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長泉ブランド商品 開発着々 新幹線通学生と認定店タッグ 産業祭販売へ試食会

 長泉町商工会と町はこのほど、新幹線通学支援補助を利用する「未来人」と町特産品を販売する長泉ブランド認定店がタッグを組んで商品開発する新事業「長泉未来人Company(カンパニー)」を始めた。商品は11月の町産業祭で販売予定。

試作商品の試食をして、話し合いをする未来人ら=長泉町防災センター
試作商品の試食をして、話し合いをする未来人ら=長泉町防災センター


 第1回は四つの認定店の関係者と未来人ら約15人が参加し、2店ごとに協力して試作した商品の試食会を町防災センターで開いた。学生は特産品のブルーベリーやコロッケを使ったパン3種類を試食し、「生地のもちもち感を生かしたい」「ブルーベリー感を強くしてみては」などと店関係者に提案した。
 新商品開発は、進学などによる20歳前後の人口流出の抑制と新たなまちづくりの担い手を確保する「長泉未来人事業」の一環。学生らは10月、改良した商品の確認を行い、産業祭に向けて準備する。商工会の担当者は「地元の店や特産品を知ってもらう機会になるはず。商品が出来上がるのが楽しみ」と期待した。
 (東部総局・天羽桜子)

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