多様性に配慮、トイレマークお披露目 焼津中生が考案
焼津中(焼津市)の生徒がジェンダーレスやLGBTQ、色覚障害などに配慮したトイレマークを考案した。12日に関係者を集めたお披露目会が同校で開かれた。
新しいマークのデザインは、男子は人の形を茶色、その周りを黒色にした。女子の色は男子のマークを反転させた。同校のトイレの洋式化に合わせて、同校保健専門委員会の2年生が中心となり、色による差別やジェンダーレスといった多様性の視点に基づき検討を重ねてきた。
同委員会委員長で2年の甲賀優芽さんは「トイレマークを全員で決められたことを誇りに思う。トイレを大切に使いたい」と語った。