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障害者施設でネット安全教室 長泉 利用者被害受け

 長泉町の障害者福祉施設「ほほえみ&みのり工房」は29日、利用者の多くがネット犯罪被害にあったことを受け、県警サイバー犯罪対策課と裾野署の職員を講師に招いて、ネット安全教室を開いた。利用者ら30人がインターネット上の犯罪やトラブルの防止対策について学んだ。

サイバー犯罪被害防止について伝える河内警部補=長泉町
サイバー犯罪被害防止について伝える河内警部補=長泉町

 同課の河内洋一郎警部補らが講師を務め、ネット上に個人が分かる情報や写真を載せないように注意喚起した。知らない人もSNSを見ている可能性があることなどを紹介し、「デマを流すと、加害者になる可能性がある」と指摘した。
 利用者は○×クイズを通じて、ワンクリック詐欺やフィッシングなどの具体例を考え、ネットの危険性を確認した。利用者男性(58)は「SNSは世界中の知らない人も見るから、注意しないといけないと思った」と振り返った。
 岩田ともえ施設長は「今後、長泉町内の障害者施設に安全教室を広げていきたい」と話した。

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