家庭でできる治水対策に補助 焼津市予算案
焼津市は2024年度、各家庭で雨水をためたり、地下に浸透させたりする設備の設置費用を補助する。個人レベルでの雨水流出抑制に向けた取り組みを後押しすることで、地域全体の浸水リスクの軽減化を図っていく狙い。
市によると、助成対象となる設備は「雨水浸透施設」と「雨水貯留施設」。貯留施設は家屋の軒先に設け、屋根から流れてくる雨水をためて、花の水やりなどで活用する。1棟につき最大3万円を補助する。
浸透施設は屋根から流れてくる雨水を地下に埋設したますに流し込んで土壌に浸透させる。1基につき5万~10万円補助する。24年度当初予算案に関連事業費480万円を計上する。