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富士の海産物堪能 田子の浦漁協でマルシェ

 「田子の浦みなとマルシェ&朝市」(同実行委主催)が23日、富士市の田子の浦漁業協同組合で3年ぶりに開かれた。目玉だった生シラスの特別価格での販売は雨で出漁できず中止になったものの、釜揚げシラスや市内の飲食店のグルメを堪能する多くの来場者でにぎわった。

マグロの解体ショーなどでにぎわうマルシェ=富士市の田子の浦港
マグロの解体ショーなどでにぎわうマルシェ=富士市の田子の浦港

 会場には飲食や雑貨の約10店のブースが並んだ。地元のロックバンドや吹奏楽団による演奏が繰り広げられる中、来場者は漁協食堂で定番の釜揚げしらす丼など地元の味に舌鼓を打った。
 マグロの解体ショーでは、職人が威勢良くマグロを切り分ける様子をカメラに収めた。切り身はその場で競りにかけられ、場内は活気にあふれた。漁協によると、今季もシラス漁は不漁が続いている。外山広文実行委員長は「漁獲量が戻ったら食べに来てもらえるように、田子の浦港がにぎわう環境を築いていきたい」と話した。

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