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年末の交通安全運動スタート 静岡県東部各地で

 年末の交通安全県民運動が15日始まり、県東部では子どもたちによる催しや企業による安全運転宣言書の提出があった。
運行管理宣言書 沼津署に提出 中部交通共済協組支部
 中部交通共済協同組合沼津支部(長泉町)は、加盟事業所の従業員ら1132人(46社)が署名した安全運行管理宣言書を沼津署に提出した。同支部によると、企業の代表者や運行管理者も含めた宣言書提出は珍しいという。 photo01 宣言書を提出する三井役員(右)=沼津署
 同署で開いた提出式で、同支部の三井剛士役員は来春から運転手の残業規制で輸送能力の低下が懸念される「2024年問題」に触れ、「健康管理や運転時間を順守して『絶対に事故を起こさない』と気を引き締めた」と述べた。吉田光広署長は「運行事業所が集まった組織。これを機に一層、交通事故防止に配慮したい」と話した。
サロン参加者に「反射材付けてね」 三島の園児から贈り物
 三島市の錦田公民館では、サンタクロースに扮(ふん)した錦田保育園の年長児23人がサロン「山ぶどうの会」の参加者に反射材をプレゼントし夕暮れ時の事故への注意を呼びかけた。 photo01 反射材をプレゼントする園児=三島市の錦田公民館
 同市と函南町では、日没が早くなる10月以降に夕暮れ時の事故が増加。管轄する三島署によると、11月は午後4~6時の時間帯の事故が突出し、昨年同期比5件増の17件発生した。65歳以上の事故も11件増の25件あった。
 交通安全協会三島地区支部が反射材着用の徹底に向けて園児からのプレゼントを企画。赤い帽子をかぶった園児がサロン参加者の手に反射材を巻き付けた。交通安全指導員は「万が一の事故に備えて毎日つけてほしい」と促した。

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