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25年春開校の伊豆中 「職員室改革」 先生自ら議論 配置、作業スペース、ペーパーレス 課題の解決策探る 

 伊豆市はこのほど、修善寺、中伊豆、天城の市内3中学を統合し2025年4月に開校する伊豆中学校の職員室について、執務環境をいかに整え、働き方改革につなげるかを検討する初のワークショップを市役所中伊豆支所で開いた。

ワークショップに取り組む参加者=伊豆市役所中伊豆支所
ワークショップに取り組む参加者=伊豆市役所中伊豆支所


 参加したのは市教育委員会職員や小中学校教員ら有志約20人。グループに分かれ、職員室の外に教員用のロッカーを設置することにより室内の整理をした中学校の事例を分析し、現状の課題を抽出した。「どこに何があるか共有されていない」「作業できる場所がない」といった問題点を挙げたグループでは、物の位置を決め、異動後も引き継ぎをしやすいようにペーパーレス化を進めるなどの解決策を提示した。
 自分たちが大切にすべき考え方も共有し「子供も職員も居心地の良い場所であること」「これからの教育の先駆けに」などと発表し合った。18日の2回目の会合では、職員室内の設備、備品購入などの検討に入る。
 (大仁支局・小西龍也)

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