焼津市、リユース促進 事業者と協定 サイトリンクを市HPに掲載
焼津市はこのほど、市のホームページに都内の民間事業者が運営するリユースサイト「おいくら」のリンクを掲載している。サイトを通じて不要品のリユース促進を図ることで、市内の家庭ごみ削減を目指す。
市とサイトを運営する「マーケットエンタープライズ」(東京都)が結んだ連携協定に基づいた措置。市ではホームページに掲載するほか、イベントのチラシ、広報などでサイトの情報を発信する。
市民は売りたい不要品を写真撮影するなどしてサイト経由で査定依頼すると、複数のリユース事業者が買い取り価格を提示する。表示された価格やサービス内容を比較して事業者を選ぶことができる。冷蔵庫や洗濯機といった大型品も買い取り対象で、自宅出張も可能だという。
市の担当者は「これまでごみとして排出していた不要品がリユースに回る可能性が広がる」と期待を寄せる。