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東駿河湾環状道路 西区間整備を要望 沼津市長ら国交省に

 沼津市の頼重秀一市長は9日、国土交通省で石橋林太郎政務官と面会し、東駿河湾環状道路西区間(7・9キロ)の建設促進を要望した。事業化されている沼津岡宮インターチェンジ(IC)―愛鷹IC(仮称)の2・6キロは着実な進展を求め、未着手の愛鷹IC―原IC(同)の5・3キロは早期の事業化を訴えた。
 西区間の整備により、国道1号の渋滞解消や災害時の緊急輸送路確保、物流効率化が期待されるとした。頼重市長は原IC周辺に2028年、JR新貨物ターミナルが完成することも説明。富士市の田子の浦港と合わせて「陸と海の一大物流拠点になる地域だ」と強調した。石橋氏は「(西区間の建設促進は)他の事業との相乗効果がある。重要性を理解した」と応じた。
 富士海岸の保全推進を求める要望書も提出した。いずれも富士市の小長井義正市長と連名。
 (東京支社・山下奈津美)

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