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テーマ : 焼津市

プラネタリウム刷新 星の明るさや色リアルに 焼津・ディスカバリーパーク

 ディスカバリーパーク焼津天文科学館(焼津市田尻)のプラネタリウムが14年ぶりに全面リニューアルし、20日から投影を始める。1997年に導入した光学式とデジタル式の機器を制御できる統合型に改良を施し、星の明るさや色の再現度、映像データの精度を高めることで、臨場感のある映像を通じた宇宙空間を堪能できる。
機器を操作する職員=焼津市田尻のディスカバリーパーク焼津天文科学館
 新プラネタリウムの名称は「ジェミニスター4ヤイヅ」。光源をハロゲンからLEDに切り替え、スクリーンに星を映すレンズを7から30に増やすことで、従来機よりも星の明るさや色を本物に近づけることができたという。さらに、最新システムを取り入れることで、惑星の動きや背景の地形といった細かい部分が表現できるようになった。
リニューアルに伴い臨場感が増した映像
 13日には報道機関向けの内覧会が同館で開かれた。投影されたリニューアル記念番組では、最新機器に搭載された機能を駆使した土星の輪を形成する無数の小さな粒子や地球を周回する国際宇宙ステーションなどの映像が紹介された。
 同館の担当者は「子どもから大人まで3次元データを使った映像で宇宙空間を体験してほしい」とアピールした。
 プラネタリウムのリニューアル工事は2回目。昨年秋から投影を休止していた。20日は市内小中学生とその家族を対象にした観覧会が企画されている。
 (焼津支局・福田雄一)

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