子ども食堂におむすび寄付 焼津・福一漁業 漁網 リサイクル収益充てる
焼津市の水産会社「福一漁業」はこのほど、海外巻き網船で使われていた漁網のリサイクル収益で購入したおむすびを同市道原のこども食堂「ももいろ食堂」に寄付した。
寄付したのは同社が製造販売する「福一のふく惣菜 おむすび」シリーズのカツオやマグロ、シャケを使った商品計100個。同社の廃漁網を都内の素材メーカーが買い取り、得られた収益分をこども食堂に提供する食材の購入費に充てた。
この日は同食堂を訪れた地元の小学生や高齢者計9人が、それぞれ選んだおむすびをほお張った。カツオのフライを使ったおむすびを選んだ小5の大西絢菜さん(10)は「食べやすくておいしい」と満足げな表情を浮かべた。