かつお節削ってみよう 焼津の加工業組合 大井川東小で授業
11月24日の「いいふし(1124)の日」に合わせて、焼津鰹節水産加工業協同組合は24日、かつお節の出前授業を大井川東小(焼津市宗高)で行った。小3の児童はかつお節の削りを体験したほか、同組合員によるカツオの解体実演を見学した。
大石智之組合長がカツオを三枚におろしながら、かつお節の製造工程を説明した。児童たちは、かんなにかつお節を当てて、前後に動かして削った。削り立てのかつお節を口に運ぶと、「よい香り」「おいしい」と感想を述べた。「かつお節のおいしさを保つためには」「骨を抜く作業は誰がするの」などと質問し、組合員が丁寧に答えた。
同組合は削り節パックと特製の学習教材を市内全小学校に配布し、1年生にはクリアファイルを渡した。かつお節の地元普及と消費拡大を図るため企画された。