床のカーリングで国際交流 焼津 多国籍の市民 競技初挑戦
焼津市国際友好協会は21日、陸上版のカーリング「カローリング」を通して交流を深める講座を和田公民館(同市田尻)で開いた。フィリピンやベトナム、ブラジル国籍などの市民と日本人市民計約50人がニュースポーツを楽しんだ。
参加者は日本人と外国にルーツを持つ市民を入り混ぜたチームを編成。底面にローラーがついたジェットローラーを、中心の的に目がけて滑らせて、得点を競った。
ほとんどが競技初挑戦。チームごとに焼津カローリングクラブのメンバーが付いて、ルールや投げ方を指導。最初はなかなか的に入らなかったが、互いに教え合いながらこつを覚えていき、ローラーが最も得点の高い赤色の的に近づくと歓声が上がった。
(焼津支局・福田雄一)