用してきた。昨年度は焼津、藤枝市などで578件出動した。本年度は専門医を配置するなど体制を増強し、患者搬送の迅速化を図る。 同病院では、患者から専用ダイヤルを通じて要請が入ると、常駐する救急救命士が専用車両に乗り込み現場に向かい、病院へと運ぶ。一般的な救急車と同様にサイレンを鳴らして、緊急走行も可能。活動範囲は定めていないが、焼津市、藤枝市、島田
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友好の缶バッジ、山梨に 吉田中生製作、両県の名産描く 知事「心の交流に昇華させたい」
静岡と山梨の友好関係を一層築こうと吉田町立吉田中の2年生が作った缶バッジが長崎幸太郎山梨県知事に届けられ、このほど同県庁で開かれた定例会見でお披露目された。長崎知事は「両県の交流を教育や文化だけではなく、心の交流にまで昇華させたい」などと話した。 缶バッジのデザインは、現在の2年生が1年生のときに美術の授業で製作した。合計12時間を要する授業時間のなかで、静岡名産のウナギやお茶、イチゴと山梨名産のモモやブドウ、サクランボなど「コラボデザイン」を描いた。両県が共有する富士山を中央に描くものが多かった。 生徒自らが両県の魅力を考え、A4サイズ程度の絵に起こした後、缶バッジを作成した。原画は甲
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ホストタウン切手、牧之原に 米国と中国の選手や風景デザイン【東京五輪パラ】
日本郵便東海支社は21日、東京五輪・パラリンピックで牧之原市がホストタウンとなっている米国と中国の選手や風景をデザインした「ホストタウンフレーム切手」を同市に贈呈した。米国版と中国版の2種類があり、それぞれ限定300シートが同市と吉田町の全郵便局で販売されている。 同市は両国のサーフィンチームのホストタウンで、米国版にはメダル獲得が有力視されている選手が波に乗る様子を捉えた迫力ある写真がプリントされている。中国版は、友好都市として交流がある上海市静安区などの景観をデザインした。牧之原市の茶園や海などの風景写真も配置されている。 市役所榛原庁舎で開いた贈呈式では、杉本基久雄市長が「すばらし
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酸素流入で「気相爆発」か レック事故調、出火原因特定には至らず 吉田・4人死亡工場火災
吉田町川尻の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で2020年7月に発生し、消防隊員と警察官計4人が死亡した火災で、レック(本社・東京都)が設置した事故調査委員会(委員長・田村昌三東京大名誉教授)が3日、静岡市で記者会見を開き、爆発的燃焼の原因は新鮮な空気が流入して起こる「気相爆発」の可能性が高いとする調査報告書を公開した。 火災では、1階南側の工場部分で爆発が起きたことで大量の黒煙が発生し、状況を調査していた4人が2階に取り残されたとされる。酸素を含む新鮮な空気が1階南側に流れ込んだ理由に挙げたのは、「防火シャッターの開放」。周辺の焼損状況から、爆発時には開放されていた可能性があるという。
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説明資料「もっと分かりやすく」 流域10市町長、国交省と意見交換【大井川とリニア】
国土交通省は14日、リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川流量減少問題に関する流域10市町の首長らとの意見交換会を島田市で開いた。同省の働き掛けによる会合は2回目で、いずれも非公開。2月末に開かれた第9回国交省専門家会議を踏まえ進捗(しんちょく)状況の説明が行われたが、市町側は「もっと分かりやすい説明資料が必要」と指摘、「会合は着工についての地元理解を得る場ではない」とも強調した。 国交省鉄道局の上原淳局長と江口秀二技術審議官、流域市町からは島田、藤枝、牧之原の3市長と吉田町長がそれぞれ終了後の取材に応じた。上原局長は「専門家会議で中立的に議論していることを、きちんと説明する場