天気の不思議に興味津々 ディスカバリーパーク焼津、気象予報士・田中健太郎さん招き教室
焼津市田尻の飼料製造業「焼津ミール」の地域貢献型イベント「こどもお天気教室」が23日、同市のディスカバリーパーク焼津天文科学館で開かれた。市内外の小学生と保護者ら約50人が参加し、実験を通じて天気への理解を深めた。
気象予報士の田中健太郎さんが講師を務めた。雲の発生の仕組みを「湿った空気が冷えるとできる」と説明。水が入ったペットボトルと炭酸キーパーを使った実験で、ボトル内に雲が発生すると、児童から歓声が上がった。
田中さんは水を一瞬で凍らせる実験を行ったり、事前に寄せられた質問にも答えたりして、児童の関心を引いた。SBSアナウンサーの影島亜美さんとSBSラジオ「サタデービューン」のパーソナリティーの洋輔さんが進行役を務め、イベントを盛り上げた。母親と参加した永井京汰君(11)は「(田中さんの)説明が分かりやすかった。なぜ風が吹くのか、なぜ上空は寒いのかも知りたい」と話した。