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テーマ : 焼津市

モンゴルパラ陸上チーム 焼津で来春合宿 市長、協会と覚書締結 世界選手権(神戸)に向け

 来年に神戸市で開催される世界パラ陸上競技選手権大会に出場するモンゴル陸上チームが来春、焼津市内で事前キャンプを行うことが決まった。11月に中野弘道市長がモンゴル・ウランバートル市を訪問し、モンゴルのパラ陸上競技協会と覚書を結んだ。

事前キャンプに関する覚書を結んだ中野市長(左)とモンゴルの協会幹部=モンゴル・ウランバートル市
事前キャンプに関する覚書を結んだ中野市長(左)とモンゴルの協会幹部=モンゴル・ウランバートル市

 実施期間は24年4月22日から5月31日までの間の10日間。市総合グラウンド陸上競技場をはじめ、市内施設を使用する。選手や監督など15人程度が訪れる予定。滞在期間中は市の交流事業に参加する。
 モンゴルパラ陸上チームは16年から毎年のように焼津市で事前合宿を実施している。神戸大会は3カ月後に行われるパリパラリンピックに次ぐビッグイベント。今回の事前合宿も最適な練習環境として焼津市を選んだ。
 中野市長のモンゴル訪問では、モンゴルの体育・スポーツ国家委員会と生涯スポーツ普及に関する覚書も結んだ。市スポーツ課のヤンジカ・ソラ主査によると、モンゴルは健康づくりの観点からスポーツ普及への関心が高まっているが、施設や指導者といった環境が整っていないという。
 今回の覚書では、モンゴルのスポーツ指導者育成や練習に必要な用具の支援、人材や情報の相互交流などを行う。
 (焼津支局・福田雄一)

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