第1回会長杯空手道大会 組手や形 150人が白熱の試合 県中部地区連合会 焼津で開催
日本空手協会静岡県中部地区連合会は12日、第1回の同連合会会長杯空手道選手権大会(静岡新聞社・静岡放送後援)を焼津市保福島の市総合体育館で開いた。静岡、焼津、藤枝、島田各市の支部に所属する小中学生、高校生、一般の男女約150人が参加し、組手や形で白熱した試合を繰り広げた。
選手たちは年代別、クラス別に分かれて、日頃の練習の成果を披露した。組手の試合では、気合の入った大きな声を出しながら、突きや蹴りといった技を繰り出した。
試合前には、選手全員による演武が行われた。焼津高書道部の生徒たちが「地球儀」に出てくる歌詞の一部を毛筆で書くパフォーマンスを披露した。
池谷和正会長は能登半島地震の状況に触れ、「空手道、書道と道を究めた人が集まって、日頃の成果を披露することで被災地にエールを送りたい」と開催の意義を語った。