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猟銃の扱い方再確認 富士宮、猟期控え

 富士宮市は26日、猟銃使用安全講習会を初めて実施した。市内2猟友会の会員40人が11月1日からの猟期を前に、猟銃の安全な取り扱い方を再確認した。

銃の取り扱い方を再確認する参加者=富士宮市の西富士ライフル射撃場
銃の取り扱い方を再確認する参加者=富士宮市の西富士ライフル射撃場

 富士宮、西富士宮山麓の両猟友会の会員は同市猪之頭の西富士ライフル射撃場に集まり、指導員の講習を受けた。引き金の近くに指をかけて操作しない、弾を装塡(そうてん)したまま銃から手を離さないなどの基本を細かく確認した。射撃練習では打ち終わってブースを離れようとした参加者に対し、装填した弾が残っていないか確認を徹底するよう求める場面もあった。
 2022年には富士市でサルの捕獲準備中に麻酔銃の銃口が人に向いたまま作業して誤射した事故が起きている。富士宮猟友会の風岡正則会長は「(銃の扱いに)慣れているベテランほど事故の危険が高い。細かく指導を受けられ、気を引き締められた」と話した。
 講習会は危険な銃を取り扱う心構えを再認識する狙いで開いた。今後も猟期の前に実施する方針。

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