体操に複数回参加 市民に特製タオル 焼津で抽選会
焼津市は14日、高齢者の介護予防に効果的な市独自の「焼津ころばん体操」に複数回参加した市民を対象にした景品抽選会を、市役所で開いた。普及団体の代表らが、市内在住のイラストレーターやまむらともよさんがデザインした特製フェースタオルの当選者を選んだ。
市は高齢者に必要な運動、口腔(こうくう)、脳トレといった要素を取り入れた体操の普及を進めている。2023年度からは、体操に参加すると付与されるポイント制度を導入。30㌽集めると、抽選会に応募できる。
今回の抽選会は222人が応募した。月3回以上体操を実施している市内の団体代表が箱から応募者を示す番号を取り出し、77人が当選者となった。
市の取り組みについて大村地区で月4回実施するグループの代表は「1人暮らしの女性が外出するきっかけになった」と紹介した。