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「伊豆と箱根のおいしさをとどける」 駿豆線三島駅に副駅名 東平商会がスポンサー

 伊豆箱根鉄道はこのほど、駿豆線三島駅の副駅名権のスポンサー契約を東平商会(長泉町)と締結し、駅名標の除幕式を行った。副駅名は「伊豆と箱根のおいしさをとどける東平商会」。同社の山本雅弘社長は「食品事業を通じ、伊豆、箱根を中心とした沿線の発展に貢献したい」と語った。

駅名標の前で、ニンジンジュースを配る山本社長(左)=伊豆箱根鉄道駿豆線三島駅
駅名標の前で、ニンジンジュースを配る山本社長(左)=伊豆箱根鉄道駿豆線三島駅

 駅名標には副駅名と同社のキャラクター「しずころ」があしらわれた。同駅を発車・到着する際に車内では「伊豆と箱根のおいしさを届ける東平商会最寄りの駅です」というCMを流す。
 山本社長は一日駅長として、出発の合図も担当した。同社が地元産のニンジンを使って作ったジュースを駅利用者らに配った。
 同社はみしまコロッケなど、伊豆や箱根地域の地場産品を使った加工食品を開発、販売している。地域活性化に貢献しようと契約を交わし、今後は同路線でのイベントも積極的に展開していくという。
 契約は2年間で、費用は年間150万円。同路線の副駅名権スポンサー契約は計5駅となった。
 (三島支局・岡田拓也)

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