テーマ : おでかけ

「静岡文学マルシェ」 焼津に全国の自主制作本 10月22日まで

 静岡県内外の文学愛好家がつくる自主制作本を展示即売する「静岡文学マルシェ」が20日、焼津市の「プレイボール!カフェ」で始まった。22日まで。

さまざまなジャンルの作品が集まった「静岡文学マルシェ」=焼津市の「プレイボール!カフェ」
さまざまなジャンルの作品が集まった「静岡文学マルシェ」=焼津市の「プレイボール!カフェ」

 県内17組を含む全国21都府県の62組の書籍やグッズ約210点を販売する。詩歌集やミステリー、ファンタジー小説、絵本といった文芸作品に加え、今年は介護や文具をテーマにしたエッセー集、星占いなどの実用書も多く、ジャンルの幅が広がった。2016年から年1回のペースで開催している。
 表紙にリボンやトレーシングペーパーを使ったり、タイトルを型押ししたり、短編小説を一つ一つ封筒に入れたりするなど、一般の書店では見られない装丁の本も多い。同マルシェ実行委員会の添嶋譲代表(52)=同市=は「昨年の55組から参加が増え、一層にぎやかになった。本や作家との思わぬ出合いを提供したい」と話し、来場を呼びかけた。
 (教育文化部・橋爪充)

いい茶0

おでかけの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞