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テーマ : 焼津市

利用者情報漏えいか 焼津市の深層水脱塩施設

 焼津市は18日、市駿河湾深層水脱塩施設(同市鰯ケ島)の利用登録の個人情報約1万5千件が漏えいした恐れがあると発表した。内容は登録番号と登録日、氏名、住所、電話番号。クレジットカードや金融機関口座番号などの情報は含まれていない。
 市漁港振興課によると、市が同施設の日常管理運営業務を委託している静岡県水産加工業協同組合連合会で、利用者情報が入ったパソコンから漏えいした可能性があるという。14日午後4時、同連合会の従業員が事務所で脱塩水の給水者約1万5千人の個人情報を管理するパソコンを操作中、ウイルス感染したという表示が出た。表示された電話番号に連絡し、「マイクロソフトカスタマーセンター」を名乗った人物の指示通りに対応したが、翌15日午前8時半ごろ、別の従業員がパソコンに見慣れない画面が表示されたことから異変を確認。同10時、報告を受けた市は漏えいの恐れがあると把握した。
 市は回収したパソコンを調査し、専門的なログの解析が必要と判断。今後、業者に漏えいログの解析を依頼し、対象者に通知して適切に対応するとしている。

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