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静岡県東部DI、マイナス11.4 非製造大きく悪化 4~6月期

 スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)がこのほどまとめた静岡県東部にある企業の4~6月期業況判断指数(DI)はマイナス11・4で、前期(1~3月期)より3・5ポイント悪化した。悪化は3四半期連続。製造業の業況DIは大幅に改善したが、非製造業が大きく下落した。

静岡県東部にある企業の業況DI
静岡県東部にある企業の業況DI

 非製造業は基幹産業の観光系が全国旅行支援の規模縮小の影響を受け、建設業は工事案件が減った。業況DIは前期のマイナス2・4から同17・6になった。
 製造業の業況DIは逆に、前期のマイナス15・4から同2・4に上昇した。食料品や一般機械、製紙関連など幅広い業種で生産が回復するとともに、原材料や部品不足も緩和されてきたという。
 7~9月期の全産業の予想業況DIは16・8。大きく改善してマイナスからプラス水準に転じる見通し。行動制限のない夏休みシーズンを迎え、期待感が高まっている。
 調査は5~6月にアンケート形式で実施し、210社から回答を得た。

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