がんばれ新社会人! 中部各市町で辞令交付
静岡県中部の各市町で1日、新規採用職員への辞令交付式が行われた。真新しいスーツに身を包んだ職員は緊張した面持ちで辞令書を受け取り、公務員としての決意を新たにした。
静岡市203人「誠実かつ公正に」 静岡市は1日、新規採用職員の辞令交付式を市役所静岡庁舎で開いた。2024年度の採用数は203人(消防、病院、教育職を除く)。
新規採用職員を代表し、建設政策課の青島英里さん(22)が難波喬司市長から辞令を受け取った。教職員課の鈴木香穂さん(22)、市民税課の山内文斗さん(22)が「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」と宣誓した。
難波市長は「小さな成功体験を重ねることが社会への貢献につながる。ライフとワークのバランスを取って仕事に取り組んでほしい。一緒にいい仕事をしましょう」と呼びかけた。
焼津市「変化する社会に柔軟対応」 焼津市は1日、本年度の新規採用職員への辞令交付式を市役所で行った。中野弘道市長から辞令書を受けた新入職員33人が自治体職員としての自覚と決意を新たにした。
代表して障害福祉課に配属された山本奈美さん(22)が「変化する社会に柔軟に対応しながら全力を尽くす」と宣誓。中野市長は「市民に寄り添う心を持ち、公務に当たってほしい」と呼びかけた。
式に先立ち、人事異動で新たな任務に就く幹部職員への辞令交付も行った。 藤枝市「責務を自覚」 藤枝市は、本年度の新規採用職員37人への辞令交付式を市役所で行い、新入職員は自治体職員としての職務に向けて決意を新たにした。
新規採用職員を代表し、市民活動団体支援室に配属された熊王利奈さん(22)が北村正平市長から辞令書を受け取った。障害福祉課に配属の望月海さん(22)は「公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実、公正に職務を執行する」と宣誓した。
式では昇格対象者らへの辞令も交付された。 島田市、服務宣誓 島田市では本年度新規採用職員らの辞令交付式を市役所で開いた。他市からの受け入れ職員や新規採用職員ら45人に染谷絹代市長が辞令を手渡した。
代表して福祉課に配属される竹腰風花さん(22)が服務の宣誓を行った。 川根本町、7人が決意 川根本町は1日、2024年度新規採用職員の辞令交付式を町役場で開いた。新入職員7人が辞令を受けた。
薗田靖邦町長が一人一人に激励の言葉をかけながら、辞令書を手渡した。デジタル推進課に配属される原田大輔さん(35)が代表して「全体の奉仕者として誠実かつ公平に職務を執行する」と宣誓した。