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藤枝市 サッカーのまち100周年 ミュージアム 市民会館に 市長答弁

 藤枝市の北村正平市長は7日の市議会9月定例月議会の一般質問で、来年の「サッカーのまち100周年」を記念した特設ミュージアムを市役所に隣接する市民会館内に開設する方針を明らかにした。多田晃氏(藤新会)への答弁。市によると、来夏ごろの開館を目指す。

 同会館1階ロビーに設置する。蹴球都市としての100年の歩みや、元日本代表でドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトに所属する長谷部誠選手(39)ら同市出身の有名選手、藤枝東高や藤枝順心高など全国で活躍するユース年代の関連展示などを予定している。
 2月から休館中の日本サッカーミュージアム(東京)からの借用品や、3月末に閉館した静岡サッカーミュージアム(長泉町)の展示品も紹介する。デジタル技術を活用して未来のサッカーのまちを仮想体験できるコーナーを設ける。
 同市のサッカーの歴史は、1924年に志太中学校(現藤枝東高)の創立時に全国で初めて校技に蹴球を取り入れたことから始まった。特設ミュージアムはサッカーの歴史や伝統を市内外に広く周知し、より価値を高めるための発信拠点として開設する。100周年後も蹴球都市のシンボルとなる常設のミュージアムを設置する。
 (藤枝支局・青木功太)

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