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牧之原自慢の茶理解 八十八夜に茶摘み、食育 市内の小中学校

 立春から数えて88日目に当たる「八十八夜」を迎えた2日、牧之原市の小中学校では茶摘みや食育活動など、新茶期にちなんだ取り組みが展開された。児童生徒らは多様な活動を通じて地元の基幹産業であるお茶について理解を深めた。

茶娘に扮して茶摘みを楽しむ生徒=牧之原市の牧之原中
茶娘に扮して茶摘みを楽しむ生徒=牧之原市の牧之原中
茶飯に舌鼓を打つ児童=牧之原市の相良小
茶飯に舌鼓を打つ児童=牧之原市の相良小
茶娘に扮して茶摘みを楽しむ生徒=牧之原市の牧之原中
茶飯に舌鼓を打つ児童=牧之原市の相良小

 牧之原中では校内の茶園で茶摘み体験が行われた。同校が開校以来続けている恒例行事で、同校生徒をはじめ、隣接する牧之原小、保育園が参加した。
 子どもたちは625平方メートルの茶園に広がって茶摘みに挑戦。中学3年生は赤い前掛けにかすりの着物を着た茶娘、茶息子に扮(ふん)し、もえぎ色に輝く茶園で一芯二葉で生葉を丁寧に摘み取った。摘採した生葉は製茶後、5月29日に東名高速道牧之原サービスエリア下りで販売するという。
 旧相良町内の小中学校では地元の特産品を学ぶ特別給食として新茶で炊いた茶飯が振る舞われた。
 茶葉は地元生産者の長谷川製茶(蛭ケ谷)が生産したやぶきたを使用した。風味豊かな茶飯を味わった子どもたちは「お茶の香りがしておいしかった」と舌鼓を打った。

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