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保育計画ゆとり重要 長泉の施設 情報交換会

 長泉町は14日、裾野市をはじめ全国で相次いだ不適切保育を受け、昨年度から各保育施設で始めた取り組みを共有する情報交換会を開いた。不適切保育を起こさないため、ゆとりを持った保育計画と職員間のコミュニケーションが重要であることを確認した。

園ごとの取り組みを共有した情報交換会=長泉町役場別館(写真の一部を加工しています)
園ごとの取り組みを共有した情報交換会=長泉町役場別館(写真の一部を加工しています)

 幼稚園や保育所、認定こども園など町内20施設の代表者が参加。3グループに分かれて不適切保育を根絶するための取り組みを話し合い、発表した。
 参加者らは不適切保育が職員の業務過多で心にゆとりがないとき、無意識のうちに起こるのではないかと推測。事前に防ぐために、多くの園が業務や保育計画を見直し、園の雰囲気を改善するために職員間で積極的にコミュニケーションを取るようにした事例を報告した。
 「不適切保育と指導との境目が分からなくった」との指摘もあり、職員間で話し合い、「叱った理由が明確であれば指導」と結論づけたという。
 町の担当職員は県内初となる第2子保育料無料化や、子育て世帯を対象としたバスツアーなど町の取り組みを紹介した。

 

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