テーマ : 伊豆市

ママ記者「子育て」インスタで発信 情報誌「familyizu」

 伊豆市で子育て情報誌「family izu(ふぁみりいず)」を発行する母親グループが本年度、インスタグラムを使ったSNSでの情報発信を始めた。移住者やワサビ農家の妻、産休中の市職員など多様な市内在住の母親6人が「ママ記者」として取材活動に取り組んでいる。

取材先や投稿内容を話し合うママ記者=伊豆市
取材先や投稿内容を話し合うママ記者=伊豆市

 情報誌は子育てを楽しむ家族向けに3カ月に1回のペースで発行していたが、新型コロナ禍の影響で2021年から一時休止した。本年度から年1回の発行に変更し、インスタグラムへの週1回の投稿を8月から始めた。
 インスタグラムでは伊豆の自然を満喫する子どもの表情豊かな写真とともに、観光施設や温泉などのお薦めスポットを紹介。子育てや移住に関するコラムも投稿し、率直な思いをつづっている。
 このほど市内でミーティングを行い、今後の取材先や投稿内容を話し合った。「魅力だけでなく、移住や子育てで苦労したところも説明した方がいい」などの意見が出た。インスタグラムへの投稿内容を中心にまとめた冊子を来年3月に発行する予定。
 4歳と1歳の子どもがいるママ記者の十倉亜沙美さん(38)は3月に都内から移住した。移住前に情報誌を見て活動に関心を持ち、参加を決めたという。十倉さんは「ママが元気な町はいいなと思った。新しい発見や楽しみ方を伝えたい」と意気込んだ。

いい茶0

伊豆市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞