テーマ : 牧之原市

牧之原IC北側開発事業 市と組合、企業が協定

 牧之原市の東名高速道相良牧之原インターチェンジ(IC)北側の開発事業で、地権者でつくる市IC北側土地区画整理組合と大和ハウス工業、市の3者は3月31日、土地区画整理事業推進を目的にした業務協定を締結した。

業務協定を締結した更科東京本店長(左)、鈴木理事長(中央)、杉本市長=市役所榛原庁舎
業務協定を締結した更科東京本店長(左)、鈴木理事長(中央)、杉本市長=市役所榛原庁舎

 3者は同ICの北東に位置する22・6ヘクタール(同市東萩間)に大型商業施設や物流を中心とした産業施設、住宅地を整備する構想を掲げる。市では高台開発事業として2023年度から始まる第3次市総合計画の重点戦略に位置づける。協定では事業計画に基づき、保留地や仮換地の円滑な引き渡し体制の構築や企業誘致に向けた取り組みを連携して実施することなどを定めた。市役所榛原庁舎で締結式を開き、協定書に調印した。組合の鈴木芳明理事長は「魅力あるまちづくりへの大きな一歩」と期待感をにじませ、同社の更科雅俊東京本店長は「自社の総合力を生かして、にぎわいや雇用の創出に寄与したい」と述べた。杉本基久雄市長は「牧之原の未来を担う事業。市としても全力で取り組む」と話した。
 施工期間は27年3月31日までの予定。事業費は29億7600万円を見込む。

いい茶0

牧之原市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞