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テーマ : 焼津市

ペットボトル100%再生 分別意識向上へ協定 焼津市、藤枝市、志太広域事務組合×サントリーグループ

 焼津市、藤枝市、志太広域事務組合とサントリーグループは15日、使用済みのペットボトルを100%新たなペットボトルに再生させる水平リサイクルについての協定を結んだ。「ボトルからボトルへ」とリサイクルを見える化することで、市民の分別意識の向上につながると期待する。

ペットボトルの水平リサイクルについて協定を結んだ三者=藤枝市岡部支所
ペットボトルの水平リサイクルについて協定を結んだ三者=藤枝市岡部支所


 両市でつくる同組合が回収しているペットボトルのうち、ペットボトルに再生しているのは29%。残りはペット樹脂として洋服や食品パックに再利用され、その多くは最終的に焼却処分となる。協定締結で、ペットボトルの回収後の作業をサントリーグループが担い、独自の技術を施すことで100%の再生を目指す。
 15日に藤枝市岡部支所で協定締結式が行われた。同組合管理者の北村正平藤枝市長は志太地域のリサイクル意識の高さを指摘し、「このような取り組みを率先してやることに意義がある」と語った。焼津市の中野弘道市長は水平リサイクルの分かりやすさを踏まえ「分別意識がより向上してくれれば」と期待した。
 (焼津支局・福田雄一)

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